音楽人

民族楽器の収集、演奏を趣味に生きているおやじのはなし

コンサート

2016-10-31 13:29:06 | 民族楽器
土曜日は、近くの大学であった無料コンサートに行ってきました。中国音楽のコンサートで、二胡、揚琴、琵琶、古筝の演奏でした。皆、上手なプロで、演奏もすばらしかったです。ソロの曲も2曲ずつ演奏しました。日本の音楽と比べて、テクニックや抒情性を強調するような音楽が多いなと感じました。自己主張の強いというのか、見せつけるような感じがしました。日本では、名人は余りテクニックを強調するような曲は弾かないようです。しっとりとした曲を好むように思います。テクニックを強調するような曲は若手の売り出し中の人が弾くように思います。国民性の違いが音楽に現われているように感じました。興奮させるような音楽と、人生を考えさせるような音楽といったところでしょうか。どちらが優れているかというよりも、好みの問題でしょう。そして、日曜日は、私の関係しているNPOの主催する公演がありました。私は琵琶を弾きました。準備にかかるのが遅れたせいで、余り宣伝ができず、450人のホールに200人くらいで少し寂しかったです。しかし、内容は中々よかったと思います。後で写真を見せてもらいましたが、視覚的にもきれいでした。例によって、打ち上げでは飲み過ぎてしまいました。10月は月末に琵琶を弾く機会が3回あり、結構忙しかったです。しばらく演奏会はありません。12月にNPOで浪曲の会を開きます。若手の浪曲師に来てもらいますが、地元では余り聞く機会がないので、多くの人に聞いてもらいたいものです。
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秋のシーズン

2016-10-25 13:26:50 | 民族楽器
先週は金曜日と土曜日に琵琶の演奏をしました。金曜日は仕事が夕方まであり、へろへろになって行きましたが、元気がなかったと言われてしまい、未熟さを痛感しました。日曜日は終わった後、飲み過ぎて翌日久しぶりに二日酔い状態になってしまいました。今度の日曜日はいよいよ、私の属しているNPO主催の公演があります。茨木市のきらめきホールで午後2時から開かれます。無料の会ですので、お時間のおありの方は是非お越しください。そこそこ面白いと思います。こちらは組織として動いているので、雑用がたくさんあり、時間を取られて大変です。しかし、時間に追われているうちに、いつの間にか10月も終わろうとしています。今年の秋は、少し忙し過ぎたように思います。仕事の方も今年は忙しく、バタバタしています。そうしているうちに、もう忘年会の予定も入ってきました。年を忘れようにも、まだ今年は何もしていない感じです。年を取る程、時間の経つのが早いという話は聞いていましたが、こんなに早くなるとは思ってもいませんでした。
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原始的な楽器のよさ

2016-10-18 13:24:28 | 民族楽器
シンギングボール入門という本を読みました。本の内容は大したことが書いてありませんでしたが、付属のCDは中々よかったです。原始的な楽器程、持っているエネルギーはすごいと思います。オーストラリアのディジリドゥなどは、ものすごいパワーを持っていると思います。そういえば、先日はディジリドゥ奏者のgoma氏の書いた本を読みました。交通事故で、高次脳機能障害になって、記憶その他の障害を持ちながら、奏者として復活した他に、素晴らしい絵も描くようになった話です。障害の大変さにも関わらず、体が演奏を覚えていたからこそ、復帰できたのだと思います。これが、西洋楽器だったら可能だったか難しいところだと思います。原始的な楽器と音楽だからこそ可能だったようにも思います。原始的というのは、幼稚だということではなく、パワーを持っていることだと思います。失語症になった人が、歌を思い出して、ある程度言葉を取り戻したという話も読んだことがありますが、いわゆる左脳だけではなく、右脳その他の関連領域にも違う形で記憶はなされているのでしょう。今は、脳の機能について、画像でかなりのことが分かるようになってきているので、そのようなことも段々と分かってくるのでしょう。
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昔の宴会

2016-10-11 14:17:18 | 民族楽器
忙しいまま夏が過ぎて、秋に突入といった感じです。10月には演奏会が3つあります。一つは琵琶の会で弾きます。もう一つは講談の会で弾かせてもらいます。こちらは、プロの人の有料の会なので、という訳でもありませんが、しっかり弾かねばなりません。有料だからというよりは、初めて聞く人が多いと気合が入ります。それから月末に、私が関係しているNPOも会を開きます。こちらは、琵琶を弾きますが、踊りと合わせたりします。市長も挨拶に来てくださるとのことです。いずれにしても秋は忙しいですが、充実している面もあります。青空、月夜、虫の声、紅葉その他、自然の中で音楽をするのにぴったりの季節でもあります。昔はよく、そのようなイベントをしたのですが、最近は余りそのような遊びをしなくなりました。昔は、皆で遊ぶ時は音楽がつきものでしたが、今は各自が普段から一人で聞いているので、皆でするのはカラオケくらいでしょうか。小唄や端歌など、お座敷でされることもなくなってきているようです。昔は、宴会にはかくし芸がつきもので、何か唄うなりしたものでした。まあ、そういうのが苦手の人にとっては大変だったと思います。今は、カラオケになり、マイクの取りあいのようになっています。さすがに、琵琶の会などで、年配者が多いと芸能大会のような盛り上がりをみせることもありますが、さすがに減ってきています。
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9月は多忙で・・・

2016-10-03 09:06:44 | 民族楽器
9月は多忙にしていて、ブログの更新ができませんでした。というか、9月に一つも書いていないことに今気がつきました。日本の北から南まで飛びまわっていました。本当に、北海道と沖縄に行っておりました。また、今月の30日に開催する、芸能フェスティバルの準備も多忙を極めています。今日は、市長を表敬訪問する予定です。余り、大層なことは嫌いなのですが、NPOの代表をしている関係で、嫌なこともしなくてはなりません。同窓会も2回ありました。高校と大学のもので、大学に比べ、高校の同窓会では、職業がばらばらなので、それも面白いものです。ほぼ同じ年齢とは言っても、外見はかなり異なってきています。この土日は、天満音楽祭というのを見に行ってきました。その中で、ダウン症の人が主体になったグループによる、音楽と踊りがありましたが、これが中々素晴らしく、感激しました。知的障害はあっても、すばらしい感性をしているようで、音楽も、ある物語があってそれに合わせて、即興で作ってゆくような感じで、楽譜によるものではないので、皆の気持ちが一致して表現され、また表現法は本人に任されているので、間違える心配もなく音楽に没頭できるのがよいようです。踊りも、身体障害の人が車いすで踊ったりして、こちらもその物語をコンセプトにして、自由に表現されていました。音楽など、うまい演奏はいくらでもありますが、心に残る演奏というのには中々出会えません。本来、感性に訴えるはずのものが、知性中心になってしまっているような気がします。
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