音楽人

民族楽器の収集、演奏を趣味に生きているおやじのはなし

弘法市

2015-12-28 10:44:59 | 民族楽器
先日、国本武春氏が亡くなったとの死亡記事が出ていました。まだ55歳の有望若手浪曲師で、私の大好きな芸人の一人だっただけに残念です。本業の浪曲の方はそれ程でもないのですが、趣味で始めたであろう、三味線ロックの方が大好きでした。抜群のテクニックと最高の乗りのある音楽でした。昨日は、チンドン屋さんのライブを見に行ってきました。新世界のホールでやられていましたが、音楽にぴったりの場所でした。私はチンドンの心躍らせるような音が大好きです。どんな音楽をしてもチンドンになってしまいます。昔、チンドンのセットを作り、仲間内で演奏した事がありました。皆のりのりでとても楽しかったです。チンドン以外に、ゴロスという大きめの太鼓、クラリネット、トランペット、サックス、チューバ、バンジョー、アコーディオンその他で色々な音楽を演奏していました。その他、踊り、コント、歌など盛り沢山な内容で見ていても飽きませんでした。この年末年始にチンドンを作ろうと画策しています。ところで、21日は弘法市が開かれるという事で、四天王寺と東寺に行ってきました。午前中は雨だったのですが、雨天決行との事で最初に四天王寺に行きました。こちらは古道具屋さんが結構多かったです。チンドンに使う太鼓を捜したのですが見つかりませんでした。でも鹿の角を見つけて1000円で買ってきました。知らなかったのですが、鹿の角は犬が食べるとの事で売っているとの事でした。髄のところを食べるそうです。私はチンドンの鉦を打つのに使います。家に撥があるはずのですが、見つからないので作るつもりです。その後、知り合いの陶芸家の個展を見に行き、それから東寺まで行きました。中国の人がかなり来ていました。それ以外にも外国の人はかなりいたようです。終い弘法との事で店も人も多かったようです。店は四天王寺よりは小さめでしたが、数が多かったです。また、食べ物屋さんが一番多いようでした。古道具は焼き物が多かったです。太鼓は結局見つかりませんでしたが、中々楽しい体験でした。
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カラオケ

2015-12-21 09:59:19 | 民族楽器
先週末は忘年会があり、二次会でカラオケに行ってきました。最近は、皆年を取ってきたので、二次会に行く事はめったにないのですが、その会は、若い人が多いので毎年カラオケに行きます。という事で、私も年に1回だけカラオケを歌います。別に新しい曲を歌いたいとも思わないので、いつも同じ曲を歌っています。ところで以前、公民館の発表会を聞いた時に、カラオケがあったのですが、はっきり言って、そんなのを聞かされるのはたまらないというというのが印象でした。酒も入り、知っている人が歌い、皆で盛り上がっているから聞けるのであり、素面で知らない人が歌うのを聞く程酔狂ではありません。採点機能が発達してきて、細かい要素や全体的な仕上がりなども評価しているようで驚きました。琵琶の曲でも入っていればよいのですが、無理なようです。琵琶の曲がヒットすればよいのでしょうが、それはまず望めません。日曜日は、何をしようか悩んでいました。音楽をすれば楽しいのですが、そんな事ばかりしていてよいのだろうか、もっと他にやる事があるのではないかなどと考えてしまいました。単なる時間潰しとどこが違うと言えるのだろうか。若い頃は、生き方とか人生を考えていましたが、いつの間にかそのような事は考えなくなり、ただ今日やる事をやるというような人生を送ってきたような気がします。還暦を過ぎて、また昔の命題が蘇ったという感じです。そういう意味では、仕事については余り何も考えずに済むように思います。生活してゆく上で必要というのが大きいと思います。若い時は、何の仕事をするかという事も大きな問題でした。働き始めてもしばらくはそんな事も考えていましたが、仕事に没頭するようになるとそんな事を考える事もなくなりました。やるべき事をこなすのに一生懸命でした。昔と比べて、やらなければならない事が減ったのでしょうか、考える時間ができてきたように思います。退職してしまえば、もっと切実な事になるのでしょう。これから腰を据えて考えていかねばなりません。
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楽器キット

2015-12-14 13:44:01 | 民族楽器
この週末は、今まで長年放置して楽器のキットの製作をしていました。ウクレレキットは3年くらい前に買ったきりでしたが、やっと作れました。最後のところで、私のええ加減さが出たようで、ブリッジが少し斜めになったような気がします。三線は6年前くらいに買ったものでしたが、これも作りました。3000円くらいのもので、学校の教材にも使われているもののようです。後は、塗装その他をすれば完成します。マイ楽器という点では、自分で作るのが一番でしょう。どちらも比較的簡単に作ることができます。ところで、先週の金曜日には転倒してしまいました。枯葉が溝の上を完全に覆っていて気付かずにひっくり返ってしまいました。最初は、右手だけ打撲したと思っていたのですが、段々と色々なところが痛んできました。顎関節まで痛んできたのには驚きました。多分歯を食いしばったのでしょう。また、全身の筋肉痛にもなりましたし、肋骨も打撲していたようです。まだ、右手に力が入りにくいです。年を取ると、畳の縁にも引っかかって転倒し骨折したりします。そういう意味では不幸中の幸いというところでしょうか。ところで、来年の3月にギャラリーで演奏をする事になりました。色々ネタを考えていると楽しいものです。また、展示品も作る事にしました。アイデアだけはあるのですが、私は自信を持って不器用なのでどうなることでしょうか。それも楽しみです。
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着物は大変

2015-12-07 09:59:15 | 民族楽器
土曜日には、琵琶の会で演奏をしてきました。今回も5弦の琵琶で演奏しました。アンコールをしろとの事だったのですが、用意していなかったので、琵琶の話をしました。十数人の小さな会でしたが、皆さん熱心に聞いて下さりよかったです。これで、年内の演奏は終了です。6人で打ち上げをしましたが、色々な話ができて、これも楽しかったです。その後3人で二次会までしてしまいました。少し飲みすぎてしまいました。中高年になってから、琵琶を始めるのは大変なのですが、開放弦をジャランと弾くだけで、琵琶の世界に入れるので、そこに祇園精舎などの言葉を乗せれば簡単に演奏できてしまいます。別に難しい曲を弾かなくても、それなりに弾けばよいのです。ピアノなどと違い、個性的な音なので一音だけで世界が出来上がります。また、ヴァイオリンなどと違い、音を出すこと自体はそれ程難しくありません。ですから、そのなりに曲を作れば、すぐにでも演奏する事は可能です。それが民族楽器のよさではないかと思っています。第一、琵琶を見るのも聴くのも初めての人が多いので、へたでもそんなものだと思ってくれます。大学時代にちゃんと音の出ない先輩と一緒に尺八を吹いたことがありましたが、聞いていた人たちは、先輩のかすれた音を聞いて、さすが先輩は音に味があると誉めていました。それがマイナーな楽器のよいところです。ところで、琵琶の演奏会の時は、琵琶と着物と楽譜その他の荷物と、全部で3つの荷物を持っていかなければなりません。今回は会場まで30分くらい歩いたのですが、膝が悪いので少ししんどかったです。昔、演奏会は着物は大変だというご老人の意見がありましたが、それがよく分かる年になってきました。
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