音楽人

民族楽器の収集、演奏を趣味に生きているおやじのはなし

生活の見直し

2020-04-27 09:03:34 | 民族楽器
この週末も、先週同様に自粛しておりました。図書館が閉館していて、新しい本が借りれないので、積んどくしていた本や以前読んでよかった本を探して読み始めました。年を取った利点として、物忘れがあります。推理小説的なものはさすがに忘れないでしょうが、その他の本は結構新鮮な気持ちで読めます。特に、知識を得るような本は忘れてしまっていることの方が多いように思います。カリンバの本を読み直して、またカリンバを出してきて調律し直して遊んでいました。自分でそれに絵を描いてもいいかなとも思っています。ただし、絵に関してはトラウマ的な劣等感があるので正面切っては描けないです。うまい下手が分からないようなものを描いてしまいます。コロナで家に籠っていて、今までの拡大してゆくような生活を見直すのも大事だなと思っています。外にばかり目を向け、更に何かを手に入れようとする。今あるものを生かさず、他のものを求める。青い鳥の話のようですが。まあ、こういうことを考えるのも、スマホやゲームをしていないからかも知れません。スマホやゲームをしていると、何も考えずに空いている時間を埋めてしまいます。特に簡単にできるゲームは楽しいので何か、少し嫌になるとやってしまいます。私も以前、パソコンのカードゲームにはまってしまっていました。ちょっとイラッとするとすぐにやってしまいました。数分でできるし、やっている時は他の事を忘れていれるので気楽です。でもやっているうちに、どんどんやっている時間が増えてきて、仕事が細切れになっていきました。これは具合が悪いなと気づいて一気に止めました。減らすというのはかえって難しいです。ところで、パソコンでの囲碁は時々やっています。こちらは楽ではないので、頑張って打とうという気持ちが必要です。じっくり考えないといけないしほとんど負けてばかりなので、結構苦しいところもあります。楽器も最近弾いていなかったのを出してきて弾いていますが、新たな発見があるものです。今はまっているのは、昔ヤフーオークションで落札したベトナムの琵琶で、それを日本風に改造したものです。それで、敦煌の莫高窟で発見された琵琶の曲を弾いていますが、音色が私のイメージにピッタリです。しばし昔の異国に漂っています。
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ああ、春なのに

2020-04-20 11:12:01 | 民族楽器
先日、若手浪曲師が手作りのCDを販売している記事が出ていました。知り合いの人なので、ブログを覗いて見たら、結構大変な事情が書いてありました。四月は予定が全部キャンセルされてしまったとのことです。斜陽な芸能で、元々食べゆくのが大変な業界の中で、なにとか専業で頑張ってきているので、こんな事態が起こると途端に行き詰ってしまいます。その中で、アイデアを考え出し、実行に移してゆくバイタリティーに感心しました。これも、普段からホームページやブログなどで発信しているからできることでしょう。私も早速CDを申し込みました。早く聴いてみたです。ところで、この週末も、ほとんど家に閉じこもっていました。楽器をいじったり、曲を作ったり、本を読んだりと、やることは色々あって困りはしませんが、自分から籠っているのと、外に出れないから籠っているのとでは精神的には少し違うようです。ところで、四月から六月にかけての演奏会は軒並みキャンセルになり、関係しているNPOの公演も流れてしまい演奏する機会がなくなっています。家で一人で練習しているのもそれはそれで楽しいのですが、少し張り合いがありません。ユーチューブでも勉強して、投稿してみようかとも考えています。メカに弱い私としては結構ハードルが高いのですが、折角の機会なので挑戦してみようかと思っています。
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自粛中

2020-04-14 09:42:02 | 民族楽器
先週末も家にて自粛していました。4・5・6月の演奏会は一つを除き、皆中止になりました。一つはまだ連絡がないだけですが。舞台はなくても、練習はやらねばならないというか、弾いているのが楽しいので楽しんで弾いています。ただ、モチベーションを維持するのが難しいですが。私は、音楽を生業にしていないからまだいいですが、仕事にしている人は今大変だと思います。業界の人のブログに書いてありましたが、尺八のプロは8割くらいは年収200万円以下だろうし、申告していない人が多いので、たとえ政府が援助するとしても、受けられないのではないかとのことでした。特に若手は、弟子もおらず実演だけで稼いでいる人が多いので、もろに影響を受けます。芸能は神に近いので、敬われ、恐れられるが差別を受けてきました。特に非常時には不要不急のものとされてしまいます。今まで、毎週一回テニスをしていたのですが、テニスコートが閉鎖されたので今週からできなくなってしまいました。テニス自体は感染の危険性は少ないし、運動をすることはよいのですが、不要不急の外出にはなってしまうのでしょう。また、図書館も今まで貸し出しだけはできていたのですが、今秋からできなくなってしまいました。これも、貸出しは機械を使って自分でやるので、人との接触はほとんどないのですが、不要不急の外出ということになってしまうのでしょう。犬でも抱いて、ユーチューブでも見ていたらよいのでしょうが・・・
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普段できないこと

2020-04-06 10:22:00 | 民族楽器
色々なイベントなどがなくなり、毎日が規則正しくなった感じです。毎週同じような一週間が過ぎてゆくような感じです。不要不急のイベントが日常生活に彩りを添えてくれていたことに気づきます。少し、閉塞感がありますが、今は仕方ないかなと思っています。私は外食を控えるのはそれほど大変なことではありませんが、飲食店の人にしては死活問題です。応援の気持ちもあり、食べには行きたいのですが、コロナに感染すると仕事に穴が開き、かなり迷惑が発生してしまいます。コロナの場合、感染したことに気づかず、周囲の人に移してしまう可能性もあり、そのことも大変です。というわけで、先週末も家にこもっておりました。時間があったので、テレビに保存していた番組を整理していました。私の習性として、手に入れたら安心してしまいます。だから、見ないまま放置しているプログラムがたくさんあります。早送りで再生して見ましたが、やってよかったです。その中で一番心に残ったのは、両親を亡くし、アウシュビッツに送られた姉弟の話で、列車の中で靴を履いていない弟に気づいた姉が、「なんて馬鹿なことをしたのか」と弟を非難したが、それが弟と交わした最後の言葉になってしまった。ということを、戦後助かった姉が告白したという話でした。本当に一期一会ということを心に留めておかないといけない、自分の語る言葉もその気持ちを持って語らないといけないなと思いました。折角家にこもるのだったら、普段できないことをやってゆこうと思っています。
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