音楽人

民族楽器の収集、演奏を趣味に生きているおやじのはなし

即興のよさ

2016-11-28 13:42:26 | 民族楽器
先々週、久しぶりにクラシックの演奏会に行きました。ミッシャマイスキーというチェリストの演奏会でしたが、30年近く前にも彼の演奏会に行ったことがあります。確か、その時はソロだったように思いますが、今回は娘さんのピアノとの共演でした。フェスティバルホールは広すぎるので、無伴奏の曲は少し迫力というか、音圧が足りないような気がしました。ピアノとのデュオでは、そのような感じはありませんでした。経済上の理由から、広いホールでされるのでしょうが、どんなものでしょうか。民族音楽では、大体が狭いところで演奏されるので臨場感というのが感じられて楽しい物です。クラシック音楽にしても、昔はそのようなものが多かったでしょうが、楽器やホールが改良されて、たくさんの聴衆の前で演奏することが可能になってきたようです。音楽が一般化するためにはよいでしょうが、音楽にとっての本来のよさも残して欲しいものです。数十名くらいの規模の音のよい会場がもっとあって欲しいような気がします。先週末は、とある大学の大学祭に行ってきました。そこでアイリッシュミュージックを聴いてきました。楽器を持った愛好家がセッションを楽しんでいて、とてもよい雰囲気でした。向こうのパブではそのようなことが毎晩のようにやられているそうです。比較的短い曲のメロディーを皆で斉奏する感じで演奏されます。そんなやり方なので、どんな楽器でも参加できるのではないかと思いました。バンジョーなども違和感なくとりいれられているようです。皆で楽しく、簡単に合奏ができるというのはとても楽しいことだと思います。クラシックも好きなのですが、決まった楽譜を指示通りに演奏しないといけないというのは、制約が多すぎるように感じます。そういう意味では、即興で簡単に合奏できるというのが理想的なように思います。
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2016-11-22 14:49:44 | 民族楽器
先週末は、東京まで琵琶を習いに行っていました。距離が遠いこともあり、余り頻繁には行けません。以前は、テープに吹き込んでの通信教育も受けていたのですが、手間がかかり、まどろっこしいこともあり、最近はなるべく行くようにしています。とは言え2カ月か3カ月に1回くらいしか行けません。自分一人で勉強するのではなく、先生から教えてもらえるというのは、すごくありがたいことです。また、習いに行くとなると嫌でも練習をするようになります。一人でやっていると、段々と妥協してしまいがちです。他人の目があるというだけでも大切です。それと、演奏をする機会というのも大切だと思います。修行というだけなら、一人で弾いていたらよいでしょうけど、音楽活動という点から言えば、演者と聴衆がいて成り立つのが、音楽だと思います。虚無僧が尺八を吹くのとは違うところだと思います。
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ホームパーティー

2016-11-14 12:39:58 | 民族楽器
先週末は、知人の家で、外国の人を招いてホームパーティーがあり、タンザニアの方が来られました。私も、琵琶と尺八を演奏してきました。非常に怪しい英語での会話になってしまいますが、その点音楽は助かります。琵琶歌の意味は通じませんが、雰囲気はある程度伝わるようです。アフリカの人といっても、皆が太鼓をたたける訳ではありません。というより、日本に来るような人は、そんなことはやっていないでしょう。日本でも、音楽のできる人は最近は多くなったように思いますが、日本の楽器をできる人はほとんどいないでしょう。クラシック音楽をする人が海外に行って、日本の音楽はどんなのかと言われて困ることが多いようです。日本人は西洋音楽は習っても、日本の音楽はまともには習っていません。だから、海外の人に演奏する時も、一緒にいる日本人にも分かってもらいやすい音楽をするようにしています。最近は、三線をよく弾いています。木製ですが、ペイントをした中々楽しいものです。三線は弾くだけでなく、一緒に唄うので、結構難しいです。まず、方言が分かりません。津軽三味線も好きなのですが、こちらは歌を歌おうとは思いません。歌と三味線は基本的には別の人がやります。だからなのか、どちらもかなり技巧的になっているように思います。そういう意味では、沖縄民謡は素朴で、晴れ着ではなく普段着のような感じで接することができます。実際、日常の宴会で、当たり前のように演奏されているようです。木製なので、音は本物と比べると大分落ちますが、楽しむためならそれでも十分です。
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七転八倒

2016-11-07 09:24:48 | 民族楽器
先週の金曜日の晩に風呂に入っていると、急に左腹部が痛くなってきました。何か変なものでも食べたかなと思いましたが、心あたりもないし、胃や腸という感じでもないし、すると尿管あたりなのかなと思っているうちに、どんどん痛みがひどくなってきました。痛み止めなどを飲みましたが、全然効きません。寝床に入っても痛みで寝付けません。しばらくすると少し楽になり少し、眠ったようですが、すぐに痛みが来て目が覚めました。七転八倒という感じで、救急車を呼ぼうかとも思いましたが、病院に行っても痛み止めを打つくらいだろうから、我慢して朝になってから行けはよいだろうということで止めました。しかし、余りに痛みが強いので、もう一度痛み止めを飲みました。しかし、尿管結石では痛み止めを飲んでも、中々痛みは止まらないというのは聞いていた通りでした。朝まで必死の思いで耐えていました。医者に行くと、やはり尿管結石で痛み止めを出されただけで帰ってきました。余り待たされなかったのはよかったですが、余り話も聞いてくれないし、説明も余りしてくれませんでした。まあ、そんなものなのでしょう。よく、ビールを飲んで飛んだり跳ねたりしたらよいと言いますが、そんなレベルのことくらいで対処しないと仕方ないようです。医者は手術ができなければ余り関心を示さないのでしょう。まあ、自分なりに石を動かすようなことをしていたら、楽になりました。この年になったら、何が起こっても不思議ではないなと実感しました。土曜日は、来年の演奏会の打ち合わせ会があったのですが、キャンセルしてしまいました。私は、音楽に関しては、聞くよりも自分で演奏する方が好きなのですが、うまくなるにはよく聞かねばならないと思い直して、最近は聞くことに重点を置いています。昨日は、中国の楽器で、リゾネートギターというのでしょうか、胴の部分に丸い金属部分があるのですが、そこがニシキヘビの革が張られた楽器があるのですが、それを改造していました。ギターのようにフレットがついているのですが、その音階が独特なので、自分の思っているような音楽ができないので、フレットをはずしてしまいました。音は三線にかなり似ているので、三線として使うと面白いかなと思っています。
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