音楽人

民族楽器の収集、演奏を趣味に生きているおやじのはなし

ユーチューブ

2013-10-28 13:50:10 | 民族楽器
先週末は、音楽仲間と即興で音楽をしながら酒を飲む予定でした。いつもはメンバーの実家でやらせてもらっているのですが、季節がいいので万博公園でする予定だったのですが、台風の雨が朝まで降っていたようなので、中止になってしまいました。残念な事でした。秋は野外で音楽をするととても気持ちがいいです。空気が澄んでいるので、音がよく響きます。昔の中国の文人は酒を飲みながら詩を詠んだりして楽しんだようですが、音楽は一緒に即興で音が出せるというのがいいものです。来週の日曜日には、琵琶の会があるので、練習をしないといけないのですが、先日妻とトラブルになって以来、妻がいる時は余り音を立てないようにしています。妻はある程度絶対音感があるので、音を聞くと音名で聞こえてしまうので、考え事ができないようです。演奏をする時間が減った分、曲を作ったり、構想を練ったりしています。今までは、楽器をいじっているのが楽しくて、そんな事をしたり、音楽を聴く時間が余りなかったので、まあ、それもよいかと思っています。作曲は、中国のように、数字譜でやっています。これだと五線譜が不要なので普通のノートに書く事ができて楽です。それから、pcでu-tubeを見るようになりました。ディジリドゥーを主に聴いていますが、世界中の演奏を聴く事ができて、ご機嫌です。その他の楽器のものも色々あって楽しいです。珍しい楽器のものもあるようです。もっとも、勝手に他人のコンサートや演奏を載せる人がいて困るという話も聞きましたが、ルールを守ってやる限りはといもよいものだと思います。
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虚無僧尺八

2013-10-22 10:20:16 | 民族楽器
先週からぎっくり腰になってしまい、寝返りを打つのがしんどいです。そんな中、日曜日に尺八の演奏を聴きに行って来ました。伊丹のお寺でありましたが、行ってみたら、JRの駅前の大きな寺でびっくりしました。4時間くらいひたすら聴いていました。椅子席があったので助かりました。地なし尺八と言って、昔風の作りの尺八で、江戸時代の古い尺八や、演奏者の自作のものなど楽器を紹介しながらの演奏でした。大体は虚無僧の吹いていた曲でした。参加者は70歳代くらいの人が一番多かったように思います。皆、袈裟をかけて演奏していました。お寺の雰囲気とマッチしていてよかったです。最近、尺八は女性の奏者も多くなりましたが、この日は一人だけでした。演奏者のレベルはかなり高いもので、飽きることがありませんでした。尺八の人口は減り続けているそうです。若い人も入ってきますが、亡くなる人の方が圧倒的に多いのです。そんな中、海外では増えてきているようです。それも、虚無僧の尺八が人気のようで、現代風のは余り人気がないようです。精神的なものが求められているのでしょう。この日も外国の方が一人いましたが、袈裟をかけての演奏でした。終わりの方は、上手い人の演奏でしたが、さすがに素晴らしい音色で感激しました。折角の素晴らしい演奏ですが、一般の人には余り知られる事がないのが残念でした。
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バグパイプ

2013-10-15 09:15:43 | 民族楽器
先日の取材の時に、バグパイプを出していたのですが、終おうとすると吹きこむためのパイプがはずれていました。調べてみると、パッグとの間の接続部分が外れていました。そこは堅いビニールのパイプのようなものでできていました。苦労して何とか接続して、終おうとすると、ドローンのパイプがすべて外れてしまっています。見ると、接続部分はプラスチックでできていて、それが劣化して、壊れています。これはどうしようもなく修理を諦めました。メーカーに出すか、何か代わりの部品を使って修理するより方法がありません。メーカーはスコットランドですので、大変なので機会をみて自分で直すしか仕方がないようです。こんな伝統楽器に、プラスチックなどが使われているとは思いませんでした。木などで作ってあるとかびたり、割れたりするのでメンテナンスが大変なのでしょう。このバグパイプも、もう25年くらい使っています。もっとも最近はほとんど吹いていませんでしたが。昔は、バグパイプのバンドに入っていて、色々なところで吹いたりしました。もっとも、余り上達はしませんでしたが。ドローン3本を鳴らすのは余りできませんでした。これは楽器の調整の問題もあるようでしたが。日本でもスコットランド民謡は好まれていますが、バグパイプの音楽もとても魅力的です。派手な音がして、勇ましい曲も多いですが、抒情的なメロディーもとてもすばらしいものです。スコットランドはイギリスの過酷な支配の元に苦しんできましたが、バグパイプは軍隊の先頭に立って行進し、弾が飛んできても、逃げることなく進み、倒れると後ろの者が、前の者の息の入ったバグパイプを拾って、吹いて行進を続けるため、倒れた人間が起き上がってくるように見えたとのことです。そして、帰る時には、同じタータンチェックの模様の者の死体を回収して帰ったので、戦場に死体が残らず、不死身の軍隊として恐れられたとの話を聞いたことがあります。まあ、そんな事を思い出しながら困っていました。バグパイプはかなり古くからある楽器のようですし、ヨーロッパ各地に色々な形の楽器があります。羊の胃袋などを使ったり、動物の形そのままのような楽器もあるようです。牧畜と関係した楽器なのでしょう。以前、浮き袋にホースをつけて、笛とつなげて自家製のバグパイプを作ろうとした事もあったなどと思いだしました。一方弁がうまくゆかずやめたように思います。
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