音楽人

民族楽器の収集、演奏を趣味に生きているおやじのはなし

それも人生

2015-02-23 14:21:19 | 民族楽器
今、とあるNPOの設立に関係しています。NOと言えない性格上、関わらざるを得なくなってしまっています。その上部にある、NPOの支部という位置づけのようです。以前演奏した事もあり、話がやってきました。最初の演奏の時はギャラが出たのですが、2回目は助成金が出なくて、途中で寄付を求められました。出演依頼の時、そのような話をしていたのかも知れませんが、記憶にありませんでした。今回は、最初から寄付だけが収入のようなので、それなら入場料を取ってやればよいように思うのですが、それはしたくないようです。大きなところでやって大勢に来てもらいたいようです。ということで少しうっとうしいのですが、まあ、それも人生かと思ってやっています。ところで、私は午後1時からやっているNHKのFMを聴く事がよくあります。昭和の歌謡曲を流していることが多いです。今の若者に流行っている曲はよく分からないので、余り聞きませんが、昭和の歌謡曲はホットして聴くことができます。カラオケで歌うのもほとんど昭和の曲、それも戦後しばらくして流行った歌が多いです。今も、それを聴きながらこれを書いています。昔の歌に比べ、最近の歌で、最初から商業ベースに乗せて売ろうとする曲は、書きたい曲、歌いたい曲というよりも、売れる曲が優先されるようで、マーケットリサーチをしたり、流行を見たりして作詞、作曲をするようです。ですから、その時は流行っても少しすると廃れ、何年かしたら忘れられてしまうようです。懐メロになるのは大変なようです。
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楽器の修理

2015-02-16 14:34:53 | 民族楽器
先日、部屋替えをして、寝室に楽器を置くことになりました。それまでは、冷暖房のない部屋に楽器を置きっ放しにしていました。ところが、寝室に置くようになってすぐに、三味線の皮が破れてしまいました。寝室だと人がいる時は湿度が高くなり、いないと低くなるのではないかと思います。そうこうしている内に、亀の甲羅で作ったギターが折れてしまいました。フィリピン製の古いもので、余り作りはしっかりはしていないのですが。ギターの方は、何とか修復してほぼ直りました。楽器は微妙なものだと再認識しました。この亀は、タイマイなので、今はワシントン条約により輸入はできません。亀の甲羅で作るので、一つ一つ大きさが違います。究極の手作りギターなのです。私が大学生の頃によく楽器店で見かけました。そこそこ値段はしていたと思いますが、今見ると糸巻きなど貧弱な作りです。でも、今となっては貴重な楽器です。ところで、管楽器などは湿気があった方が割れにくいように思いますが、弦楽器は湿度の変化により、弦の張力が強くなったり弱くなったりしてよくないのかなと思います。今のところ、楽器をケースに入れたり、カバーを掛けたりして対処していますが、どこまで有効かは分かりません。民族楽器は楽器屋さんでは余り扱っていないので、自分で修理しなくてはなりません。三味線の皮の張替えはさすがに店でやってもらいますが、10日くらいかかります。演奏会の前に破れたりしたらどうしようもありません。演奏会用のを2つ持つ訳にもゆかないので、練習用のでするしかないのでしょうが。尺八も割れやすいので、気をつけねばなりません。私も今までに、2本割れてしまいました。特に冬場は割れやすいので要注意です。冷暖房にも弱いです。プラスチックや木でできているのは大丈夫なのですが。
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吟遊詩人

2015-02-10 11:59:08 | 民族楽器
今朝は、アゼルバイジャンのドンブラという楽器の弾き語りをラジオで聞いていました。このあたりは昔から吟遊詩人が放浪しながら歌っていたようです。情報の伝達が余りなかった時代なので、彼らの情報は大きな意味を持っていたようで、時の為政者によりよく弾圧を受けていたようです。どうしても、かれらのもたらす情報はお上の気に召さないことが多かったようです。日本では余りそのような存在はなかったようです。琵琶法師や瞽女さんは盲目であり、また曲もほとんどは既成のものをしていたようなので、弾圧を受ける事もなく、むしろ障害者として保護されていたようです。吟遊詩人は詩人というだけあり、自分で詩を作り、曲も作る人が多かったのでしょう。その時の世相を詩にすれば当然、社会の矛盾や問題も取り上げられるでしょうから、為政者には嫌がられたでしょう。歌詞の内容は分かりませんが、私もそのようなものを作ってやってみたいなと思いました。今までの伝統的な歌い方とは違い、シャウトやラップ的な部分が必要な気がします。でも、そんな事をすれば伝統的な琵琶会からはブーイングを受けるでしょう。ただ、時代に合った曲でなければ、一般からは受け入れられないでしょう。古典は古典で大切ですが、現在やっている意味も大切だと思います。時代に迎合する必要もないとは思いますが、伝統に囚われることもないと思います。まあ、実際に曲が作れるかどうかは難しいところですが。
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休肝日

2015-02-02 09:51:52 | 民族楽器
先週末は、音楽仲間と昼間から酒を飲みながら演奏して遊んでいました。今回は、夫婦メンバーに子供が生まれてから初めての会だったので、昔話大会のようになってしまいました。久しぶりに参加した人もいて、音楽よりもおしゃべりが主体になってしまいましたが、それはそれで楽しかったです。年齢的にも、社会情勢からも、皆それぞれ仕事では大変なようですが、音楽を楽しみながら何とか乗り切ろうとしているようです。その宴奏会が終わってから、今度は違う音楽仲間との新年会に少し遅れて参加しました。こちらは、同世代から上の世代なのと、演奏するよりは聴く方が好きな仲間なので、ひたすら話をして楽しみました。酒も肴も話も美味しく、つい飲みすぎてしまいました。そしてその翌日は、浪曲の発表会がありました。練習をすると喉を痛めるので、ぶっつけ本番でやってきました。他の参加者も、稽古の時よりも声がよく出ていました。でも、そこは素人で、時々止まってしまう事もありましたが、そこは愛嬌といったところで、観客も温かく聞いていてくれました。終わった後は、お客様も含めて打ち上げをして楽しみました。ということで、この週末は飲みすぎてしまいました。今日は休肝日にするつもりです。ところで、この休肝日というのはすんなりと変換してくれました。今や市民権を得た言葉なのですね。
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