音楽人

民族楽器の収集、演奏を趣味に生きているおやじのはなし

今日この頃

2014-04-28 10:10:51 | 民族楽器
先週の土曜日は、万博の自然文化園で音楽を楽しみながら宴会をしてきました。この季節、野外での宴会はとても気持ちがよいものです。何か決まった曲をするのもよいのですが、酒を飲みながらの時は、即興でやる方が安心して飲めますし、興ものってきます。ただ、余りに楽しいので、飲み過ぎてしまう心配がありますが。という訳で翌日は、休肝日にしましたが。6月に民博である音楽の祭日に申し込んでいますので、今は毎日のようにパンフルートの練習をしています。参加できればよいのですが。6月は、演奏会が1つ決まっていますが、2つがまだ決まっていません。とは言いながら、来年はトルコのカヌーンで出演しようなどと考えたりしています。以前は、ギャラリーなどで絵に音楽をつけたりして、絵ごとに楽器を替えて演奏するというような事をしていたので、色々な楽器を演奏する機会があったのですが、最近はそういう機会もないので、特定の楽器しか演奏できていません。どこか広い所に住んで、楽器にまみれて生活したいなと妄想しているこの頃です。
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歴史は繰り返す

2014-04-21 10:36:46 | 民族楽器
昨日は、琵琶の演奏会を聴きに行って来ました。5時間45分休みなく聴きました。薩摩琵琶、筑前琵琶、錦琵琶の演奏がありました。聴き比べてみると、筑前琵琶は音楽的で、ちゃんとメソッドというのが確立されているように感じました。うまい人は、皆ある意味、同じような感じを受けました。薩摩琵琶の方は皆、バラバラといった感じでした。音楽というよりは、芸能的な物を感じました。これは、尺八で言えば、都山流と虚無僧の尺八という感じです。都山流は、音楽的で、うまい人も多いのですが、別に尺八でなくて、フルートでもよいような感じを持つ事があります。これは、現在の筝についても同様で、別にハープでいいのではと思う事がよくあります。まあ、これは私の好みなのだと思いますが。別に古いからよいというのではなく、古いものの中にも価値のあるものがあると思います。長い時間の間に練られたようなものが好きなのです。新しいものが絶えず作られますが、それに対する揺り戻しのようなものも起こります。そうして、歴史は繰り返されるのでしょう。
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花見

2014-04-14 10:45:00 | 民族楽器
もう、桜はほとんど散ってしまいましたが、昨日丹波の方に行くと、まだ真っ盛りでした。川の土手に何キロにもわたって、桜並木が続いているのを車窓に眺め感激しました。今年は何度も花見ができてよかったです。昨年は、笛を作ったりしていましたが、その後まったく創作意欲がなくなってしまっています。琵琶の糸巻きはもう半年以上進展していません。何か分かりませんが、時間ばかりがたっているような感覚です。これから何をやってゆこうか迷っているせいかも知れません。最近はパンフルートを吹いていることが多いです。音楽の祭日に出演できればこれを演奏しようと思っています。パンフルートはミスをしやすい楽器なので、余り自信はないのですが、とても好きな楽器なのでやってみたいと思っています。昨年はマイナーな楽器で、自作曲をやり今一だったので、今年は分かりやすいものをやろうと思っています。ところで、このブログを書き始めて、もうすぐ4年になる事に気付きました。子供がブログをやっているのを見て、面白そうなので、教えてもらって気軽に始めたのですが、結構続いているものです。これが166件目のようです。メカに弱いので、未だに写真を取り込む事ができずにいます。以前に今年こそは写真をアップすると宣言したこともあったように思いますが・・。パソコンも、仕事で必要に迫られて始めたので、未だに必要な機能しか使えていません。今年はXPが終了になってしまいましたが、その処理もまだ終了していません。やらねばならない事に追われているうちに、人生が終わってしまいます。気をつけねばなりません。と、考えている今日この頃です。
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迷い

2014-04-07 09:44:12 | 民族楽器
先週は、湯浅に黒竹を見に行って来ました。まだ、青春18切符が1枚残っていてそれで行ったので、半額程度で行けました。新大阪6時25分発湯浅行きの快速に乗って行きました。大阪には止まらず、大阪駅の北側でグランフロントとウエスティんホテルの間を抜けて行きました。中々新鮮な眺めでした。また、相変わらず車窓からの桜は美しかったです。その電車に乗りたかったので、湯浅は待ち合わせ時間の1時間30分前に到着し、町中を散策しておりました。ミカン問屋があり、三宝柑を4個100円で売っていました。また、紀伊国屋文左衛門の碑もありました。その後、タクシーで、熊野古道が山道になる所まで行きました。道は峠まではかなり舗装されていたので歩きやすかったです。道中の花の美しさにはため息が出るほどでした。すみれ、こぶし、桜、連翹、木瓜、菜の花、たんぽぽ、れんげ、からすのえんどうその他名前を知らない沢山の花が咲き乱れていました。山の緑の中にそこだけぼやけたように見える桜はとても風情があってよかったです。山の中で皆で尺八を吹きました。その後、山が終わり、黒竹の生産組合に竹を見に行きました。全国の黒竹の6割を生産しているとの事で、見事な竹がたくさんありました。仲間の人が、笛を作っているので、太さを選んで、購入していました。最初は私も何本か買おうと思っていましたが、最近は余り作る気がなくなっているのでやめました。その後1時間近く歩いて駅まで出て帰りました。本当は、尺八の起源と言われている由良の興国寺に行き尺八を吹く予定だったのですが、時間が足りませんでした。15キロくらいは歩いたと思います。と、まるで子供の日記のように書いてしまいました。最近は、音楽に使う時間がかなり減っています。その代わり、読書をしている事が多いようです。昔は、時間があれば、とにかく音楽をしていたのですが。還暦を過ぎる頃から、今までの生き方でよいのかよく分からなくなっています。それまでは、まず仕事をして、その空いた時間に音楽をするという感じでした。そろそろ同級生でも、引退する人も出てきています。私もいつまで働くかを考えるようなりました。今は、仕事を辞めると何をしたらよいのか分からなくなってしまうでしょう。音楽をやるのは楽しいのですが、時間潰しのスマホやゲームと何が違うのでしょうか。単なる自己満足のような気もします。まあ、別に自己満足でもよいのでしょうが。という訳で、最近は色々と迷っています。
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コカリナ

2014-04-01 10:38:32 | 民族楽器
いよいよ4月になってしまいました。今年の三分の一が過ぎてしまった訳ですが、あっという間という感じです。昨日は、青春18切符を使って、紀伊半島一周に行って来ました。新宮で待ち時間があったので、町に出てみましたが、トンビが電柱にとまって鳴いていました。トンビの鳴き声を身近で聴くのは本当に久しぶりだったので感激しました。今、コカリナという木でできたオカリナのような楽器を吹いていますが、それで「とんび」の曲を吹いています。笛の音がちょうどトンビの声の高さに近いので吹いてみようと思ったのですが、それ以来、トンビの鳴き声を捜していたのです。和歌山ではいたるところにトンビがいました。カラスよりも私の目には目立ちました。やはり、自然がまだ残っているからなのでしょう。子供の頃は、トンビは身近にいたように思います。鳴き声もよく聴いていました。ところで、コカリナで、とんびの曲を吹くには、替え指を使わないと、トリルのところがスムーズにゆきません。フルートなどでは、替え指の本も出ているようですが、マイナーな楽器では、自分で吹いて捜さないとできません。まあ、それもマイナーな楽器の楽しみとも言えますが。ところで、コカリナはハンガリーなどの民族楽器のようですが、ドイツなど色々な国でも、同様な楽器があり、ポケットフルートなどの名称がついているようです。まさにポケットに入れて持ち歩ける便利な楽器です。行楽のお供に皆さんもおひとつどうでしょうか。コイズミ屋さんにも確かあったと思います。
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