この週末は子供の下宿に片づけの手伝いに行っていました。私自身が片づけの苦手な人間なので、それに似たのかも知れません。昔、兄弟三人で住んでいたことがありましたが、母親が毎月片づけのために来てくれていました。私などは、昔ながらの「勿体ない」という考えが染みついていて、物を捨てるのが苦手で、物が溜まっていってしまいます。そして、限界が近づいてくると片づけるということを繰り返していました。こまめに片づけるというのは苦手です。出した物を元の場所に戻せば汚れないと妻に言われるのですが、それができません。物の上に物を置くのも余り気になりません。子供は完全に私に似てしまいました。ところで、今までは子供のところに行った時は外食していたのですが、今回は部屋で食べました。感染の心配をしてまで、外食をする気にはなりませんでした。今は多人数での会食でのクラスター発生が多くなっているようです。お酒が入ると大きな声でしゃべるのを止めるのは難しいでしょう。ヨーロッパでは感染がまたひどくなってきて、色々と制限がなされるようになってきているようです。経済の回復と感染予防をうまく両立させるのは大変なようです。ところで、子供のところに行っている時に、カリンバという楽器で曲を作っていました。短い曲で、カリンバで奏でる俳句や短歌という感じで作っていました。どれも十秒前後の短い曲なので、簡単に作れますし演奏も比較的簡単にできます。そのうち、これも動画にアップしようと思っています。
先週の土曜日は、合奏の練習をしに雨の中を自転車で出かけました。ビニール袋で武装した琵琶を乗せ、ポンチョを被ってサンダル履きで行きました。ポンチョを着るとかなり暑くなるのですが、雨で寒かったのでちょうどよかったです。練習はマスクをしたり、距離を取ったりして感染対策を取って行っています。もう、本番まで一月を切りましたが、新しい曲を頼まれてしまいました。日本の胡弓を入れて欲しいとのことなのですが、私の胡弓は革が破れていて、まだ張り替えをしていません。そこで仕方なく、中国の胡弓でしようかと考えています。最初は二胡にしようかと思ったのですが、もう少し低音が欲しいので低胡という大き目な楽器にしようかとも考えています。35年くらい前に買ったまま、放置してあるので音が鳴るかどうか心配ですが、幸い革は破れていませんでした。日曜日は撮ってあった動画をユーチューブにアップしました。今まで投稿したものは、ほとんど見られていません。私自身でも中々見つけられないので仕方ないでしょう。それだけ投稿が多いし、同じような名前や内容のものが多いようです。ブログ同様とりあえず続けてゆこうと思っています。今度の週末は、子供に会いに行こうと思っています。久しぶりにの遠出になりますが、現在の感染状況は少し不安です。宿を予約したらゴートゥートラベルキャンペーンで少し安くなるとのことです。すごく安い宿ですが、それでもありがたいことではあります。でも、このキャンペーンも大手旅行会社に金が入るばかりのような気もします。もっと、現地にお金が入るとよいと思うのですが。私も旅行サイトよりもなるべく直接ホテルと契約をしようと心がけてはいます。
先週末はまた、家に居ました。図書館や買い物くらいには外出しましたが、中々それ以上の外出は控えてしまっているのが現状です。それでも、その間に動画をユーチューブにアップするようになってからは、何かイベントに参加したような気分にも少しはなっています。昨日は、莫高窟で発見された、唐時代の琵琶の音楽を演奏してアップしました。日本の学者が再現したもののようです。現代の琵琶では音が合わない感じがするので、ベトナムの琵琶を日本風に改造した琵琶で弾いてみました。この琵琶は、以前ネットオークションで手に入れたものですが、その時はベトナムの琵琶なのですが中国風に改造されていました。中国琵琶はフレットがたくさんあるのですが、それがうまく調整できず、音がうまく出ず、諦めた品のようでした。日本風の琵琶にするととても優しい音が出て、昔の音もこんなのではなかったかと思われます。まあ、誰も聞いたことがないので、これが再現した音ですと言っても分からないでしょうが。ただ、以前同じ楽譜を現代中国の楽器で再現したものを聞いたことがありましたが、音も音楽も現代の中国音楽になってしまっていてガッカリしました。動画をいくつかユーチューブにアップしましたが、録画すると自分の気づかない瑕疵が露わにされるのでつらいものがあります。もっと上手く弾けているはずなのに、もっと良い声のはずなのに、そんなにミスはしてないはずなのに、といつも思ってしまいます。でも、録画されているものが現実なのですね。ガッカリしてしまいます。でも、それを現実と受け止めて、やってゆかねばなりません。継続は力なりだと思ってやってゆかねばなりません。そういう目で他人の動画を見ると中々クオリティが高いなと思います。いつの日か私の作品もそうなればと思っています。