音楽人

民族楽器の収集、演奏を趣味に生きているおやじのはなし

耳なし芳一

2017-06-26 09:41:33 | 民族楽器
日曜日は、知り合いの家で留学生を招いてのパーティーがあり、参加してきました。中国と韓国の学生さんでしたが、皆そこそこ日本語がしゃべれます。自分の語学力に比べていつもすごいなと感心してしまいます。その日は琵琶で「耳なし芳一」を弾いてきました。夜は別の宴会で尺八を吹いてきました。宴会デーでした。琵琶を弾く人の中には、酒席では演奏しないと言う人もいます。確かに、酒席の余興として弾くのはしんどいことがあります。皆は話がしたいのに、演奏されると迷惑と、かえって大きな声でしゃべられる場合もあります。でも、少人数の場合は、場を和やかにし、話題提供にもなります。琵琶について知ってもらえることで、また演奏会に足を運んでもらえる契機になったりしますので、私は頼まれれば演奏に出かけています。7月は10日に音楽療法の講演をするので、そろそろ準備をしなくてはなりません。14日琵琶の会で「耳なし芳一」を演奏しますが、今までは錦琵琶といって5弦5柱の楽器でやっていましたが、今度は4弦4柱の普通の薩摩琵琶で演奏します。私の属している琵琶の団体がそちらの琵琶を弾くので、公式の場ではそちらだけを演奏しています。保守的な世界なので仕方ありません。耳なし芳一もいくつかの流派から曲が出ているのですが、流派の人間以外が弾くと問題が発生します。私は自分で作ったのをやっていましたが、最近、習っている琵琶の先生の作った曲を教えていただいたので、それを弾いています。
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音楽の祭日

2017-06-19 09:27:19 | 民族楽器
昨日は、民博の音楽の祭日に行ってきました。出番は朝一番で大変でしたが、その後ゆっくり聞けたのでよかったのかも知れません。会場は2か所で開かれていて、色々聞きたいのがあったので、うろうろしながら聞いていました。いつも最後は和太鼓のグループで終わります。今年は、メンバーを若くして、小中学生が主体でした。緻密なアンサンブルで、子供たちの目の輝きが印象的でした。そんな姿を見ていると思わず目が潤んできてしまいます。それにしても、びっくりするくらいうまかったです。終わってから、恒例の打ち上げがありました。今年からアルコールは抜きになりました。残念でしたが、健康にはよいなと思い直しました。それにアルコールなどなくてもすばらしく盛り上がります。他の音楽をする人と交流できるのはとても楽しいことです。また、後半は打楽器やダンスなどが即興でされて皆が一体になって楽しみました。太鼓を教えている友人から、篠笛を教えに来て欲しいと頼まれました。吹くことは吹きますが、余りメインの楽器としてはやっていませんので、お断りしたのですが、結局一度行ってみることになりました。それまでに、勉強・練習しておかなくては。
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次の演奏会

2017-06-13 14:32:45 | 民族楽器
今度の日曜日は、民博で音楽の祭日の催しがあります。琵琶で出場予定です。着物は大変なので洋服で椅子に座って演奏する予定です。膝が悪くて、もう正座での演奏はできません。家からは自転車で、前かごに琵琶を乗せて行きます。そろそろ糸を替えておかねばなりません。琵琶糸は絹なので、演奏中に伸びることもよくあります。新しいと伸びるし、古くなると音は悪くなるし切れることがあるので、タイミングが難しいです。最近ヤフオクで手に入れた、ベトナム琵琶を改造して日本の琵琶にしました。前の所有者は中国琵琶に改造しようとしたようですが、中国琵琶はフレットの数が20個くらいあり、その調整はかなり大変です。前の所有者はかなり頑張って調整しようとしたようですが、最後は諦めたようです。その点、日本の琵琶はフレットの数が少ないので楽です。糸は絹糸にしましたが、まずまずの音が出ています。螺鈿細工が入っているので、正倉院とまではいかなくても、ちょっと高級感が漂っています。今琵琶は、たまに東京まで習いに行っています。先週末に行ってきました。教えていただけるというのは何ともありがたいことだと思っています。独学に比べ、圧倒的に楽です。まあ、楽なのがよいかどうかは別ですが。
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バブルの頃

2017-06-05 09:12:49 | 民族楽器
先日は、無事に本能寺さんでの琵琶演奏を終えました。絵とのコラボレーションも楽しいものでした。とはいうものの、真横で描いていたので、途中は全然見れませんでしたが。バブルの頃は、このような企画が色々なところでされていて、よく参加したものでしたが、今は演奏する機会自体が減っています。ギャラリーでされるものが多かったし、絵がよく売れたので、客寄せとしてされていたのでしょう。久しぶりに本能寺の側にあるコイズミヤさんにも行くことができました。中々珍しい民族楽器がたくさんあり、お客さんもよく入っていました。ただ、私が買っていた頃に比べると高級楽器が多くなったように思います。昔は、ほとんどが中国の楽器で、ウイグルなどの楽器が手に入りましたが、高級なものは余りなく現地で、現地の人が使うような楽器でした。今は、輸出用に高級品を作るのもあるでしょうし、また、皆が豊かになってきたので高級品が増えているのでしょう。今は、店頭以外にもネットでも売られているそうです。でも、本でもそうですが、店頭で手に取って見るのが楽しみではあります。特に楽器は音を出してみないと分かりません。次は、民族学博物館での音楽の祭日での演奏があります。時間が少し短いので、曲に手を入れなくてはなりません。他の人達の演奏を聴くのも楽しみです。
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