東京大学運動会ヨット部

東大ヨット部の現役部員によるブログです。練習の様子、レース結果、部員の主張から日記まで。

心に余裕を

2020年07月22日 09時45分00秒 | 2020リレーブログ

こんにちは。

4年マネージャーの丹羽美森です。


同期のあおやぎちゃんから、「自粛期間中に幸せを感じたこと」というテーマをもらいました。ありがとう‼︎


4月に前期期間のオンライン授業が決まり、また6月にある予定だった教育実習も延期となり、私は卒業への不安を感じ始めました。それに加え、7月中旬に控えていた教員採用試験の勉強に追い込まれ、56月は完全にメンタルブレイクしていました。


学校が9月始まりになることを期待していましたが、それも叶わず、私たちの大学最後の一年どうなっちゃうんだろうと不安に駆られ、ベッドに入っても眠れないこともありました。


そんな時に、トマトとマンゴーと干し芋が寮に届きました。母がふるさと納税で私の好物を選んで送ってくれたのです。大好きなものと、母からの励ましの思いを受け取り、一気に気分が明るくなり、前向きな気持ちになれました。マンゴーは同じ寮に住んでいる松島さんと一緒に食べて幸せを共有しました。笑


自分の気持ちを自分でコントロールするのは難しいですが、誰かに何かしてもらうことで瞬間的に気持ちが変化するのは、不思議だなと思いました。自分の問題は自分だけで解決しようとしがちですが、苦しい時こそ誰かに甘えてみるのも良いかもしれません。


有名人の自殺事件が続き、色々なことを考えさせられます。どのような理由であれ、残された人を永遠に悲しませることには変わりありません。自尊感情や自己肯定感が高い人は、自分のやりたいことに集中できて自分のために生きることができると思いますが、そうでない人は自分以外の人のために生きていると思うことで、生きる意味を見出せるのではないかと思います。私はどちらかというと後者の方なので、耐えきれない苦しみがあったとき、私を支えてくれる人と、私を支えとしてくれている人のことを思い、生きることへの意味を確認しています。


卒論では、「インクルーシブ教育」をテーマにし、包括的な教育について調べ、自分の理想とする教育について考えています。違いや弱さを認め合い、苦しみを共有し、支え合う人間関係形成のためには、どんな教育が必要か?また、自分の弱点や苦手を認知し、他者に支援を求めるセルフアドボカシーの力についても、重要だと考えています。


集団の中にいると、自分の存在、立ち位置について無意識のうちに考えます。自分のレベル、信頼されているか、役に立っているかなど居心地が良いと思えれば、それらが満たされているということです。


社会という集団の一員である以上、様々なものと共生しているということを意識する必要があります。満たされない時や生きづらさを感じた時は、誰かに助けを求め、環境を変えるために、協働する。自分を追い込みすぎず、周りと支え合い、思い合う気持ちを心に留めておきたいです。


テーマから大分逸れてしまったような気もしますが、日常にある身近な幸せに気付けるくらいの心の余裕を持っていたいということです。社会が変化しても、生きる希望を見失わないよう自分を大切にしていきたいです。


いつも明るい笑顔で元気をくれる2年マネの斎藤ななちゃんに、「影響を受けたもの」のテーマを託します。皆さんもお楽しみに‼︎


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