音楽人

民族楽器の収集、演奏を趣味に生きているおやじのはなし

2足の草鞋

2016-02-22 10:36:30 | 民族楽器
3月5日にはコンサートに出演を予定しています。ギター、邦楽、世界の民族楽器を演奏する予定です。また、今度の日曜日は、琵琶などの邦楽器で芝居の人とのジョイントを予定しています。明日から土曜日まで家におらず、ゆっくり練習する時間がありませんが、まあ何とかなるでしょう。ピアノなどは毎日練習していないと、手が落ちてしまうと言いますが、私のやっている楽器というか音楽というかは、それ程テクニックを必要とはしません。あるレベルに達したら、それ程腕は落ちません。と言う事は、その程度の事しかやっていないという事にもなります。スポーツにしても、練習を休むと元に戻るまで時間がかかると言います。私自身は、自分の音楽をそのようなものとしては考えていません。楽しみながらやるという姿勢で、すべてのものを犠牲にしてという気もありません。それでなければ、仕事しながら音楽活動はできません。2足の草鞋を履くからには、そのが可能な形でないと難しいと思います。どちらかが中途半端になってしまうでしょう。演奏会は、いつも自分もお客さんも楽しめるものを考えています。先週の土曜日は、タンザニアの人の前で、琵琶や尺八を演奏してきました。個人の家で開かれたパーティーでしたが、とても楽しいものでした。タンザニアの人にも珍しかったでしょうが、日本人のお客さんも初めてだったようです。去年よりは、人とのつながりが増えてきたようで色々と楽しい企画も出てきています。また、その時のお客さんの中に、以前万博の自然公園で、音楽をやりながら宴会していた時にお会いした方も来られていて、びっくりしました。来週は、琵琶の仲間と一泊での琵琶談義も控えています。
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歌舞伎の看板画

2016-02-15 09:45:43 | 民族楽器
週末は、関係しているNPOの行事で、池田の逸翁美術館に行ってきました。今は、明治時代の歌舞伎の看板画の展示をしています。とてもきれいで、写実的で分かりやすかったです。また、学芸員の人の説明も受けたので、時代背景などもよく分かりました。また、茶室でお茶をいただきましたが、美術館の収集品を使っていたりして、その説明を受けることもできました。お茶の作法くらい知らないといけないと思いました。昔から思うばかりで何もしていないのですが。途中から雨が降ってきました。その後、会員の人の家で新年会が開かれました。私は、依頼を受けていたので、琵琶を持って行って弾きました。今度、元町の二人会でやる予定の俊寛の後半部分を演奏しましたが、琵琶単独ですると地味な曲で初めての人には少ししんどかったかなと思いました。ところで、本番までもう2週間もありません。明日、打ち合わせに行きますがどうなる事やら。別々に練習しており、本番までにどの程度合わせられるか分かりません。まあ、それも面白いのかも知れませんが。その次の土曜日にも演奏しますが、こちらは3部に分けて色々な事をやろうと思っています。私が手を入れた琵琶も作品として展示する予定で、こちらはまだ製作途中です。
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加齢と共に

2016-02-09 10:12:06 | 民族楽器
週末は、上京していました。用事があり、喫茶店に入り浸りでした。少し高めですが、ゆっくりできる喫茶店があり、そこで2日間、毎日4時間以上粘っていました。飲み終わると、日本茶まで出してくれて、ゆっくりできます。周囲も勉強したり、本を読んだり、パソコンしたりと、皆ゆっくりと過ごしていました。井の頭公園も朝早く、少しだけ寄ってきました。時間が早いので、まだ店も少なく、パフォーマンスも余りやっていませんでしたが、公園の池の水抜きをやっていました。昔は湧水があったようですが、今はなにので抜きやすいようです。底の泥を日にさらしておくと、冨栄養化を防げるようで、水質の改善になるようです。また、外来生物を除去しているとの事です。バスや亀などで外来種が強く、固有種が排除されているようです。バスは、釣り禁止にも関わらず、隠れて釣っているようで、そのために放魚しているようです。かなり悪質な事です。日本の池や湖が皆そういうのでやられてしまっています。ボランティアがかなりやっているようです。ということで、今回は色々と自然について勉強しました。音楽の方は、演奏の機会があるので、色々と練習しています。ギターで歌ったり、琵琶を弾いたり、民族楽器を演奏したりと、今月、来月は結構多彩なプログラムになります。何も考えずに、何かができるというのは楽です。最近は、音楽をしていても、こんな事をしていてよいのだろうかと考えてしまう事もあります。昔は音楽をすることは、無条件に良い事だったのですが。加齢と共に再び人生について考えるようになってきています。
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浪曲

2016-02-01 10:19:41 | 民族楽器
昨日は、浪曲を聞きに行っていました。浪曲というよりは、曲師、伴奏の三味線奏者のことですが、その二人会でした。普段は、衝立の裏で見えない事も多いのですが、曲師が中心の会で、余りそのような事はされていないようです。決まった楽譜はなく、ほとんど浪曲師との間のアドリブでの掛けあいとのことです。若手の創作浪曲での掛けあいは、漫才のようなノリでとても面白かったです。250人くらいのホールでしたが、完売でぎっしり詰まっていました。私の知り合いも来ようとしたのですが、だめでした。浪曲だから、そんなに客は来ないと思っていたようですが、主要新聞のほとんどに記事が載ったので、早くから売り切れていたようです。新聞に載ると、普段来ないような客が来るので、観客の開拓という意味でも大きいです。最近は若手の浪曲師も少しずつ誕生しているようです。でも、高齢で亡くなる人の方が多いので、まだ減少は続くでしょう。そして、観客も同様で、高齢の方が亡くなり減り続けるでしょう。他の邦楽と同様です。その中で、いかに若い人に知ってもらうかが大切です。それと、若い人に関心を持ってもらえる内容もなければいけません。古典をそのままというだけでは難しいかも知れません。いずれにしても、浪曲は一人で歌うオペラのようなものです。一度生で聞くと病みつきになること請け合いです。
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