世間は大型連休とか言っていますが、そんな事とは縁のない生活を送っています。定年になれば、サンデー毎日の世界なのでしょうが、これも縁がなさそうです。まあ、仕事があるというのはよい事なのでしょう。ただ連休中は何かと音楽のイベントもあるので楽しみです。無料で楽しめるものも多く、覗きに行こうと思っています。風邪はまだ完全に直りきってはいませんが、大分よくなってきました。年を取ってくると、本当に大変だというのを実感しています。特に今回は、ハードスケジュールで体力が落ちていたこともあり、ダメージが大きかったようです。ディジリドゥーの振動による喀痰排泄法もうまくゆきませんでした。へたに呼吸すると咳が出てしまいます。来月は、淀川河川敷でクースの会というのがあります。泡盛を飲みながら話をするだけなのですが、何か出し物でもしようかと考えています。時々、語り物でお笑いのような物をやっています。しかし、最近はぼやくにも余りに殺伐とした世の中のような気がします。
まだ、風邪が完治していません。鼻が詰まり、咳が出て、声がかすれるといったところです。先週は、高校の同窓会に行って来ました。今年還暦になるのでそれを記念して、高校で行いました。丁度、学校も建て替え、改修工事が終わったので、見学させてもらいました。きれいになっていました。今は、きれいでないと、よい学生も集まりにくいのでしょう。高校だと、職業もバラエティーに富んでいて面白いです。大手企業に勤めている者は、子会社に出向という感じの人が多かったです。まあ、失業中の者は来にくいかも知れません。でも、還暦だからそうでもないかも知れません。公務員をしながら、バンドをやっている者もいました。還暦になってから、昔やっていたバンドを復活させたのもいました。毎日、ブルックナー、マーラーを1時間聴いているといのもいました。しばし、懐かしい時を過ごすことができました。最後に、合唱部だったのが、指揮をして、校歌を歌って別れました。昨日は、ギリヤーク尼崎さんのパフォーマンスが尼崎であったようですが、行けませんでした。来週のアメリカ村も、用事があり行けそうもありません。82歳だし、病気もされているようなので、いつまであのすばらしい芸が見れるか心配です。小沢昭一的世界だと思います。私も、あんな芸の力を身につけたいものです。
先週は、久しぶりに楽器を買ってしまいました。ライアーという楽器のばち物です。半額という値札に弱いのは相変わらずでした。見た目はきれいですが、音量は思った程出ませんでした。音階を適当に、変えたりして遊んでいます。3週間前くらいから、喉を痛めていて余り声出せないので困っています。別に、声が出なくても、遊ぶものには困らないのですが、気力が出ません。段々と億劫になってくるのは、老化の証拠でしょう。先日、古本屋で高橋竹山の評伝があったので、買ってきました。まだ、全部は読んでいませんが、最晩年までの事が書かれているようです。楽しみにしています。それから、盲僧琵琶の永田法順師の本も新たに出版されていたので買ってきました。こちらも本人が亡くなった後の事まで書かれているようです。まだ、読んでいませんが楽しみです。図書館から借りている本があると、どうしても、期限の関係で先に読んでしまいます。先日は、久しぶりにヤフオクをやってしまいました。子供のパソコンのメモリー増設のためでしたが。楽器も見たかったですが、止めました。誘惑に弱い人間は、誘惑に立ち寄らないのが一番です。先週は、喉が痛かったので、友人との酒盛りも、お茶でお茶を濁しました。自分が飲まないと、人の酔い具合が分かって面白いものです。一緒に酔っていたら気付かないでしょうが。次からは、私も飲みたいものです。
今年も民博から音楽の祭日の案内が来ました。今年は、ミンミンで独奏しようと思って練習しているのですが、弾き語りで中々覚えられなくて四苦八苦しています。でも何とか、それで応募しようかと思っています。先々週にひいた咽頭、喉頭炎は直りかけていたのですが、多忙で走り回っていたのと、酒を飲み続けていたのとが重なって、こじらしてしまいました。夜、喉の痛みや咳で目を覚ましてしまいます。今日は、音楽仲間と花見をしますが、酒は控えておこうと思っています。ところで、4月からラジオの番組改編になってしまい、今までプログラムして録音していた番組が採れなくなり困っています。しかし、年を取ると、病気からの回復が遅くなり困ります。体はガタがきているのに、昔の調子でやってしまうと後でしんどい思いをする事になります。小沢昭一さんの放浪芸の録音などを聴くと、昔の花見には、流しが来て、歌舞音曲があったりしたようですが、今はせいぜいカラオケくらいで、聞かされる周囲の人にとっては迷惑なものです。電気で増幅したりせず、生音が自然には合うような気がします。沖縄なら、皆が三線に合わせて歌ったり、踊ったりできるのでしょうが、今の本土の人間でそんな事ができる人は余りいないでしょう。ところで来週の日曜日は音楽絡みで3つのイベントがあるのですが、どれに出るか悩ましいところです。
3月初旬から、子供の用事で忙しくしています。まだ後1回は上京して手伝わなければなりません。私は自他共に認めるええ加減な人間ですが、子供はそれに輪をかけたええ加減さで、準備をするのがとにかく遅い。そのためにこちらまで振り回されてしまいます。まあ、いつまでも手伝わなくてもいいのにとは思いますが、来年は成人するので自立して欲しいものです。その合間に喉を痛め、咳がひどく夜が眠れないところに、妻の父親が急死してしまいました。そのため、3月から4月にかけては、本当に忙しくしておりました。この1カ月間はほとんど楽器にも手を触れていません。今までの人生でこんな事はありませんでした。楽器や音楽のない人生など考えてもいませんでしたが、実際になってみると別にどうという事はありませんでした。なにしろ忙しくて、目の前にやる事があるので、ゆっくりしたり、考えたりするよりも、目の前の事をこなしてゆくという感じでした。一生をそんな風に生きる人は、別に人生の中に音楽などなくても困らないのでしょう。実際ある種の充実感もありました。私の場合は、当面の忙しさが終わったら、またいつものような、音楽を楽しむ生活に戻れるかなと思っています。仕事熱心なサラリーマンが退職するとする事がなくなって困るというのもよく分かる気がしました。以前は、珍しい楽器があったらすぐに買おうと思っていたのに、今は欲しいなと思っても、買うだけになって使えなかったら余り意味がないのではと思ったりして、買えなくなってきました。これも年齢のなせる業なのでしょうか。少しずつ人生観が変わり始めているのかも知れません。