お世話になっております。
クルーザー班4年の杉山です。
先週末は、度重なる荒天により4月以来となった、J24フリートレースが行われました。
結果としては、5-5-5(5艇)
と、良くなさ過ぎる結果になってしまいました。
軽風の中、ボートスピードが悪く、風の変化は小さくありつつも潮の入り乱れた海面で、コース選択も大いに引けをとってしまいました。
個人的には、不必要にジャイブを繰り返した場面など最下位を回避できる戦いをできた部分があったのに、選択ミスをして順位を落としてしまいました。
チームとしては、色々とうまくまわっていませんでした。皆が向上心を持てるように、頭が冴えるように、セールトリムに集中できるように、広い視野をもてるように、タクティシャンである自分には大きな役割があると思っています。
ですが、今回、その役割を果たすことは全然できませんでした。
最近、マッチレースをやる中で、自分が声だけ出して周りの皆を焦らせてるだけなのではないか、もう少し冷静に艇内の雰囲気を作るべきなのではないか。二宮杯で大事な場面で焦り散らかし、マッチレーストレーニングでも他艇の動きやクルーワークの遅れに声だけで急かすような場面があり、そう感じていました。
しかし、今回のフリートレースを振り返ると、チームはまとまっていませんでした。
良い雰囲気を作ることは技術よりも優先されるものなのか、という議論があります。が、それは比べるべきものではないと思っています。レース中に限らず、普段の練習の中でも、ひいては陸にいても、チームが良い雰囲気で回ると好循環が発生するように感じます。レースにおいては、ある程度ポジティブな雰囲気は、緊張しいの自分たちが揺さぶられず船を走らせることにも繋がるし、小さなミスもすぐに取り返そうという気持ちに変わると思います。
4月のフリートレース、ニッポンカップ、二宮杯と、それなりに、自分たちの目指していた結果に近づくことはできていました。ですが、それらのレースも含め、レース内容としてはまだまだの部分が多く、チームづくりも万全とは言えない状況になっていました。(これに関しては自分自身が少し目を逸らしてしまっていた部分でもあります。)加えてここ最近色々とうまくいかず、その中で落ち込み、改善できない状況がズルズルと続いてしまっていました。
チームの雰囲気を良くするには、チームメンバーを技術面で、そして人間面で信頼し合う必要があると感じています。それができていないからうまくいかない?
解決策としては、海の上はもちろん、陸でもチームメイトとしっかりコミュニケーションをとり、気軽に腹を割って、意見を言い合える関係を構築することだと思います。
目前の目標であるポーランドでのユースマッチワールドが一週間ほどに迫る中ですが、その問題に向き合う必要を認識できたことは、大きな意味のあることだと考えています。
残り期間はすごく短く、できることは限られていますが、事前に考え、共有できることをしっかりとみんなで確認して、意味のある遠征にしていきます。
杉山太智
クルーザー班4年の杉山です。
先週末は、度重なる荒天により4月以来となった、J24フリートレースが行われました。
結果としては、5-5-5(5艇)
と、良くなさ過ぎる結果になってしまいました。
軽風の中、ボートスピードが悪く、風の変化は小さくありつつも潮の入り乱れた海面で、コース選択も大いに引けをとってしまいました。
個人的には、不必要にジャイブを繰り返した場面など最下位を回避できる戦いをできた部分があったのに、選択ミスをして順位を落としてしまいました。
チームとしては、色々とうまくまわっていませんでした。皆が向上心を持てるように、頭が冴えるように、セールトリムに集中できるように、広い視野をもてるように、タクティシャンである自分には大きな役割があると思っています。
ですが、今回、その役割を果たすことは全然できませんでした。
最近、マッチレースをやる中で、自分が声だけ出して周りの皆を焦らせてるだけなのではないか、もう少し冷静に艇内の雰囲気を作るべきなのではないか。二宮杯で大事な場面で焦り散らかし、マッチレーストレーニングでも他艇の動きやクルーワークの遅れに声だけで急かすような場面があり、そう感じていました。
しかし、今回のフリートレースを振り返ると、チームはまとまっていませんでした。
良い雰囲気を作ることは技術よりも優先されるものなのか、という議論があります。が、それは比べるべきものではないと思っています。レース中に限らず、普段の練習の中でも、ひいては陸にいても、チームが良い雰囲気で回ると好循環が発生するように感じます。レースにおいては、ある程度ポジティブな雰囲気は、緊張しいの自分たちが揺さぶられず船を走らせることにも繋がるし、小さなミスもすぐに取り返そうという気持ちに変わると思います。
4月のフリートレース、ニッポンカップ、二宮杯と、それなりに、自分たちの目指していた結果に近づくことはできていました。ですが、それらのレースも含め、レース内容としてはまだまだの部分が多く、チームづくりも万全とは言えない状況になっていました。(これに関しては自分自身が少し目を逸らしてしまっていた部分でもあります。)加えてここ最近色々とうまくいかず、その中で落ち込み、改善できない状況がズルズルと続いてしまっていました。
チームの雰囲気を良くするには、チームメンバーを技術面で、そして人間面で信頼し合う必要があると感じています。それができていないからうまくいかない?
解決策としては、海の上はもちろん、陸でもチームメイトとしっかりコミュニケーションをとり、気軽に腹を割って、意見を言い合える関係を構築することだと思います。
目前の目標であるポーランドでのユースマッチワールドが一週間ほどに迫る中ですが、その問題に向き合う必要を認識できたことは、大きな意味のあることだと考えています。
残り期間はすごく短く、できることは限られていますが、事前に考え、共有できることをしっかりとみんなで確認して、意味のある遠征にしていきます。
杉山太智