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東京大学運動会ヨット部

東大ヨット部の現役部員によるブログです。練習の様子、レース結果、部員の主張から日記まで。

冬っぽい@1月リレーブログpart31

2019年02月01日 18時37分07秒 | 2019 リレーブログ
長岡紹介ありがとう!
新3年スナイプスキッパーの永田です。
長岡君がいい感じに紹介してくれましたが、要するに一対一にならないと喋れない、ただの陰キャのコミュ障です…。
今年はヨットを通じてコミュ強になりたいです。

実は今、僕の学科は試験期間中でかなり追い詰められてるので、あまりちゃんとした文章が書けるかわかりませんが、どうかご容赦ください…
今朝も1限から試験があったのですが、いつも1限に遅刻する人間なのでこれはマズいと、「ちゃんとアラームをセットして」(昨日のブログ参照)早寝早起きして何とか間に合いました。彼の二の舞にならずに済んで良かったです。

さて、急な話ですが、僕ってかなりの飽き性なんですよね。昔から長続きしないというか、三日坊主というか、とにかく飽きっぽい性格なんです。Queenか何かに影響されてギターをやってみたくて買ったものの、数回触っただけで放置してたらいつのまにか弦が切れてたり、イタリア語を独学で勉強してみようと思って参考書を買ったのに数日やっただけで放置してたり(イタリアワールド前のブログ参照)と、枚挙に暇がありません。


5年くらい前に買ったギター。
1番細い弦が切れっぱなし…

音楽も、あるアーティストを聴きまくって飽きて、また別のアーティストを聴きまくるというのを無限に繰り返してます。ちなみに今のマイブームはGLAYとGreen Dayです。理由は特にないです。僕を長らく飽きさせないでくれたアーティストは、GARNET CROWとQueenくらいです。

実は、親もまあまあの飽き性なので、遺伝なんじゃないかと思ってます。もはやインテリアと化したコーヒーミルや、買って3日も使ってないブルートゥースイヤホン…
蛙の子は蛙です。

そんな飽きっぽい人間ならヨットもすぐ飽きちゃうんじゃないかと思いきや、ヨットは全然飽きないんです。飽き性の人間を惹きつける理由は何だろうかと考えてみました。
まず、合宿という環境が大きな要因でしょう。毎週土日をヨットのみして過ごすことで、もはやヨットが生活の一部と化しているので、飽きるという感情が発生しないのでしょう。
また、ヨットという競技そのものの魅力も大きいです。常に新しい世界が広がっているというか、常に少しずつ成長を感じていけるスポーツである(抽象的にしか表現できない…)という所が、飽き性には良いポイントです。いつも新鮮な気持ちでヨットを楽しめます。「ヨットが楽しい」という気持ちがある限り飽きはしないでしょう。
さらに、部がぐんぐん成長中であることや、沢山の仲間や、レジェンド小松さんという存在も、大きなポイントです。成長しやすい環境があるし、成長した姿を見せたいという気持ちも強く湧くので、飽きるなんて発想は一切出てきません。

そういうわけで、僕はヨットを飽きることなく続けて来れたのだと思います。これからもヨットを楽しく続けていきたいので、みんな誰も辞めずに最後まで一緒にヨットを続けて欲しいです。

最後の方が雑になってしまいましたが、試験勉強もやらなきゃいけないので、ここで終わりにします。学業の方も飽きずに続けられたらいいなー。

明日は新2年クルーザー班の中野陽です。彼は名前の通りの陽キャなので、明るく楽しいブログを書いてくれるに違いないでしょう。

ここまで読んでくださり、ありがとうございました。

P.S.
実は、去年のリレーブログで「くじ」についての話を夜9時ぴったりに投稿するという、ささやかなシャレをやってみたのですが、当然誰にも指摘されませんでした。残念。

スポットライト @1月リレーブログPart.29

2019年01月30日 16時29分43秒 | 2019 リレーブログ

こんばんは、新2年マネージャーの横川あみです。


今このブログをバイトの休憩中に書いています。というのも、オフ期間はほとんどバイトをしているほど、バイト先が大好きです(笑)
恵比寿ガーデンプレイスの地下にあるお蕎麦屋なので、これを読んでいる方ぜひお越しください!
(一度マネージャーミーティングの際に、マネ全員が来てくださって、美味しいとお墨付きをいただきました!!)


そんな事はさておき、私がつい先日訪れた乃木坂46の展示会の話をさせていただきます。



六本木にある展示会場で、乃木坂46の「だいたいぜんぶ展」が行われているのですが、そこではメンバーに関する展示がされているのかと思いきや。。
メンバーの衣装だったり、MVの細かな設定、CDジャケットのデザインなどなど。乃木坂46を支えるスタッフの展示が多くあったのです。
コアなファンでないと楽しめない内容が多く、私自身はとても楽しめたのですが、いわば「裏方」にスポットライトを当てていることに驚きました。


もちろんメンバーの写真や映像など(とてもとても可愛い)展示もありましたが、彼女たちをどれだけ可愛く見せるのか、どうしたらより良いものに仕上がるのか、というスタッフの努力がとても見えました。


この時私は、マネージャーという立場上、自分と重ねて考えました。プレイヤーのみなさんが練習に専念して、本番で実力を発揮できるようになるには、裏方であるマネージャーとサポートメンバーの支えが大事です。


自分にスポットライトが当たりたいとは思いません。ですがプレイヤーのみなさんが、スポットライトを浴びて、もっとキラキラと輝くところに行けるよう、背中を押していければいいなと思います。


明日は同じスナイプチームの長岡くんです!ご期待ください!

マネージャー力

2019年01月25日 21時15分25秒 | 2019 リレーブログ
こんにちは。新2年マネージャーの菅野涼音です。私は無事に(?)後期試験を終え、本日実家のある鹿児島に帰省しました。
やはり桜島を見上げると心が落ち着きますね。あ、うそです…。久しぶりに桜島を見てテンション上がりました。あたかも篤姫になったかのような気分です。あ、これも少し違いますね…。篤姫は江戸の大奥へお輿入れして以来、薩摩へ里帰りすることなく生涯を終えていますから。

その昔、江戸から薩摩まで移動するには約40日を要したと言われていますが、文明が発達した今、飛行機で羽田から鹿児島までのフライトは約1時間45分。私の自宅の最寄り駅からクルーザー班の合宿所がある小網代(三崎口)への移動時間とほぼ同じです。京急線に揺られる何倍も空の旅は快適です。あっという間に錦江湾が見えてきます。


↑今日の桜島

前置きはこれくらいにして、ここからは私が機内で爆睡する前の話をします。
飛行機に搭乗して窓際の座席に座り、ふと窓越しに外を見ると、滑走路の端の方に整列した5人の整備士さん達が、ゆっくりと走り出す機体に向かって手を振っています。
機内のお客様は必ずしも外を見ているとは限らないのに、安全な運航を願って手を振る整備士さんの姿は逞しく輝いて見えました。
私もそれに応えようと、笑顔で手を振り返したところ、気づいてくれたようで整備士さん達も満面の笑みを浮かべ、深々とお辞儀をして空の旅へと送り出して下さいました。

言葉は交わしていないけれど、心が通い合った瞬間…。「いらっしゃい」の気持ちが全身から伝わってきました。

圧倒的ヨット部脳の私は、なんて気持ちのいいお見送りなんだ…‼︎ 私も“出艇”のときに、自信を持って最高の「いってらっしゃい」が伝えられるようになりたい!! などと思い、このようなエピソードをブログに書いている訳です。

正直、今だに出艇のお手伝いで船台を受け取るとき緊張してます。どんな表情しようかなとかなんて言おうかなとか色々考えてしまいます。レース前の少し緊張している真剣な表情を見ると、「頑張って下さい」とか「いってらっしゃい」とかそんな軽々しい言葉を掛けて良いものかと思ってしまいます。特に「頑張って下さい」という言葉はあまり好きではありません。だって、今まで頑張ってる姿知ってるから…。近くで見てるから…。

マネージャーとはなにか、どうあるべきなのかを部活を始めてからずっと考えてきました。
マネジメントとは物事を管理したり運営したりすることであり、チームの持っている力を最大限活用して目標を達成出来るように務めることだと認識しています。

今の私に出来ることは、常に自分が部に対して出来る最大限のパフォーマンスを発揮できるように向上心を持ち続けること、自分のモチベーションを保つようにすることなのではないかと考えています。

5月からは後輩も出来ます。憧れの先輩とまではいきませんが、この人には相談しやすいなとか本音で話せるなと思われるような存在でありたいと思います。今の私が部活を続けることが出来ているのは、心の底から尊敬し信頼している先輩がいるからです。

長くなりましたが、寒さやインフルエンザに負けず、2.3月を乗り越えて行きたいと思います。
厳しい冬を乗り越えたその先にはきっときれいな花が咲くと信じて…。


新2年マネージャー 菅野涼音






↑昨日行った水曜日のアリスにて
Photo by Saki Tagaya

ヨーロッパ行ってきました@1月リレーブログpart24

2019年01月25日 00時29分47秒 | 2019 リレーブログ

こんにちは、2年の野村です。

年末年始、中高の寮で同じ部屋だった友人とヨーロッパ行ってきました。
ミュンヘン→アムステルダム→ブリュッセル→ケルン→ウィーンというめちゃめちゃ充実した日程でした。ドイツで酔って記憶なくなったりベルギーで怪しい4人組に絡まれたり友達が変圧器盗まれたりしましたがまあ楽しい旅でした。

各都市で印象に残ったことを書いていきます。

ミュンヘン


ミュンヘンはとにかくビールとソーセージ


駅の立ち食いスタンドのパンが美味かった


アムステルダム



人生初の実家以外での年越し

アムステルダムは街中で爆竹と花火が鳴り響いてました。身の危険を感じたけど途中からめちゃめちゃ楽しかった〜



ブリュッセル


ムール貝の白ワイン蒸し

ウサギのビール煮

sushi

ベルギーはとにかくごはんが美味しかったです。
あと意外や意外にすしが美味かった、、たぶんサーモンが美味しいからだけど、、、


ケルン



ライン川と大聖堂


ウィーン



世界最古の図書館
実際に本が棚に入ってます。なんか神聖な空間でした。


まあこんな感じでした。なんか色々みたはずなのに食べ物ばっかりですね。
書いていきますとか言っといて写真で終わらせてしまいました。すみません。以上です。


部員のみんなへ
全体ミーティングではささやかながらお土産あるので少しだけ期待しといて下さい。



自分の担当の日間違えてて更新遅くなりました。ごめんなさい。

下見旅行@1月リレーブログpart22

2019年01月22日 15時07分00秒 | 2019 リレーブログ

こんにちは!スナイプ新2年の上野です。

 

旅行とか成人式とか、華やかな日々を送っている人が多くて羨ましいです。

ここ最近の僕の生活といえば、バイトをするか、テスト勉強をするか、同クラと駄弁るか、家で寝てるか、そんな単調な毎日です。。。

 

最近の単調な日々の中で唯一の華といえば、少し前になりますが年明けすぐに行ったオリ合宿の下見くらいなので、今回はそれについて書こうと思います。というかそのくらいしか書ける話題がないんですよね。

しばしお付き合いください。

 

 

オリ合宿は東大入学者が上クラに連れられて4月の頭頃に旅行に行き交流を深めるという行事で、来年は2年になるということで下クラを迎えるため、下見に行ったのでした。

 

場所は宇都宮とその少し先の矢板という所です。

北関東に行くのは高1の時に日光にひとり旅に行って以来。

牛久や高崎にも行ったことがあり、東京から近く自然も文化も豊富な北関東は個人的にはいいところだと思うんですが、魅力度ランキングでは群馬42位、栃木44位、茨城47位らしいんですよね。なぜでしょう?

(出典:https://diamond.jp/articles/-/182136?page=2)

 

まず青春18切符という神切符を使って宇都宮まで行き、餃子を食べたのですが、しそ餃子ってこんなに美味しかったんだと感動しました。

 

その後、下見のためにイチゴ狩りに行ってイチゴ狩りをしたり、ホテルに着いてからは温泉に入ったり、クラスの人と夜通し遊んだりと、とても充実した2日間を過ごせました。

 

そういえば以前有馬に行った時に温泉巡りをしてとても楽しかった&気持ちよかった思い出があったので、この時も3回ホテルの温泉に入ったのですが、やはり温泉はいいですね。

また温泉巡りしたいなと思う今日この頃です。草津とか行ってみたいなとずっと思ってます。特に冬は外が寒いので温泉がなおさら気持ちいいんですよね。まあ金があればですが。

 

 

年末はバイトしかしておらず、単調で先の見えない毎日が正直言って辛かったのですが、この下見旅行で心をだいぶリフレッシュすることができたのでした。

やっぱり気分転換に遊ぶのは結構大事ですね。ずっと辛いなーと思って生活しているのは精神衛生上、ひいては体にも良くない。

それと金は人の心にすごく大きく作用することを感じました。金がないと時間も、心の余裕もなくなってしまいます。そういう時こそ気晴らしが必要だと思うのですが、気晴らしに金を使うとまた...というジレンマもあります。

 

楽なことだけに流れるのは確かに良くないとは思いますが、せっかくなら楽しく生きていきたいです。

「辛い」と思っていることの中にも「楽しみ」を見出せれば幸せなんだろうなと思います。

最後のはちょっといいこと言ってみたかっただけです笑

ヨットも部活も関係ないですが、そんなことを思ったのでした。

 

 

ということで、テストやバイトに追われる日々ですが、休むことも必要だと自分で合理化して、遊びとのバランスもとりながら乗り切っていきたいです。

 

上野


「すごいね」@1月リレーブログ Part 21

2019年01月21日 23時15分06秒 | 2019 リレーブログ

こんにちは、新2年470スキッパーの古橋です。皆さんは平成最後の年、いかがお過ごしでしょうか。

僕はというとこの1ヶ月、家に引きこもり、全てのやる気を削がれてしまった人間のような生活をしていました。

何したっけな?納会後オフが始まってウキウキしだして、とりあえず家でゴロゴロして、家マジ最高ってなって、えまさか土日休みじゃん?!ってなって、でまたゴロゴロして、、、あれ何もしてない笑。本当に自分はこんなつまらん人間だったのか、と思いたくなるほど大したことはしていません。とは言いつつも年末年始は何かしらあるもので、振り返ると僕はこの一ヶ月色々な人と会っていました。

引越しを何回かしてきた上に面倒くさがりの僕はSNSなどほとんどせず、連絡を取ることが億劫に感じて友達とは音信不通になりがちです。けれどこの一ヶ月で成人式や同窓会などの場を借りて彼らに会うことができました。中には10年ぶりに話した人もいてなかなか面白かったです。

卒業以来会ってない中学校の人たちや高校のクラスメイトは僕が想像していた以上に大人びていて驚きました。将来の進路が既に決まっている人、勉強をしに留学をする人、何がしたいかはっきりとしていて目標達成のために頑張っている人、皆こうやって大人になっていくんだなあと思いました。

そんな彼らと久しぶりに話す中で、東京大学のヨット部に所属していると伝えると「え、東大?すごいね!しかも体育会!?」と驚かれることも多く、その場では鼻の下を伸ばして「え、そう?エヘヘ」といい気分になっていました。しかし実際今の僕の状況を客観的に見ると、働きもせず、テスト前だというのにろくに勉強せず、東大という名に甘んじて進路も決めていない、オフでダラケきった生活をするだけのただのニート。家に帰って冷静になると、俺はそんなすごいなんて言われるようなこと何一つしてないじゃないか、と我に帰り「なんかカッコ悪いな、俺」と胸が痛くなるのでした。

しかし、努力している彼らを見ることで僕は大学でヨットを頑張ろうと改めて強く思いました。かっこ悪いならかっこよくなればいい、「すごいね」という言葉に値する人間になればいいと。そしてそれを叶えてくれるのはヨットだと。

一ヶ月以上もの間、部活に関わってないと改めて自分にとってヨット部がどういうものだったのか考えさせられます。その点、これからも部活を頑張ろうと思えたことは案外良い収穫だったのかもしれません。いつか本当にすごい人になりたいです。

本当は応援していただいている立場にふさわしい、ヨットに対する真摯な姿勢をブログに綴るはずでしたが、大半がどこかで聞いたことあるような私生活の話になってしまいました、すみません。LBの皆様、保護者の皆様、こんな半人前な僕ですが練習に励もうと思っておりますので、今年もご指導、ご鞭撻を賜りますようよろしくお願い申し上げます。

最後まで読んでくださりありがとうございました。

古橋 恒太


選択@1月リレーブログpart18

2019年01月18日 18時20分40秒 | 2019 リレーブログ
お久しぶりです。クルーザー班3年の磯野洋佑です。

ブログはイタリアワールド以来ですね…。クルーザー班は全然ブログを書かないと親によく指摘されてしまっているので、今年は頑張って書きたいです。

さて、クルーザー班も昨年11月の全日本選手権をもって代替わりし、ついに僕が主将となりました。ヨット部に入ったのはほんのつい最近のような気もするし、もうそんな時期になったのかと時の流れの速さを感じています。クルーザー班を復活させた大先輩松山さんと代が被っているのはついに僕が最後になりますが、クルーザー班の安定とさらなる発展をめざしてこの1年活動に臨みたいです。

ところで、タイトルにもある通り、代替わり早々ある選択に迫られました。例年3月には学生マッチとANIORU'S CUP(クルーザーの学生全日本選手権)が開催されるのですが、今年は両大会の日程が被っているということで、どちらに出場するか苦渋の選択となりました。

結論から言うと今年はANIORU'S CUPに出場することにし、優勝、そしてフランス大会への出場を目標としました。この選択は今年一年だけでなく今後のクルーザー班の方針をも決めかねてしまうものだったので、これでよかったのかと思うことが時々ありますが、何が正解かは分からないので決めたことに向かってやれることはすべてやりたいと思います。


話は変わりますが、「選択」と言えば(?)明日からセンター試験が始まるみたいですね。これももう3年前なのが信じられませんが、受験を思い返してみると、東大に来てよかったと思うし、そのために浪人したこともよかったと心から思います。受験生の皆さん、気負わず頑張って下さい。応援しています!


さて、ここで終わってもいいのですが、ブログなのでどうせなら何か写真を載せたいなと思ったのですが、フォルダには残念ながら試験対策プリントしかなかったので、最近した個人的にいい買い物を撮って載せます。ヨットは全く関係ないですが悪しからず。





ここ1年くらい乃木坂46にハマっているのですが、2017年の初の東京ドームライブのDVDを買いました。同期の多賀谷と観たのですが最高でした。

このライブの最後で「きっかけ」という歌を歌うのですが、僕が乃木坂の歌の中でもかなり好きな曲で、人生における「選択」を後押ししてくれる、そんな歌になっています。ぜひ聴いてみてください。


以上、後半はこじつけた話ばかりになってしまいましたが(笑)、これで終わろうと思います。読んでくださりありがとうございました。

クルーザー班主将 磯野洋佑

青い。@1月リレーブログ Part16

2019年01月16日 15時36分16秒 | 2019 リレーブログ

あけましておめでとうございます。
もう年明けから16日が経ちましたが、未だに新年感の抜けていない新2年470クルーの下重です。

今年私は成人式を迎えました。
年末年始に実家の札幌に帰り、一度授業の為に東京に戻ってから、再び成人式で帰省しました。
地元に帰り、久しぶりに会う人々と昔話をを語り、とても感慨深い気持ちになりました。あの頃の話をすると、当時は気付かなかったけれど私達は確かに青い日々の中にいたのだと感じます。
間違ったこととか、後悔してることとか思い出したくないけど思い返すと青くて。
もちろん正しくあるのが理想かもしれないけど、その過ち含めで青い日々だったなと包括出来ました。
懐かしかった。



まだ気持ちは懐古から戻れていないのですが、テストが近づいてるんですね。怖いことに。どうしたらいいのかわからないです。
進路もどうすればいいんでしょうか。

もう大学ではレールは敷かれていません。
高校の時までは何も考えずに勉強をしておけばなんとかなる。どの大学を選ぶのかは選択ですが、大学に行くことに対しての疑問はなく、レールの上を歩いていたんです。
でも今は違う。
特に東京大学は2年生まで学部が決まりません。私達は自分が何をしたいのか、どのような分野を学びたいのか、選択しなければなりません。ここで選択に迫られる。
昨日の白江くんのカミングアウトもそうなんですよね。自分が何をしたいのかの選択。
純粋に自分のやりたいことだけで選べることはほとんどなくて。現実と気持ちとの折り合いを考えて悩んで。
難しいんですよね。何選んでも後悔しそうだし、逆にしない気もするし。うーん。

でも、この迷いもまた将来振り返ってみると青かったなと思える気がするんですよね。
ふとそう思いました。

話変わりまして

世間は狭いもので
八景島にいる他大の同期で私と同じく北海道出身の人がいまして
会ったんですよ、成人式で。

あと、私の高校の同級生にひとり、中学の同級生にひとり、奇遇にも470に乗っている人がいました。
北海道と神戸で離れてはいるけれど、いつか全日本で戦うことを約束しました。

地元でもヨットの話が出来たことがすごく嬉しくて、やっぱりヨット好きだなぁって思いました。まだまだ知らないけど、本当の魅力は分かってないけど。それでも彼ら3人とヨットを通じて、また会えるのかなと思うとワクワクします。頑張ります。



紡いでいくもの @1月リレーブログ part. 14

2019年01月14日 20時55分14秒 | 2019 リレーブログ

2年470の斉藤太朗です。

今日は、筋トレのせいできつくなってしまったスーツを着て、成人式に行って参りました。20年間、沢山の方にお世話になりました。本当にありがとうございました。私という人間は今まで一緒に過ごしてきた方々でできています。これからもよろしくお願いします。

 

(掲載許可済。私は写真右です。)


昨日、一昨日は、天木と自主練してきました。コンスタントに強い風が吹いている中、早稲田のコール練形式のハンドリング練習に飛び込み参加し、小松コーチにもたくさんアドバイスを頂けて、有意義な土日でした。

スタートの加速から1stタックまでの走りだけは、早稲田のスキッパー+1年クルーペアか、クルー+クルーペアとなら並んで出て戦えて、たまにちょっと勝てることが分かりました。ただ、動作とか周りを見る力がヘボすぎて、結局2日間ともビリ以外の順位を取れませんでした。

でも、ヨットレースの7割とか8割はスタートというので、もう勝ったようなもんですよね笑。プラス思考でいこうと思います。

 

あのめちゃくちゃハードな練習についていってる早稲田のヨット未経験の一年生たちは、本当にすごいと思います。これからもがんばっていってほしいです。

小松さん、早稲田の皆さんありがとうございました。あと自主練誘ってくれた天木もね。

 

 

自分が上手くなることは大事だけど、大学ヨット部をやってるからには、マネジメントも学んでいきたいです。

この2年間、「自分が東大ヨット部を続けてる目的って何なのかな?」と、問い続けてきました。それはこれからも変わらない僕のテーマです。去年のインカレ最終日に掴みかけたその答えの一端は、「一年間かけてインカレで勝てるチームを作っていくこと」です。

極端な例ですが、どんな強豪校も、もしインカレ当日の朝にレースメンバー12人を集合させて、船6艇を与えて出艇させても、インカレに勝つことはできないでしょう。勝つには、それなりの準備と、レースメンバーに劣らないシーマンシップを持った部員たちと、彼らも含めたチームプレーが必要です。

 

僕は、チームとは、ただがむしゃらに練習したり、厳しい練習をすることでも、リーダーが人望を振りかざして牽引していくことでもなくて、小野さんも新体制挨拶「354日後に向けて」(11/16)に書かれていましたが、たくさんの人たちの相互作用を結んでいくことだと思ってます。

良いチームとは、人材がいいというより、そういう関係性を醸成する慣習とか仕組みのできている組織のことです。だから、ミーティングが非効率だとか、会計がうまくいかないとか、合宿所が過ごしづらいとかの諸問題も、その関係者が無能とか無責任だとかいうことでは片付けずに、そもそも誰でもこなせるようなシステムができあがってるのかということに目を向けていけば、インカレに向けた40人のチームプレーができてくるのではないでしょうか。

そういうのはすごく手間がかかって大変だけど、ミーティングの要領が悪くて疲れるからってまじめに参加しないのとか、整備せずに船に乗って新艇もレース艇もどんどん使い潰していくようでは、何を目指してがんばってるのか分からないから、真剣に向き合ったほうがいいと思う。そういう焼畑的時間消費や、焼畑的な船の消費でも、練習時間さえ稼げば全日本で通用すると思ってしまっているんだろうけど、それは間違ってる。

インカレで戦えるようなチームを紡いでいくことに、一年一年を費やしていけることは、かけがえのない経験です。これだから、もう大学ヨット部は辞められません。

 

ひとつ、おとなになった斉藤太朗

2 470チーム


けしき@1月リレーブログpart12

2019年01月12日 12時00分19秒 | 2019 リレーブログ
あけましておめでとうございます!
といってももうリレーブログは12人目なので、そろそろ飽きてきた頃ではないかと思います。

お正月に帰省し、家でゆっくりしながらこの大学2年間のことを振り返ってみました。
皆さんはどのような気持ちで東大に入学し、どのような部活になると思い描いてヨット部に入部しましたか?



そもそもヨット部に入部することなんて、ヨット部の新勧に参加するまで考えたこともなかったし、部活にここまで時間とお金と労力を割くとは思ってもいませんでした。
もう少し、ヨット部の中の小さなスケールで見てみると、本当に想像もしてないようなものばかりでした。
一年生の秋までは、ヨット部の一つの駒でしかなかったと思います。これは、先輩方が一年生を駒のように扱っていたということではなく、僕自身が先輩に言われたことをただこなすだけで、ヨット部がどうやったらいい組織になるかなど全く考えず、ヨットになれないなぁとぼぉーと考えていました。ヨットに関してはもちろん素人ですが、ヨット部に関してもヨット部のヨの字も知らなかったのです。
そして、1年の冬、4年生の先輩たちが引退していってから、僕の470スキッパーとしての道がスタートしました。ここでかなりヨットに対する気持ちというか責任感が大きく変わったと思います。ヨットというスポーツは安全、衝突しないことが最優先され、どれだけクルーが上手いとしても、最後の最後に衝突を回避できるのは舵を握るスキッパーしかいないわけです。それまで全くしてこなかった船の整備やルールの勉強などもしました。正直、そこからの道は決して楽ではなかったです。周りで練習しているのは、全日本のレースを経験した東大の先輩スキッパーや、全日本トップの早稲田の猛者ばかりです。日々あらゆるところで、レベルの違いを見せつけられました。しかし、幸い部員が少ないことで自分はたくさんレースに出させてもらい、いろんな経験が積めて良かったと思います。

そして、新勧を終え新たな一年生が沢山入部しました。夏休みは、一年生練習やワールドカップ運営の手伝い、レスキューの運営など僕個人の練習はあまりできませんでしたが、レスキューから見ていて、先輩方は頼もしく、同期のクルーも1年で大きく成長したななんて思ってました。W杯で練習環境に制限はありましたが、その中でも出来る限り練習しているわけだし、きっと蒲郡でいい結果を残してくれるだろうと思っていた矢先の、敗北。全日本インカレ出場を逃しました。
僕は全日本行くことなんて当たり前だと思っていたので、その現実を受け入れられず、夢なんじゃないかと何度も疑いました。ただ、レースに出ていたレースメンバーは、違う思いを感じていたり、違う景色を見ていたのかもしれません。

ヨットレースにおいて、景色という言葉はかなり大事な言葉だと思います。


初めてビッグフリートに出る景色
90番目にマークを回航する景色
初めてシングルで回航した時の景色
水色スピンがトップフォーンを鳴らした時の景色
全日本出場を逃した時のレスキューから見た景色





全く同じ景色がやってくることは2度とないですが、この景色を見たことがあるかないかで、その人の気持ちの持ちようや行動は大きく変わります。人によっても、見ている場所からでも景色の見え方は違うと思います。
ヨットレースに限らず、上級生と下級生とでは景色の見え方が違うとよく言われますが、それまでの練習やレース、組織運営の経験値の差が何倍にも異なるからでしょう。
だからといって、上級生が目標を達成するために頑張っている時に、下級生が全く違うことを考えていたら、その組織は結果を出すことはできません。
部員一人一人がみな同じ方向を向いているチームが強いし、永く強くあるための要素だと思います
そうであるためには、下級生が責任感を持ち、自発性がなければなりません。ただ、下級生に責任感を持てっと言ってもうまくいかないでしょう。綿密に意思疎通を行い、しっかりと情報が全員に伝わり、やる気や意義が見出せて、責任感がうまれると思います。


あと292日

今年の秋、西宮の地で部員全員が同じ景色を見れるようにしたいです。

東京大学運動会ヨット部 新3年470スキッパー 松前亮平