音楽人

民族楽器の収集、演奏を趣味に生きているおやじのはなし

パンフルート

2012-05-30 13:55:03 | 民族楽器
先日、ネットでパンフルートを作って、演奏している人のブログを見て、久しぶりにパンフルートを出してきました。30年以上前に銀座の山野楽器だかどこかで、超特価で買ったものです。3オクターブくらいある、フランス製の高級品でしたが、9割引きくらいなので買えました。ところが、演奏した後、飲み屋に持って行った時に、誰かに割られてしまいました。修理して一応、演奏は可能ですが、パンフルートというのはなぜか壊れやすいです。自分で壊してしまったものもあります。正倉院にもハイショウ(変換できませんでした)というのがありますが、中国でも少しは演奏されているようです。台湾に行った時に見つけて買ってきました。ヨーロッパのものとは左右逆になっているので、最初は吹きにくかったです。韓国でも売っていました。最近は、中南米系のをパンフルートとしてよく売っています。ヨーロッパ製のはなぜか結構高いものが多いです。そんなに作りにくい楽器でもないと思うのですが。文句言わずに自分で作ればいいのでしょうが。
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自分の声

2012-05-28 09:02:41 | 民族楽器
今週の土日は演奏会に出演します。練習のため、テープに録音して自分の演奏を聴きましたが、自分の演奏というのは余り聴きたくないものです。こんなへたなはずはないといつも思いますが、それが現実なのでしょう。特に声は、自分の声とは思えません。自分の声を直接聴く場合は、骨伝導もあり、単に耳から声が入ってくるのとは違うようです。もっと響きのあるよい声のはずなのに。でも、自分の演奏を聴いて、改善してゆかないとうまくならないようです。それを余りしなかったので私は余り上達しなかったようです。でも、PAを使えば、本物よりもよい感じに聴かせることもできるようですが、邦楽の世界では余りやられていません。民族音楽の方では、生音が小さい楽器などはそこそこやっている人は皆、自分用のマイクを持って来ているようです。会場のマイクは来てみなければ、どんな状態か分からないし、公立の施設などでは自分で操作しなければならないところも多いです。ところで、先日朝日新聞に竹の楽器を作っている人の話が載っていたので、ネットで捜してみました。アフリカ旅行記などありとても楽しいブログを作っておられます。楽器も、とても美的センスがあって素晴らしいものです。ただ、値段が高いのだけが残念で、購入するのは難しそうでした。でも、手間もかかるし生活してゆくためには、仕方がないのでしょう。以前、尺八制作者の話で、生活費プラス材料費を年間生産本数で割った物プラスalphaが尺八の値段になるそうですから、年間生産数が少なければ、値段が高くなるのは仕方のないことです。ただ高くなれば、作っても売れないというジレンマも生じます。絵画などでも号いくらと言っても、売れなければ仕方ないわけで、余程有名な人でない限り、製作より販売の方が大変なようです。これは音楽でも同様で腕があっても、演奏依頼がかからなければどうしようもない訳で、へたでも売れれば食べてゆける訳です。マネージメントというのは大事なようです。
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マニア

2012-05-23 10:48:06 | 民族楽器
ネットは色々な情報が入ってくるので面白く、暇があると音楽関係の情報を捜しています。それにしても、日本はすごいなと思います。ほとんどの楽器でプロに近い形で活動している人がいるようです。もちろん、マイナーな楽器が多いので、それだけで食べている人はすくないでしょうが、かなり知識も技術ももっているようです。私が民族音楽に興味を持った、35年くらい前には情報はほとんどありませんでした。東京の若林さんはその頃から頑張っていたように思いますが。シタールも大阪では、確か弘さん(?)という人がやっているようでした。カンテレなどは、ネットで探さないと周囲では全然情報が入りませんが(大阪で関西テレビとしか認識されていません)、ちゃんと友の会というのもあるようですし、それを販売している人もいるようです。東京の若林さんは、民族音楽や楽器で先駆的な事をやっておられますが、以前は普及活動に力を入れておられたようですが、これだけ盛んになってくると単なる普及では意味がなくなってきているようで、民族楽器を使った音楽療法などもやられているようです。とは言っても、まだまだ民族音楽は一般に認知されているとは言い難いようにも思います。楽器や音楽のジャンルで固まってしまっているので、マニアにしか知られないのでしょう。そういう意味では、音楽の祭日のように色々なジャンルが集まる機会がもっと増えるといいのにと思います。
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野外音楽

2012-05-21 08:54:00 | 民族楽器
週末に、万博の自然文化園で野外音楽宴会をやってきました。残念ながらゲストはなかったですが、いつものメンバーで楽しみました。やはりこの時期、野外は気持ちいいです。若いグループが花一匁などをして遊んでいました。私にもあんな頃があったなと懐かしく思われました。ジェンベを持ってゆこうとしたのですが、ソフトケースがちゃちで、ひもが切れてしまったので、インドネシア産の小さなばち物で我慢しました。ディジリドゥーは重かったですが、スキーケースに入れて持って行きました。私の持っている数少ない、海外調達の楽器です。ケアンズの専門店で結構いい値で買いました。まあ、それなりの価値はあるように思います。とにかく吹いていて気持ちがいいです。特に、野外で吹くと気持ちがいいです。自然の音にしっくりと溶け込んでゆく感じが何とも言えず、時の過ぎるのを忘れてしまいます。どの楽器も室内で演奏するのとは一味違った感じです。これからもやりたいのですが、そろそろ蚊が出てきているのでこれからはしんどいかも知れません。ディジリドゥーの響きが蚊の嫌うものだといいのですが・・・そんな楽器を作ればいいのでしょうが、蚊の嫌うのは多分超音波でしょうから、難しいのか。超音波なら人には聞こえないので、楽器の音と一緒に出てくれれば、野外演奏にはピッタシだと思うのですが、まあそんな都合のいいものは無理なのでしょう。
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ホーダー

2012-05-14 08:57:07 | 民族楽器
最近は、バラライカを弾いていますが、中々トレモロがきれいに出せません。前回の挫折よりは進んではいますが。ところで、以前書いておりましたが、今度の土曜日、野外音楽宴会を開きますので、ご興味のある方はどうぞご参加ください。ところで、今読んでいる本はホーダーについてのものです。ホーダーというのは、物を捨てられない人のことのようです。私もそうなのではないかとひそかに心配いているのです。まだ、生活が破たんする程ではありませんが。でも、今ある楽器をもっと有効に使うことが大切だなと思っています。ホーダーの元凶となる、ヤフオクも最近は覗いていません。あれについては、依存症かなとも思っています。ところで、ヤフオクでは、三味線の皮の破れたのを安く買って、板を張り、柱をつけて琵琶三味線なるものを作りました。音の方は、まあこんなもんかなというところです。本当にあほなことばかりしているということは自分でも分かってはいるのですが。こんなしょうもない文章を読んで下さる皆様にも申し訳ありません。
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