東京大学運動会ヨット部

東大ヨット部の現役部員によるブログです。練習の様子、レース結果、部員の主張から日記まで。

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2021年03月05日 07時19分41秒 | 通常練習

いつもお世話になっております。クルーザー班新二年の伊東です。

我々クルーザー班では3月13日、14日に開催される予定のANIORU's CUPに向けた練習の為一足先に合宿を伴う練習を開始しました。合宿での練習は部としてちょうど1年ぶりであり、昨夏入部した私にとっては初めての合宿ということになります。3月2日から3月4日にかけての2泊3日の練習について報告申し上げます。

まず、活動の概要は次の通りです。3月2日は強風だったため、艇の整備と合宿所の環境整理を行いました。また、この日のミーティングでは班としての今年の目標の共有が行われました。3月3日は前日から続く前線通過に伴う強風の影響を受け、午前中は出艇できませんでしたが、午後には海に出ることができ1時間ほど強風コンディションでの練習を行いました。また、この日は着艇後卒部される先輩がたに対する追いコンが開催され、合宿所から参加いたしました。3月4日は、無事に出艇することができ軽風から微風の風域で1日丸ごと練習することができました。

次に、合宿を終えての個人としての所感を述べて参ります。3月中の練習の課題として、クルーザーでの動作・技術を体感をもって吸収すること、基礎の定着が求められるだろうと考えており、それを念頭に置き練習をすることといたしました。ディンギーに乗る機会が多かったため、艤装から何まで全く理解していないことが多かったからです。結果としては、設定した課題をある程度達成できた、充実した練習だったと感じています。実質1日あまりの練習時間でしたが、時間相当以上の学習があったと思います。実際、各種動作を澱みなく行えるようになっただけでなく、ブローやラルの判定、バウマン動作、ヒールトリムなど発展への足掛かりをつかむことができました。一方で、可能なことが増えたぶんだけ次なる課題が見えてきました。次の練習では能動的に動けることを目指してやっていこうと考えています。

また、合宿生活は、7人で共同生活するという大学生らしいもので、非常に楽しかったというのが率直な感想です。また、班員の総体重が軽すぎることを危惧し、1日に二度の軽食を作っていただくなど強力な増量計画のもと最終的に10kg程度の増量という成果をあげられたマネージャーさん方には深く感謝申し上げます。ご馳走様でした。追いコンでは、クルーザー班LBの先輩方から楽しい思い出話を聞かせて頂き、楽しいひと時でした。

以上で活動報告と致します。緊急事態宣言の延長が行われ、先行き不透明な中ですがその時点でできることを行っていこうと思います。今後ともよろしくお願いいたします。

伊東秀晃