東京大学運動会ヨット部

東大ヨット部の現役部員によるブログです。練習の様子、レース結果、部員の主張から日記まで。

秋イン。

2008年10月17日 01時07分15秒 | Weblog
どうもくるまです。高橋くんに下でプレッシャーかけられてるっぽいのでインカレの考察とか書いてみます。

スタート。
インカレのようなラインが長いスタートは初めのブローがラインの一部にしか入ってこない事が多々あった。それゆえ有利エンド、展開したい方面のエンドにただ寄せるだけじゃなくて、スタート時刻にブローがどこに入ってくるのかと最初のシフトを把握しておかないとスタート~上り前半の展開が苦しくなる。今回はわりと良い感じで、スタート3分前ぐらいまでに海面を十分観察できた時は霜山さんは大方ブローを外すことはなかったと思う。
うちの船には、スタートではエンドを攻めない限りは第一線で並んで走れるための実力が十分あるように感じた。エンドを無理して攻めたり(ゼネリコになった)、5レース目みたいにクルーを信頼せずに加速をひよったりしたときは(反省してます)逆に確実にミスる。

クローズ。
艇速は上位層のなかではとんとんってとこか。
コースは引いてない。

上~サイド。
上マークを回る前に前半の展開について出来るだけのことを考えておくとかなり楽。

サイド~下。
サイドジャイブでミスらなきゃまず大丈夫。
むしろリーチングは展開を気にするあまり、ブローで落とすラルで上すとかブームとリーチのトリムとかが適当になっててスピードが落ちてる。

ランニング。
微風域ではブローのシフトでかなりゲインできるのでよく観察せねば。
あと前もって前もってブローに寄っとかないと、ブローにたどりつくのが遅れて先にブローに入った船にもってかれるので注意せねば。
順風以上の風では、基本ブローの中を走る時間が最大になるようにコースを引いて、最後だけいかに内をとるかを考えてたらわりといい感じだった。
あといずれも上マーク回航直後にブランケに入れられることがあって回航直後の展開をもっと前もって考えておくべきだった。


まとめると

クルーとスキッパーがお互いを信頼する。し合えるよう話し合う。
無理しない。びびらない。へたれない。平常心。
前もって前もって前もーって考えて、いつでも余裕をもつ。


なんかすんごいメンタル的な内容になってしまったな。



あとしばらく強風で乗ってなかったからか、完全に乗れなくなっていた。
ブーム折ったりメイン破いたり大変だった。
まあ西宮はきっと吹かないから大丈夫だろう…。