お久しぶりです。4年の間邪です。
7月31、30日の練習報告です。
七大戦以降、テストオフ明け初めての練習でした。
配艇
7月30日(土)
470級
4579 間邪・中田→間邪・戸倉
4301 中尾・柏木→同ペア
4175 西坂・青木→同ペア
スナイプ級
31308 海野・浅川→師田・浅川
30563 師田・千葉→菅原・千葉
淡青 小松コーチ・菅原・戸倉→小松コーチ、海野、中田
7月31日(日)
470級
4579 間邪・千葉→間邪・中田
4301 谷・柏木→中尾・柏木
4175 西坂・中田
スナイプ級
31308 海野・浅川→海野・千葉
30563 山本・戸倉→菅原・浅川
淡青 小松コーチ・菅原・中尾→小松コーチ・山本・西坂・戸倉
1年生はテストがまだあり、また山中に派遣されている人もいるので、人数が少なかったです。そんな中でも、練習も食当もしっかりこなしていた1年生の2人、千葉と戸倉は本当にお疲れ様でした。
土曜日は微風~順風、日曜日は順風~強風と様々なコンディションの中で、基本的には、走り合わせとゲートスタートからのコース練を行いました。小松コーチに2日間みっちり指導していただき、充実した練習となりました。
私自身は470に乗っているので、470チームの話をさせていただくと、今合宿の470チームの一番の目的は、今秋使用するニューセールのタイプを決定することでした。
というのも、東大ヨット部は今までN13というタイプのメインセールを使ってきたのですが、最近ではこのタイプのセールを使っているの大学はほぼいないらしいのです。
いつも一緒に練習している早稲田大学はN9、同志社大学などの多くの大学や社会人チームがN12というタイプを使っているそうです。
誠に有難いことに、私達は小松コーチのもと、早稲田大学と一緒に走り合わせすることが多いので、同じN9のセールを使った方が比較もしやすく、練習効率も上がるのではないか、主流ではないN13を使い続ける意味はあるのか、ということで、今回の議題が浮上しました。
今合宿では、ちょうど霜山監督の代に購入した2008年のN9のセールが2本、非常に良い状態で合宿所に眠っていたので、それを用いてペアや艇を乗せ換え、入れ替えをして、N13と比較しました。
実際に私もN9で乗ってみたのですが、チューニングはノースセールが公表しているチューニングテーブルに合わせて出艇し、海上で小松コーチの指示に従ってセールシェイプを作り出していったのですが、やはり、メインシート、トラベラー、ブライダルの長さなどのマーキングに合わせる位置が普段と異なり、慣れるまでにある程度時間がかかるだろうなというのが個人の感想です。まあ4年間もずっとN13を使い続けてきたので、そりゃそうですよね。なので、あと2カ月間もない秋インで使うセールとしてはN13の方が良いと考え、話し合った結果、チームとしても今年の秋イン用のニューセールはN13で臨むことにしました。
しかしながら、早稲田大学はN9で結果を出しているわけですし、新しいセールでの十分な練習期間があるという前提で判断することができなかったのは、大変悔やまれます。後輩たちには、しっかりと早め早めの段階から予定を立てて、今後のセールをどうするかを決めてほしいと思います。
とは言っても、私達の目標は、オリンピックで金メダルを取りに行くわけではなく、学連のレースで勝つことです、全日本インカレに出場することです。セールのタイプよりも、きちんとフネを走らせるなど、大切なことが他にもたくさんあるわけで、神経質になり過ぎなくても良いと思います。むしろ、これから始まる夏合宿では、その他の部分を全力向上させなければなりません。
ただ、小松さんもおっしゃっていましたが、ヨットは道具のせいにしやすいスポーツでもあります。チーム全体で秋インにはN13で臨むと決めたからには、このセールで絶対全日本インカレに行きたいと思います。
最後まで読んでいただき、有難うございます。
応援のほど、宜しくお願い致します。
470リーダー兼副将 間邪浩太