音楽人

民族楽器の収集、演奏を趣味に生きているおやじのはなし

ギリシャ 5

2018-04-23 09:23:50 | 民族楽器
子供ホテルのホールのソファでスマホをやっていました。休んでいたので、しんどいのはましになったようで、昼を食べに行こうとのことで少し安心しました。スマホで検索した店を探して、何とか見つけることができました。本当に便利な世の中になったものです。そこはヴェジタリアンの店のようでしたが、私の頼んだ麺は何かよく分からないものでした。その後、子供のショッピングに付き合い、ホテルに戻りました。今度はちゃんとタクシーが迎えに来てくれました。かなり早くに空港についてしまいましたが、あちこち店を見ているうちに時間が来て、ドバイ行きの飛行機に乗り込みました。夕方に出発したので、しばらくすると空が夕焼け色に染まってきました。雲の上を飛んでいるので天気は関係しません。トルコ上空に差し掛かった頃には夜になっていましたが、この辺は砂漠の砂の影響もなく、下界の夜景がとてもきれいでした。ドバイにはやはり夜中に到着しました。4時間程時間があるので、しばらくは店を冷やかして見ていましたが、その後は疲れてベンチで休んでいました。寝不足のせいか、子供と喧嘩してしまいました。まあ、ストレスをためず、たまには怒っておいた方がよいのかも知れませんが。昼間は中国の上を飛んでいましたが、窓を開けられなかったので、余り見ることはできませんでした。普段は映画はほとんど見ないのですが、今回は往復の間に5本程見ることができました。じっと映画館に座っているのが苦手なのですが、飛行機の中でじっと座っていないといけないので丁度よいようで、楽しむことができました。その後は大阪までバスに乗って帰りました。後で分かったのですが、子供はどうも機内でパソコンのペンをなくしたようでした。まあ、事故と言えるのは、子供の不調とペンのことくらいで済みました。ところで子供の不調は帯状疱疹によるものだということが後で分かりました。
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ギリシャ4

2018-04-16 09:36:18 | 民族楽器
とうとう、ギリシャ最後の日になってしまいました。この日は、ガイドさんがついて、アテネ市内の半日観光ということになっています。ガイドさんは、ギリシャ人で日本に来て、日本語を勉強したとのことで、普通に日本語で会話することができました。まずはアクロポリスまで歩いて出かけました。ホテルから歩いて20分くらいのところにありますが、時間の節約のためにタクシーで行きました。ガイド付きだと一般とは違う場所でチケットを買うことができ、並ばずに済みました。アクロポリスの丘の上にはパルテノン神殿があり、その途中に野外コンサート場がありました。大理石で作られた半円形の階段状になったところで、今でもコンサートに使われることがあるそうです。パルテノン神殿はずっと修復中のようで、工事されていますが、普通に見学することができます。丘の上からはアテネの市街を一望にすることができます。あいにく曇っていましたが、これはアフリカからの北風で、砂漠の砂が飛んできているためのようで、明日になれば南風になるので晴れるとのことでした。日本の黄砂のようなのがヨーロッパにもあるのだなと思いました。ガイドさんがつくと分かりやすくてよいのですが、いわゆる学術的な説明を延々とするので、少し退屈しましたが、途中で自由行動になりホッとしました。ここも中国の旅行者がたくさんいました。おばさんはサングラスをし、自撮り棒を持って大声をあげているのですぐに分かります。さすがに若い人はそんなことはしていませんが。次は、アクロポリス博物館に歩いてゆくことになりましたが、途中で土産物屋さんに連れて行かれました。難儀なことだなと思っていたら、子供がしんどいと言い出しました。ギリシャに着いた頃から、左の下あごから首筋にかけて湿疹のようなものが出ていて、本調子ではなかったのですが、どうもそのせいのようです。熱はなく、倦怠感が主体のようです。丘を登ったりしたので疲れたようです。博物館見学は止めてホテルで休んでいるとのことで、タクシーを呼んでもらうことにしました。土産物屋さんには、ギリシャに40年近く住んでいるという日本人女性もいて、とても親切にしてもらいました。難儀だなと思って悪かったなと反省しました。子供は休憩したら大丈夫だとのことなので、異国の地に病人を一人放置して、そのまま博物館にとって返しました。博物館は、アクロポリスの発掘で見つかったものを中心に展示されていましたが、やはり本物は迫力が違います。ここでもガイドさんが解説してくれましたが、今度は展示物も多いので助かりました。その後、市内を歩いてホテルに戻ることになりました。私ができれば楽器店に行きたいと伝えると、知らないとのことでしたが、途中の知り合いの土産物屋に聞いてみるとのことでした。その店で教えてもらい、やっと楽器店に到着することができました。ブズキという楽器が中心に置いてありました。ところが、値段が結構します。これなら日本でヤフオクで買う方が安いとは思いましたが、折角ギリシャに来たのだからと、小さな安めの楽器を購入しました。ガイドさんは、先日日本からきた音楽家が、楽器を買いたいと言った時は知らなかったので連れてこれず残念だったと言っていました。その後、街中を見物しながらホテルに戻りました。
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ギリシャその3

2018-04-09 11:41:11 | 民族楽器
翌日起きると、天気は少し曇っていましたが、風は昨日程強くはなかったので、少し安心しました。この日は、日曜日で、ギリシャの独立記念日で、最大の祝日のようです。アテネのホテルは国会の前にあるのですが、そこでは軍のパレードがあるようです。サントリーニでもたくさんの人が教会に集まって式典をやっているようでした。そのため、迎えのタクシーがホテルまで来れないようになっていました。早めに空港についたのはいいのですが、本当に何もない田舎の空港で、ベンチに座ってじっと待っているしかありませんでした。無事にアテネの空港についたのですが、迎えのタクシーが見当たりません。しばらく待っても来ないので、日本の旅行社に電話をしたら、現地の会社に直接連絡してくれとのこと。電話先はロンドンの会社で、最初は英語で説明しなくてはならなくて手こずりました。と書くと私がやっていたようなのですが、実は私の携帯電話はバッテリーが切れかけていて、子供が自分のスマホでやってくれました。その後、日本語になったようですが、日本人ではなく分かりにくい日本語とやりとりをし、向こうはそれを英語に通訳して対応していたようです。結局、分かったのは旅行会社が飛行機の便も間違えて伝えていたため、ドライバーはすでに帰ってしまっているとのことでした。そこで待つのもいやだったので、自分たちで直接帰ることにしました。私は地下鉄で帰ろうと言ったのですが、子供はタクシーで帰りたいとのことでタクシーにしました。大体、空港にいるタクシーは長距離狙いのあやしいのが多いので嫌だったのですが、ギリシャでは空港からアテネ市内までは一律38ユーロに決まっているとのことで、乗ってみることにしました。確かにこれなら安心して乗ることができましたし、タクシードライバーも感じのよい人で、チップも付けておきました。ホテルで一服してから、市内の観光に出かけました。前に行っているので、大分土地勘もついていて、地図を見ながらあちこち歩き回りました。楽器屋さんも捜したのですが、いかにも土産物屋の楽器と言う感じのものを置いているところが1軒あっただけでした。CDショップのようなものも見かけませんでした。このところ、少し食べ過ぎになっているので、夕食はテイクアウトにしようということになりました。テイクアウトの店はそこそこあるのですが、余り総菜屋さんという感じではなく、サンドイッチのようなものが多かったです。それでも、色々と買いこんでホテルに持ち帰って食べました。私はメテオラの時に買って、まだ飲んでいなかった白ワインを飲みながら食べました。ギリシャ料理は、特にごちそうという程のものは食べませんでしたが、どれも素材が美味しく満足しました。農業・漁業が盛んで、日本のような感じがしました。
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ギリシャその2

2018-04-04 10:51:11 | 民族楽器
メテオラからは電車が遅れたこともあり、11時過ぎに帰ってきました。電車は個室になっていて、6席ありますが、帰りは中国人の若夫婦と同室でした。地下鉄で切符を買うのに往生しましたが、何とか助けてもらい無事に帰れました。帰ってから、翌日のチケットをネットで発券することにしましたが、私はうまくできず子供にやってもらいました。それに手間取り寝るのが遅くなりました。翌朝は、サントリーニ島に行くので、朝一番朝食を取り、タクシーが来るまでにチェックアウトしておかねばなりません。6時前から起きて準備して何とか間に合いました。飛行機は50分くらいしか乗らないのですが、その日は風が強く、着陸できるかどうか分からないとのことで、1回目は着陸できず、2回目にやっとでき、機内に拍手が湧きました。もし、引き返していたら、宿もなく困っていました。宿のあるフィラという町は断崖絶壁の上にあり、道を歩いていると吹き飛ばされそうになりました。海から風が吹いているから大丈夫でしたが、反対方向から吹いていたら怖くて歩けません。夏は日差しが強いせいか、白壁の家ばかりでした。完全に観光地で、土産物屋を見ていると飽きません。昼はタベルナという食堂で食べましたが、海鮮料理が色々とあり、タコその他を食べ、昼からワインを飲んでしまいました。値段は日本のそこそこの店とほとんど変わりません。その後、10数キロ離れたイアという、夕陽がきれいに見れる町まで行くことになりましたが、子供が歩いて行くというので付き合いました。山道や車道を歩き中々大変な道中でしたが、夕方になる前に何とか到着できました。ところが、到着した途端に大雨が降ってきました。仕方なく、近くにあったタベルナに緊急避難して夕食にしました。子供は食欲があるのですが、私は昼食がまだ応えていて余り食欲はありませんでした。ところが食事を頼み、出て来たのを見るとかなりのボリューム。冷や汗を流しながら食べました。雨はしばらくして止みましたが、食べているうちに陽は沈んでしまい、食事を終えた時には夜になっていました。雨に打たれたのと、食べ過ぎたせいか、店を出ると急に悪寒がしてきました。幸い、タクシーがあったので、それに乗ってすぐに宿に戻りました。その後熱い風呂に入りやっと回復しました。明日は、またアテネに戻らなければなりませんが、飛行機は飛ぶのかどうか少し不安もありましたが、それはどうしようもないので諦めて、ぐっすりと眠りました。
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