音楽人

民族楽器の収集、演奏を趣味に生きているおやじのはなし

また台風

2017-10-30 09:20:27 | 民族楽器
2週続けて週末に台風が来ました。出かけようと思っていたところもあったのですが、無理はしないで2日間家にこもっていました。そこで、修理しないといけないと思いながら放置してある楽器の修理をすることにしました。携帯しやすいように二つに分けた薩摩琵琶は、くっつかなくなっていたのを何とかくっつけるようにしました。まだ、糸巻きも作らないといけないので時間がかかりそうです。次に、バグパイプの修理に取り掛かりました。これはプラスチックの部品が劣化して壊れてしまっていて、以前修理したのですが、空気が漏れるので何か工夫して空気漏れをなくさなくてはなりません。色々と工夫して、大分ましにはなりましたが、まだ漏れるのでさらなる工夫が必要です。それでないと、ただでさえバグパイプは息が足りなくなるので、楽器の不備はなるべく避けたいところです。その後、母親からもらっていた、琴の爪を自分の指に合うように工夫していました。実際に弾いてみないと工夫の成果は分かりませんが。また、最近はユーチューブで好きな音楽を聞きながら作業をやっています。クラシックにしても、民俗音楽にしてもいくらでも曲があります。CDとかは余程特殊なものでない限り買わなくなりました。こうして、色々な店が潰れていくのでしょう。
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浜松楽器博物館

2017-10-23 09:26:51 | 民族楽器
先週末は浜松楽器博物館に行ってきました。これで3回目ですが、いつ行っても楽しいところです。朝4時半に起き、始発の電車に乗り、在来線を乗り継いで10時過ぎには到着しました。この博物館は、鍵盤楽器やヨーロッパの古楽器に関してはすごいコレクションです。また、ガムランその他のアンサンブル用の大編成の楽器の展示もすばらしいです。音や映像も取り入れ、また体験コーナーなどもあります。2時間おきくらいに一つの楽器について音を出して紹介してくれます。楽器は音も楽しめますが、形の美しさも楽しめます。特に、昔の楽器には色々な装飾がされていて、一つ一つ個性的です。また、民族楽器ではいかにも手作りという感じのものが多いです。アフリカの楽器では彫刻がされていてとても美しいものも多いです。コンサートやレクチャーも時々開いていて、家の近所にあれば毎週でも来たいものです。街中にはヤマハやカワイの展示場などもあり、いかにも楽器の町という感じのところです。日曜日は台風の影響で風雨が激しくなってきたので、予定を早めに切り上げ、新幹線を使って帰ってきました。在来線の旅に慣れると新幹線の旅というのは少し味気ない感じがしますが、急ぐ時には確かに便利です。
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習い事

2017-10-16 09:37:02 | 民族楽器
この週末は、琵琶の稽古で東京まで行ってきました。最近は年に3・4回行ければいいのですが、何か用事を兼ねて行きます。以前は、演奏をテープに入れて送って、通信教育の形でもやっていたのですが、余りに効率が悪いので直接行く機会を増やすようにしています。行く回数が少ない分、練習を一生懸命やって、行く時には完成度の高いものにしなくてはなりません。しかし、先生に教えてもらえるというのはありがたいものです。今、市の講座で英会話を受講しています。英語は勉強したいなと思っても、一人では中々できなかったですが、日が決まっていると頑張らなくても自然にできるのでやりやすいです。ただ、その分予定が埋まっているという息苦しさもあります。若い頃は予定が埋まっていないと何か不安のようなものを感じることが多かったのですが、最近は予定が埋まっていると少ししんどくなります。ところで受講者は団塊世代が多いです。海外旅行をされている方も多いようです。現役世代と違い、仕事がないと、自分で何かすることを作らないとなりません。そういう意味では習い事というのはよいのでしょう。今は少子高齢化の中で、今までは子供がやっていた習い事を高齢者がやるようになってきています。教える方も高齢者獲得に力を入れているようです。ただ、習い事に来る人は、いわゆる会社人間だった人は余り多くないようです。無趣味な人は余り趣味を持とうと思わないようです。やることがなく、ワシ族になったり、公園や図書館にたむろすることが多いようです。仕事が忙しくても、何か少しでも自分のことに時間を割くのが大事なように思います。
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プロの演奏

2017-10-10 15:02:35 | 民族楽器
10月は演奏会がないので少しのんびりしています。でも、11月は私の所属しているNPOの公演があるので、その準備が忙しくなってきています。私は、琵琶で出演しますが、作詞・作曲は何とかできて、今練習をしています。ただそれ以外の事務的な用事がかなりあります。場所が少し不便なので、観客の動員に気を配らなくてはなりません。自分の会ならば、客が少なくても余り気にしないのですが、団体とゆるとそういう訳にはいきません。ところで、先週末は、クラシックのコンサートを梯子しました。一つ目は地元のホールでの無料演奏会でした。ピアノ、クラリネット、チェロなどの独奏や合奏でした。ソリストとしては、難しいレベルなのでしょうか、手に汗握って聞いていました。中高生ならば、それが感動になるのですが、プロの場合は少ししんどい気がします。しかし、勉強になるなと思いました。二つ目は大阪での有料のコンサートで、ピアノ協奏曲その他でしたが、さすがに安心して聴いていられました。今年に入って、クラシックの演奏会に久しぶりに行くようになりました。今の若い演奏家は余り知りませんが、昔と比べて技術的にはうまくなっているように思います。前の世代があって初めて今の世代ができたのだと思います。文化が育ってくるには、時間とお金がかかるものだと思います。そういう意味では、邦楽はお金がかけられなくなってきているので、段々と廃れていくのかも知れません。また、日常生活の中から姿を消しつつあり、接する機会もなくなってどうしようもありません。西洋音楽に取って代わられるのでしょうか。
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マイ楽器

2017-10-02 08:59:48 | 民族楽器
土曜日は、地元でのクラシックコンサートで民族楽器の演奏と体験コーナーをやりました。持って行くのが大変なので、管楽器だけにしました。ノーズフルートその他少し小さめな楽器もあって、広い会場では少し見えにくかったかも知れませんでした。体験コーナーは舞台の上でやったので、少し遠慮した人もいたようでした。でもとても楽しい会でした。私の後はヴァイオリンとピアノの演奏がありました。無料の会で、ボランティアのスタッフも多数参加していましたが、観客はやや少なめで勿体ないなと思いました。無料でも演奏したい人はかなりいると思いますし、無料なら聴きたい聴衆もたくさんいると思います。このような場が増えたらいいなと思います。昨日は、一日時間があったので、楽器の塗装をしていました。最近、音楽療法でマイ楽器療法というのを唱えています。自分だけの楽器で演奏するのです。既存の楽器に自分で絵を描いたり、アクセサリーを付けたりしてもよいのですが、自分で作るのはもっと面白いと思います。以前買って、修理して、一応使えるようになっている琵琶や三味線に色をつけていました。元々古い楽器に自分で修理しているので、そのままでは見劣りするものでも、自分で塗装すると愛着が湧くし、オリジナリティーが出てきて面白いものです。最近は、ギターやウクレレ、三線その他色々な楽器のキットを売っていますから、自分で作ってみるのも楽しいと思います。
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