東京大学運動会ヨット部

東大ヨット部の現役部員によるブログです。練習の様子、レース結果、部員の主張から日記まで。

天国と地獄

2022年12月15日 15時24分38秒 | 通常練習
日頃からお世話になっております、新2年スナイプスキッパーの天野です。今クール(12/10.11)の振り返りです。

まずは、12/10(土)におこなわれた八景レースについてです。新入生のデビューレースとしては非常にいい「走れる微風」でした。僕は、新3年クルーの神田さんと一緒にでました。いままではパラダイス行きだったり、桟橋衝突だったりした出艇がはじめてうまくいきました。成長をかんじました。
迎えた1R目、下優らしくアウターにみんな集まっていました。そんな他の艇を尻目に、新入生スキッパーの僕は本船付近からのスタートでした。もちろんガラガラ。その後は、神田さんの手足となって言われるがままにタッキング、ジャイビング。気がつくとフィニッシュで1R目は10位でした。神田さん、さすがっす。フィニッシュを勘違いして目の前でランチャーをおろして下っていった横国には感謝です。これからもしっかりはんしじ読みます。
2R目、上優らしく今度はみんなが上にいました。調子にのってみんなにまじってならんでいると下に西尾さんが突っ込んできそう!?→「かそく、かそく、」とか思ってバンバンメインを引き込んでいったら、気づいた頃には自分だけ一艇身前にいました。ということで、バックしてあきらめることに。すると、まさかのゼネリコ。「やべぇ、ついてる!ビギナーズラック再来!」とか思ってました。そして、次のスタート。さっきの反省をいかして比較的空いてる下からのはずが。神様はそんなに優しくなかったです。今度は一艇だけバウがめっちゃ凹んで大失敗。結果は25位。「レースはスタートが7割」を体感しました。あまりレースだということを意識していたわけではないですが、練習とはまた違った面白さがありました。
そして翌日12/11(日)。午後に20ノットくらいの風が入る予報でした。乗せ換えで午後からのった僕ですが、タックはとまるし、ジャイブはメインかえらないし、ランニングはめっちゃローリングするし、で沈祭り。そして途中で赤旗でハーバーバック。地獄のランニング(リーチング)がはじまりました。波は高いし、風強くてスピードでるし、、、。結構まじで怖かったです。結果として自力では帰ることができず先輩の力をかりることとなりました。ミーティングでいわれたとおり、セーラーとしては論外でした。自然、ヨットの厳しさ、難しさを体感しました。ちなみに、結果は沈9回。全部半沈。新しい黒球の威力を思い知りました。そして神田さん、ごめんなさい。

今クールは特に思い出に残るような体験をたくさんできました。これからもヨットの面白さ、辛さをもっと知っていければいいなぁと思います。

さて、来週からはオランダからの留学生マラウイくんがやってくるそうです。ヨット経験者でイケメン、高身長。必ずや来週の紅白戦を荒らしてくれることでしょう。

これからも応援よろしくお願いします

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