東京大学運動会ヨット部

東大ヨット部の現役部員によるブログです。練習の様子、レース結果、部員の主張から日記まで。

2024年度伊東クルージング

2024年09月11日 23時33分57秒 | イベント

こんにちは。絶望の70キロ台に再突入しそうな1年470スキッパーの太田薫です。

マネ飯が美味しすぎるので仕方ありませんね。減量は1月のオフにお預けします。

 

さて、9/7-8に1年9名(ディンギー班5名、クルーザー班2名、マネージャー2名)が参加した伊東クルージングの振り返りをします。

 

バカ楽しかった!のですが、ボクの文章じゃその魅力がなかなか伝わりづらいので、写真多めでいきたいと思います。残念ながら自己紹介ブログに続きタラタラ長めになっております。また太田かよ、君にはもううんざりしてるんだ、という方はどうか写真だけでもお楽しみください。

 

 

 

9/7 天気快晴 最高気温33゜風速0〜6m/s 南西

 

7:30に三崎口駅にLBさんが迎えに来てくださるので、それに合わせて合宿所を6:00前に出発。寝静まる合宿所を振り返ると、部活を合法的にサボることにちょっとした背徳感を覚えました。

8:00前に京急油壺マリーナに到着し、2日間お世話になるフネ「かのーぷす」とご対面。想像以上に大きくて内装もとても綺麗で胸が躍りました。下架してあったので今年は糞掃除はなかったです✌

 

 

荷物を運び入れて出発。部屋がいくつもあって秘密基地感があって興奮しました。

油壷湾を出ると視界がパッと開けて大海原が眼前に広がりました。みんなテンションが上がります。ところが見渡す限り鏡で、最初の2時間くらいは機走でした。南からそよ風が入り始めてセールアップすると、クルーザーらしいヒールがつきます。470的には違和感ありありでしたが、僕以外のディンギー班はみんなスナイプだったので特に何も感じなかったみたいです。ありがたいことに全員舵を持たせてもらいました。ディンギーに比べればやはり重かったけど、案外スムーズに動かせました。ちょっと回すだけで針路が結構変わってビックリしました。繊細なのはどのヨットも一緒なのですね。最近フネが壊れがちなので、かわいい女の子だと思って扱いましょうね。

ベタ凪。

ご満悦のK。

 

クルーザーとの二刀流の遠藤さんが2年前に参加したときに、ビッタビタに真っ直ぐ帆走していたそうです。「やっぱね、あん時からセンスあったんだよなぁ。こいつぁ違うね!と思ったよ。」とLBさんがベタ褒めされていました。残念ながら今年は及第点に達した人はいなかったようです。

 

昼食のサンドイッチをいただく頃には1ピンダウンくらいまで風が上がってきましたが、かのーぷすはフルパワーでぐんぐん走ります。真夏のような陽射し、潮風、時より被る水しぶきがとても気持ち良かったです。そんなこんなしているうちに、伊豆大島、伊豆半島、初島と次々に陸地が見え始め、予定よりも1時間以上早く伊東サンライズマリーナに到着しました。

 

 

軽く片付けを済ませたあと、ハーバーに併設されている道の駅(というより規模感的に逆)を散策して、夕食まで時間があり余っていたので流れ的に砂浜に遊びに行くことになりました。が、これがよくなかった。目的の海岸の手前で、一回り小柄な武藤敬司約10体(これガチ)に遭遇し写真撮影を頼まれて、そのお礼に頼んでもないのにスイカバルーンをもらいました。スキンヘッド上裸ムキムキ10体はさすがに断れませんでした。せっかくもらったからなんかする?ということで、予め買っていたプニプニボールと合わせて水球をすることになりました。正直ここで全体力を吸われました。完全にはしゃぎすぎました。もう高校生ノリしてたら体が持ちませんね。

TOKYO(拡大注意)。右端の浮遊体はアサダクン。

 

周りのカップルたちの邪魔をしながら2時間くらい泳いだあと、マリーナに戻って道の駅の夕ご飯をいただきました。超豪華海鮮料理で超興奮しました。アサダクンは遠慮という言葉を知らないようでした。彼に負けじと食べまくった結果、絶望の70キロ台が目前に迫ってしまいました。

 

夕食のあとは、MEGAドンキで翌日のご飯とかおもちゃとか元気出るサプリを買って、かのーぷすに戻って人狼をしました。みんな疲労とかいろいろあって意識が朦朧としていたので、なかなかカオスな展開になりました。

 

夜も更けてマリーナの光がほとんど消えて、ちょっとえぇ感じの雰囲気になりましたが、水球で全精力を使い果たしたために、恋バナすらする気力が残ってませんでした。残念ながら伊東クルージングのロマンスの伝統が途絶えてしまいました。

 

大下さんなどからさんざんホテル泊を推奨されたのに、何故かみんなでデッキとか桟橋で寝ました。船内は蒸し暑くて寝れないし、外は虫がエグいし、桟橋は揺れるし。すべて大下さんの予言通りになりました。やっぱ大下さん賢い。

 

 

 

9/8 天気快晴 最高気温32゜風速0〜5m/s 南東

 

温泉に入りながら日の出を眺めようということで5時前に起床しました。デッキ寝は、虫に刺されまくったこと以外は、なんとかなりました。そよ風気持ちよかったです。枕付きライジャケのおかげで変に凝ったりせず目覚めは最高でした。日の出と温泉最高でした。風呂上がりのコーヒー牛乳は過去一でした。休憩室でみんな意識を失いました。

 

復路から総監督のレジェンド川田さんが参加されました。8時前に出航しましたが、この日もベタ。陽射しがバカ暑かったです。陸近くは風が不安定だったので機走で進みました。ふとバウに目を向けると全員見事に爆睡していました。そんなみんな一気に寝るかいな、と思い真似してみるとあら不思議。枕付きライジャケを着てそよ風を浴びつつ、ドッドッドッ、と一定のリズムを刻むエンジン音に耳を傾けてバウに寝転がれば、5秒で落ちます。これガチです。完璧な睡眠用BGMを見つけました。

↑枕付きライジャケ

 

昼ご飯は、川田さんが伊東の活魚センターで買ってくださったシマアジとカンパチのお刺身でした。日菜がスターンで綺麗に捌いてくれました。お肉みたいな食感でバカ美味しかったです!疲れた体にしみました。川田さんは、クルージングしながら魚を食べるという数年越しの夢が叶って嬉しそうでした。

 

個人的な話になりますが、レジェンド川田さんに初めてお会いできてテンションが上がっていた僕は、川田さんを質問攻めにしました。ヨットの技術的な話から五輪キャンペーンや最近の趣味まで根掘り葉掘り聞いてしまいました。本当は久しぶりのクルージングを楽しみたかったでしょうに、嫌な顔ひとつせず快く答えてくださいました。とても有意義な時間でした。ありがとうございました。

 

さてセーリングの方はというと、この日も昼ご飯の前くらいから南寄りの風が安定して入ってきて、そのまま油壺まですいすい行けました。

そう言えば行きも帰りも1回もタックジャイブしなかったですね。天気・風速・風向すべてエンジョイセーリング的に完璧でした。

 

 

2日間を振り返ると、寝て起きて食べて話して操船して寝てを繰り返したクルージングでした。日々の喧騒を忘れて大海原でセーリングする経験は、非日常的でとても心地良かったです。さらに、日頃勤しむ競技としても、そして今回のようなレジャーとしても、ヨットの楽しみ方はいろいろあるんだなと感じました。やっぱりヨット最高です。引退したらみんなで共同所有するのもありだなと思いました。

 

伊東クルージングを企画・運営してくださったLB様・かのーぷすメンバーの皆様、大変お世話になりました。改めてありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

来年の1年生へ

恋バナできるくらいの元気残しときー。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

帰りの京急線にて。知らないアメリカ人芸人と。大学生になって1番いい笑顔が出ました。

 

では失礼します。


出口はすぐそこ

2024年08月08日 22時29分17秒 | イベント

お世話になっております、クルーザー4年の友成です。

 

先週より夏合宿が始まりました。

仰秀の葉山回航、マネージャー感謝DAY、ファミリーDAYとイベントが盛りだくさんの週でした。

 

早いもので自分にとっては、最後のマネ感・ファミリーデーとなりました。1年生のころはコロナ禍で無かったためか、3回目にしてもう終わってしまうのかと思うとやはり感慨深いです。

同時にこれは引退までもうそう長い時間が残されていないことも示しています。11月に代交代してから全ての行事が最後になると覚悟していましたが、冬合宿・アニオル・新歓と過ぎ去り、残すところは夏合宿とワールド、そして全日本といったところでしょうか。

時間は有限であることを肝に銘じます。

 

 

さて、ファミリーデーでは日頃の感謝をご家族の方々に伝えさせていただきました。私は仰秀でご家族の方とそのご子息ご息女の部員を乗せていました。ご両親と一緒に乗るとなかなか会話も弾まない部員の皆を見ていると、それはやはり気恥ずかしいよなーと感情移入してしまいました。(もちろんご家族へ感謝していないわけではないのですが、やはり恥ずかしいものですよね)

私自身も、3回目にして初めて両親が参りました。人前でも両親と恥ずかしがらないで会話できる程度には、この3年ちょっとで成長できたようです。

家族はもちろんのこと、日々支えてくださる方々がいて、不自由なく活動できていることへの感謝を忘れずに、これからも活動に精進しようと決意を新たにしました。

 

いつもありがとうございます。あと少し頑張ります。

 

また、個人的には、一昨年も昨年もお話しさせていただいたご家族の方と再度お話しできたことも嬉しかったです。時の流れの早さを感じます。

 

 

2日間のイベントを企画してくださった方々、誠にありがとうございました。

また人員が少ない中で仰秀を一緒に回してくれた後輩にも感謝を伝えたいです。ありがとう!

 

 

さて、いよいよ自分にとって最後の長期合宿が始まります。学生として過ごす人生最後の夏休みを、翠色に輝く海の如くヨット色に染め尽くすべく取り組みます。

 

 

友成遼


五月祭

2024年05月24日 22時08分03秒 | イベント
どうも
今日のテーマは先週の土日に行われた五月祭だす。

東大ヨット部は一体なにをしていたのかというとフランクフルトを焼いてました。
フランクフルトになった理由は、原価率高そう、焼くだけで簡単そう、という十分練られた賢明な理由です。
自分と藤本くんが五月祭の実行担当だったのですが、本当に五月祭の直前まで、いや当日にフランクフルトを焼く時まで五月祭をいいかんじに実行しているビジョンが見えずふわふわ状態でした。2ヶ月くらい前から五月祭を実行する上での準備っていうのが少しずつ始まっていたのですが、委員の方に急かされて、ひいひいしながら2人で締め切りギリギリをせめる日々でしたね。2人とも不安で冷や汗をかいていた五月祭でしたが、蓋を開けてみると、なんと!大成功でしたー!
フランクフルトの原価率の高さ、提供の容易さっていうのは予想通りで、立地も最高によかったのもあり900本は売れました。
400円という割高な値段設定、、300円の同業店も多くあり我々はフランクフルト界隈の成城石井でした。
本当になんで同じもの売ってるのに400円で買うのかまじわからん

無事ハッピーエンドを迎えられた五月祭、みなさんご協力ありがとうございました!入部してくれたホヤホヤの一年生も何人かシフトに入ってくれてフランクフルトをたくさん焼いてくれました、即戦力でした。そして特に上級生の方々の働きが素晴らしかったです。4年生は最後の五月祭だからなのでしょうか、気合いの入り方が他学年と違いました。その中でも特に素晴らしかった先輩方の姿を載せようと思います。

フランクフルトをずっと焼いてるずーまーさん↓
(客がいっぱいきたのに、鉄板の火が消えてしまい本気(マジ)の顔でガンギマリ)

おっきな声出しと丁寧なフランクフルト調理をしてくれた看板娘のほのかさん↓

そして、なんといってもMVPは副責任者の藤本くんです。彼はなんと、事前に24万ほどこのフランクフルトに出資をしました。パトロンです、オーナーです。是が非でも出資金を回収するため、一日中受付のところで会計をしてくれたりたくさんのことを頑張ってました。
2日目が終わり完売後にお金を数える藤本くんの安心した顔をみてこちらもホッとしました。とっても嬉しそうなその写真が見出しの写真になります。2日目は特にたくさん売れたので、ハピハピで藤本くんは途中から夜神月みたいな顔つきでした。


来てくれたLBの方々、保護者の方々にも感謝です!ありがとうございます。

おしまい


おやすみなさい。
2年、470スキッパーになりました。林歩乃葉

マネ感の夜ご飯食べ損ねた

2022年08月15日 00時48分14秒 | イベント

遅くなりました、1年マネージャーの梅山果子です。

 

大学生になって初めての夏休み。八景島への引越し、マネージャー感謝デー、ファミリーデーと盛り沢山で充実した夏合宿第一クールを過ごすことができました。

 

マネ感という素晴らしいイベントでは、プレイヤーの皆さんがホストとなって私たちをもてなして下さいました。

不慣れな包丁さばきで朝ご飯を作ったり、炊飯器のタイマーのセットに苦戦する姿を見て、前日の夜からワクワクが止まりませんでした。

マネ感当日は楽しすぎて一瞬で終わってしまいました。今年来れなかったマネージャーとも来年は一緒に参加して、この楽しさを一緒に味わいたいです。

 

実は口が緩すぎるプレイヤーから盛大なネタバレを沢山貰ったおかげで、マネ感の内容はほとんど事前に分かってしまっていたのですが、、

同期のテルモリくんは特に口が軽いので皆さんお気をつけください。本人曰く、マネ感のSlackに書いてあることはマネも知っていると思っていたそうです。

そんなところも可愛いと思ってしまいました。最近部活愛が増してきています。

 

久しぶりにヨットに乗ることも出来ました。さらにさらに、マネージャーレースまでやらせて頂いちゃいました。プレイヤー2人の船にマネージャーが乗るかと思いきや、まさかのマネージャーがスキッパーでのレースでした。

マネージャーレースにも関わらず、スタート直後にロッキングで42条違反を取られ、ペナルティの2回転をさせられてしまいました。正直「そこまでやるのか上級生!」と思いました。

大好きな人達とヨットレースをする貴重な経験ができ、とても幸せな時間でした。

いつか同期のプレイヤーとホッパーレースしたいな。

 

私はまだ1年生で、入部してからも日が浅いです。今は皆さんに感謝されるようなマネージャーとは程遠いですが、これから、もっともっと役に立てるように頑張ります。

素敵な一日をありがとうございました!

 

 

 

 

 


4年マネの元気🍉

2022年08月11日 20時46分00秒 | イベント


ご無沙汰しております。4年ディンギーマネージャーの齊藤菜々子です。



夏合宿第1クールは一瞬で終わってしまいました。が、とっても楽しい思い出がたくさんできました。


なんと、マネージャー感謝デー(通称マネ感)という素敵なイベントが開催されたのです!

プレーヤーのみんながホスト、マネージャーがゲストとなり、楽しませてもらうばかりの一日でした。

海に出てヨットに乗せてもらえるだけかと思いきや、私たちがスキッパーになりレースまでやっちゃいました。

レース自体はグダグダすぎて笑っちゃうくらいでしたが、笑顔が絶えない温かくて楽しい時間でした。また、同期のプレーヤーとヨットに乗れたこと、マネージャー同士でヨットで戦うことができたことは一生忘れることのない思い出になりました。


実際に乗って舵を持つことで、その難しさがよく分かり、プレーヤーのことを改めて尊敬する経験になりました。


ご飯もプレーヤーが作ってくれて、クイズ大会やスイカ割りなど盛りだくさんでした。


4年マネージャー3人、嬉しすぎて楽しすぎてはしゃぎまくってしまいました。



私の気持ちを書かせていただける場ではいつも言ってしまう事なのですが、、、

マネージャーは、頑張っているプレーヤーがいるからそれを応援することができて、部活を楽しませてもらっています。

マネージャー感謝デーはほんとに嬉しくて幸せでした。

ですが、この日を通して、私たちがプレーヤーのみんなにありがとうと思う気持ちも今までよりも大きくなりました。


みんなの目標が私たちの目標です。

みんなが頑張っている姿が私たちの原動力です。

みんなの笑顔が私たちの元気です。


今回、プレーヤーが私たちに伝えてくれた感謝を何百倍にもして、サポートで返して行きます!

今後も、プレーヤー・マネージャー共にご支援よろしくお願いします。



4年齊藤菜々子


シン・ファミリー・デー

2022年08月10日 22時52分52秒 | イベント

 

4月以来のブログとなりました、2年スナイプクルーの神田陸人です。

今回は、8/7 (日) に行われたファミリー・デーについて、担当を代表してブログを書かせていただきます。

少々長くなりますが、最後までぜひご覧ください。

 

 

ファミリー・デーを終えた今、振り返ると素直に楽しい1日だったなと思います。そして、何よりもほっとしています…笑。

 

2019年までは毎年行われていたファミリー・デーですが、新柄コロナウイルスの影響により、今年は3年ぶりの開催でした。

ファミリー・デーに参加したことがあるのは4年生だけ、しかもそれは3年前で、コロナの影響で同じようには開催できない…

誰も正解が分からない、ほぼ0からのスタートでした。

 

コロナ対策や熱中症対策を万全に、幅広い世代の全ての人に安心して楽しんでもらいたい。

 

そんな思いのもとで、同期でファミリー・デー担当の成相、中静、友成と話し合いながら準備を進めました。

オリジナルのクリアファイルやフォトアルバムを作ってもらうなど、準備は着々と進んでいましたが、その一方で、コロナウイルスの感染が再拡大する中、本当に参加者は集まってくれるのだろうかという不安もどこかにありました。

 

しかし、実際に参加者を募ってみると60名を超えるご家族の皆様からの申し込みがあり、そんな不安は吹き飛びました。

嬉しい誤算でした。遠くからこの日のために八景島まで来てくれる人、兄弟や祖父祖母まで参加してくれる人…

東大ヨット部を応援してくれて、僕らの活動を理解しようとしてくれている人がこんなにもたくさんいること、そのことに気づけていない自分を恥じました。その期待に答えられるよう、なんとしてでも開催をしたい、そう強く思いました。

 

 

そして、迎えた当日。

コロナ対策として、午前・午後の2部に分けて実施したため各回3時間という短い時間でしたが、幸いなことに天候に恵まれ、ヨットの試乗、陸上での活動説明、スライドショー、写真撮影…など、どのコンテンツも楽しんでいただけたようです。

 

このように、たくさんのコンテンツに配布物と準備をしてきたのですが、僕が一番印象に残ったのは、部員とご家族との交流です。

当日、部員には1分単位のスケジュールで動いてもらうことになり、大きな負担をかけてしまいましたが、それにもかかわらず、空いた時間があれば積極的にご家族に話しかけていただいて、とても盛り上がっていました。そして、何よりご家族の皆さんも部員とあたたかく話をしてくれました。

 

そんな光景を見て、本当にファミリー・デーを開催してよかった。そう思いました。

 

ファミリー・デー。それは、一部員の家族として楽しんでもらう日ではなく、東大ヨット部の家族として部に迎え入れる日だと感じました。ご家族の皆さんにとっても、東大ヨット部が家族のように居心地の良い場所になっていれば嬉しいなと思います。

 

コロナ禍の中、参加を決めてくれた皆さんがいたから、普段の練習も忙しい中協力してくれる部員みんなの力があったからこその開催です。無事に終えることができ、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。改めて、ありがとうございました。

 

まとまりのないブログとなってしまいましたが、これからもご支援・ご声援のほどよろしくお願いいたします。

 

神田

 


WASZPレースに参加します

2021年11月26日 21時43分34秒 | イベント

お世話になっております。2年スナイプスキッパーの大野達也です。

いつもは練習報告や大会の結果報告などをさせて頂いているのですが、今回は今週末に開催されるWASZPレースの告知をさせて頂きます。

 

改めて申し上げますと11/27,28にて葉山沖でSailfast Cup というWASZPのレースが行われ、僕が東大の代表として出ることになります。

 

そもそもなぜ東大ヨット部がWASZPのレースに参加することになったかと言いますと、LBさん所有のWASZPSailfast Cupで貸し出すこととなり、その縁もあってエントリーすることになりました。

正直、僕よりもWASZPに乗るのが上手い先輩はたくさんいるのですが、たまたま予定が合わず僕に白羽の矢が立つこととなりました。

僕はWASZPを安定して飛ばした状態で走らせることができないので大会に参加するほどの技術が無いのではないかと不安になり、さらにエントリーリストを見ると僕以外の参加者は名の知れた学生セーラーで尚更参加することを後悔することもありましたが、これも良い挑戦の機会だと気持ちを切り替えて全力で臨みたいと思います。

 

さて本日26日は大会に先立って事前練習が行われ、コーチとしてオリンピアンの梶本和歌子さんがいらっしゃり、Sailfast Cupにエントリーする日本大学ヨット部の方々と一緒に練習しました。

 

梶本さんのコーチングはとても丁寧で、僕のWASZPの走らせ方をしっかり見て、的確なアドバイスをくださり、とても有意義な時間を過ごせました。また日大の方々はWASZPに乗るのも格段に上手くて、470やスナイプで全日本インカレの優勝争いしてるだけあるなと改めて実力の差を痛感しました。

 

明日からのレースはそもそもゴールできるか分かりませんが、最後まで諦めずに頑張りたいと思います。応援のほどよろしくお願い致します。


一年半の重み〜布団を圧縮しようと思って、掃除機使ったら一瞬でフィルター変えろランプが点灯した〜

2019年08月07日 21時08分59秒 | イベント

こんにちは。東大スナイプクルー2年長岡誠と申します。

少々遅くなりましたが、ファミリーデーに関して投稿させていただきました。

 

今回のファミリーデーは僕が責任者として行いました。僕たち同期が初めて中心となって行われるイベントということになりました。

兎にも角にもよくわからなかったというのが正直な感想であります。

 

小学校で学級委員長をやっていたという取るに足らなさすぎて逆に引き合いに出したい経験は積んできていましたが、これだけの人数(全現役部員数は大体50です)を一手に動かすという経験はもちろん初めてのことでした。当然引き継ぎはありました(?)が、当日になって初めてわかるというようなことも多かったです。

痛感したのは、事前準備の大切さですね。正直詰めが甘かった。どころか甘すぎました。結局当日はそこが出てしまってどんどん遅れっていくスケジュール。一番問題だったのは、僕らトップのイメージを下にしっかり伝えられなかったこと。それが遅れの最大の原因だったと思います。刷り込むくらい教えなきゃいけなかったし、当日発覚した問題にもその時間を設けていれば気づけていたのかなと思います。

次のイベントである新勧に活かせるようにしたいですし、来年のファミリーデーの引き継ぎをしっかりしたいです。

 

ただ、一応主将の小野さんに最後保護者の方々も楽しんでおられたので良かったという一言をいただき、(実際に楽しんでいただけたのか、ただの社交辞令的な発言だったのではという疑問も残りますが)少しホッとしました。

ファミリーデーはヨットについて保護者の方に知ってもらうイベントであると同時に、東大ヨット部のことに関して知ってもらい、日々のご協力に感謝するというイベントでありますので、そこはある程度達成できたのではないかなと思っています。

これからも我々の活動を暖かく見守っていいただければなと思います。

 

それでは、これからますます暑くなっていくと思いますが、全日本インカレで成績を出せるように関東秋インカレに向けて練習に励みたいと思います。

最後まで読んでくださりありがとうございました。

 

追伸

とか言いつつ、どうでもいいような報告もしないといけないという強迫観念に駆られておりますので申し上げますと、最近本郷の近くに引っ越しをいたしました。

あ、以上です。


京大留学

2019年03月09日 22時38分21秒 | イベント
お世話になっております。新3年スナイプスキッパーの吉武です。先日、京都大学の合宿にお邪魔させていただきましたので、そのことについてつらつらと述べさせていただきます。
京都大学ヨット部は昨年スナイプが全日本インカレ団体戦で準優勝し、バルクヘッドマガジンなど各方面から絶賛されている「今キテる」チームです。セレクションのない国立大学が、セレクションしかいない私立大学と互角に渡り合うことの難しさは日々感じているだけに、我々と何が違うのかということは日々考えるところとなっています。このような状況で「双青戦(東大と京大の定期戦。多くの運動部が行なっている)っぽいことやりたくね?」というフワッとした理由でお邪魔させていただくことができるというのは大変幸運でした。
ところで、私は常日頃から「クルーが船を動かす」ということを意識しております。スキッパーですが。これは何も私がスピードだけに集中するマンになるということではありません。詳細についてはいずれまた書こうと思っておりますが、スキッパーだけが船を動かすのではなく、クルーが見て聞いて感じた情報をもとに船を走らせられたら速いはずだ、ということです。私は経験者ですのでともすれば下級生のクルーはスキッパーに萎縮してしまいますが、そのような状況に陥ってしまったら速く船を走らせることは私にはできません。
全日本インカレ団体戦の後、京大ヨット部現スナイプリーダーの長塚さんが「未経験者スキッパーが大半を占める国立大では、クルーが船を支配するべきだ」と仰っていたのは、私がそのように考えるようになったきっかけとなりました。
ですので私は、「京大のクルー」を学ぶ為に、琵琶湖へ向かいました。

大変有り難いことに、私が琵琶湖にいた期間、京大のクルーの方と同乗して練習に参加させていただくことができました。動作は大学ごとに文化がございますので、序盤にタックやジャイブの息が合わないのは織り込み済みです。動作練習の中で2人の中でどちらも腑に落ちるような動作を目指すことを日々の目標にして練習をしました。
京大生が議論付きだと予備校時代の恩師がよく言っておりましたが、本当なのでしょう。京大のクルーはよく喋っていました。自分の動作の中でのこだわりと、妥協できる点。理想のベアと今のベアがどれくらい乖離しているか。ブローとフレの予想。
もちろんどれほど喋るかは人によります。しかし最も喋らないであろう一年生でも、「まだまだ自分はそんな段階にない」と謙遜しながらも自分の思ったことはバンバン意見していました。
おそらく、ここが東大と京大の1番の違いです。
クルーはできるだけ喋ることと、スキッパーはクルーに喋らせること。これが重要だとは「知って」いました。しかし競技中にはつい忘れがちになります。
関東でのレースでは、圧倒的なヨット力を持つスキッパーがその圧倒的な力をもってレースを制す光景をよく見ます。マーク付近ではミスをしたクルーに怒号を浴びせる光景さえ見ます。そんな場所にいればクルーに喋らせることなど、「そんな瑣末なことを」と思ってしまいます。熱いレースが展開されているとクルーからもたらされる折角の情報なのに「うるさいなあ」と思ってしまうこともあります。
あの恩師が「ビジネスライクな学友」と評した東大生の特徴なのか、はたまたレースのほかの艇の光景が原因なのかはわかりません。もっとほかの理由があるのかもしれません。いずれにしても、東大生のクルーは、レースになれば静かになります。
どげんかせんといかんとです。
喋らせることと良く聞くこと。結局シンプルだけど一番大事なことを再認識した、3日間でした。
最後になりましたが、京都大学ヨット部の皆様、ありがとうございました。
新3年 スナイプスキッパー
吉武宗浩

仰秀へ~練習納め、納会!

2017年12月17日 20時02分44秒 | イベント
こんばんは。元スナイプクルー新2年の美間亮太です!ヤマナカンぶりですね。
書きたいことがいくつかあるので目次をつけます♪

①仰秀へ!
②練習納め&納会
③今年を振りかえって
④新勧へ!(MTG)

①仰秀へ!

タイトルの通り、新チームから僕は仰秀メンバーの一員になります!
理由は色々あるのですが、一番の決め手は来年のJ/24 World Championshipに出場したいという思いです。
(数学という全く違う分野とは言え、高校時に目前で世界大会へ行けなかったので憧れがあったのかもしれません。)

イタリアの海で、笑顔でクルーザーのレースを。憧れます!

3月には学生マッチレースがあります。新しいチームの足を引っ張らないよう集中して練習していきたいと思います。よろしくお願いします。


②練習納め&納会
今週は土曜日に練習納めと納会、日曜日には仰秀チームも交えてのMTGと大掃除がありました。
今年度最後の練習(来週の自主練に参加できないので…)、朝の時点では平均10m/sの風がくると噂でどーんと来い!と身構えていたのですが、僕の乗った午前は超微風でロールの練習に。
レースではロールがうまくかけられず悔しい思いをしていたので、最後にみっちり出来て風に感謝です。
納会では、レモンティーを布教する高山さんなど特に先輩達が弾けていました!
しらふの一年ズはいちゃいちゃしたり(?)、トランプをしたりといつもでは考えられないような遅い時間まで楽しみました。


③今年を振り替えって
ヨットってどうやって走るねん状態の試乗会でスナイプに魅力されて入部。32年ぶりの全日本のサポートをし、先々週の八景島レースで引退された師田さんの船でレースデビュー、先週の東北大学戦では同じく引退された菅原さんの船でオープン艇としてですが、初めてトップを走る経験をしました。
とにかく自分の未熟さを痛感した年でした。レースではマークを見失ったり見間違えたり、他艇に対する注意が足りなかったり。動作を何も考えずに出来るようにならなければ、福井の海で見た先輩達を越えるようなことはできない。これはクルーザーにうつっても同じです。


④新勧へ!(MTG)
MTGでは、主に新勧についての話をしました。ヨットは特に新勧が大きな意味を持つと思います。乗ってはじめてわかるこの快感。多くの新入生が体感してもらえますように。