音楽人

民族楽器の収集、演奏を趣味に生きているおやじのはなし

秦琴?

2012-03-28 11:21:35 | 民族楽器
先日、いつものヤフオクで秦琴と称する楽器を手に入れました。秦琴は深草アキさんで有名になった、中国の楽器で、梅花琴ともいったりしているようですが、私もすでに持っていたのですが、今回のはフォークギターを小さくしたような形で、真ん中には大きなサウンドホールがあり、それを少し浮かして蛇皮が張ってあり、そこに駒が乗っています。音は三線に少し似たいかにも蛇皮といった張りのある音です。金属弦が3本で、糸巻きはギターと同じです。秦琴に比べるとネックの長さは短いです。ところで、ウィキペディアで秦琴を見たら、蛇皮を張った楽器の写真が写っていました。以前、台湾に行った時、楽器屋で今回のと同じ楽器を見つけたのですが、ワシントン条約の関係で持ち帰れない可能性があり、諦めていたのですが、その時名前くらい見ておけばよかったなと思っています。ということで、この楽器の名前が秦琴でよいのかどうかは分かりませんが、まあええかと思っています。ところで、ギターと同様にフレットがついているのですが、西洋音階とは少し異なっており中国でも南の方の楽器かなと思っています。とはいってもそんな音階では音楽がやりにくいのです。というのも、そのフレットのままではいかにも一部だけ音程をはずしているようにしか聞こえないのです。それでサズのようにネックに針金を縛り付けて、臨時にフレットを付けました。完全に付け替えてしまうと、楽器そのものが変わってしまうので遠慮した訳です。まあ、少し音に問題はありますが、仕方ありません。こんなこと、文章で説明するよりも、写真を載せれば解決するとは分かっているのですが、それは今年中の課題と致します。
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浪曲の発表会に行って来ました。

2012-03-26 10:57:55 | 民族楽器
先日は、講談の発表会に行って来ました。テレビで時々するのは、ほとんどが関東の講談でパンパンと扇でリズムを取るような感じで、歯切れがよいものなのですが、関西の講談は勢いで語るというよりはじっくりと語る感じで、所々に笑いが入るという。感じとしては面白くない落語と言えなくもありませんが、うまい人がよいネタをすれば面白いのだろうなと思いました。しかし、今のご時世では中々しんどい芸なのかも知れません。そして、昨日は浪曲の発表会に行って来ました。これは、すごく面白かったです。浪曲は一人で演ずるオペラと言ったりするようですが(本当は三味線と二人ですが)、ほんとにそんな感じでした。芝居あり、語りあり、唄あり、涙ありで飽きませんでした。なぜこんな面白いものが、廃れてしまったのかとも思いますが、聴いていてよいとは思うのでしょうが、中々やってみようとまでは思わないのかも知れません。かなり難しそうに思われました。現代の若い日本人は節を余りうまく回せません。そういう音楽になじみがなくなってしまっているので難しく感じるのでしょう。非常に自由度が高く、即興性に富んでいて、現代の感覚にもマッチするように思いました。世界に誇る芸のように思いましたが、中々聴く機会がなく、どこでやっているのかも余り知られていません。Ⅰ部が3時間くらいあって、Ⅱ部は宴会とカラオケ大会となりました。カラオケはうるさくて中々話ができなかったのですが、こんな会に来るだけあって、みなさんカラオケの方はとてもお上手でした。とにかく、行ってよかった、楽しかったというところでした。
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イベント

2012-03-21 13:33:40 | 民族楽器
昨日は、講談の発表会に行ったあと、美藤康夫さんの作陶展を見に行ってきました。美藤さんは、今は智頭町に窯を持っておられますが、昔は木津のお寺に「風の窯」という窯を持たれ、お祭りをされてとても楽しく遊ばせて頂きました。以前、丼を頂き、今も使っていますが、とても使い勝手がよく重宝しています。今も時々、展覧会の時にイベントをされていますが、最近は余り人が集まらないと言われていました。確かに、展覧会でのイベントは昔の方がよくあったような気がします。私も色々とやってとても楽しかったのですが、最近は確かに余りやる機会がありません。普段来てくれないジャンルのお客さんが来てくれるのが魅力的でした。大抵はイベントの後に打ち上げがあり、そこでの交流も楽しみでした。今は、パソコンでの交流がよいのかも知れません。私は余りメカに強くないので、そういうことはできず、他人のブログを見せてもらうくらいしかできませんが。でも、やはり生の交流もよいようで時々オフ会などというのもあるようです。以前、一度邦楽ジャーナルの集まりに行かせてもらいましたが、それはパソコンを通してではなく、雑誌の案内で行きました。やはり、同じような趣味を持った人同志なので、話も弾み楽しかったです。などと書いているうちにまた交流会をやってみたくなってきました。そうだ、私も春に呼びかけをしていたのだと思いだしました。そろそろ日程を決めなくては。
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お誘い

2012-03-19 11:40:19 | 民族楽器
明日は、講談塾の発表会があるので聴きにゆくつもりです。アマチュアの発表会ですが、面白いので、できるだけ行っています。今度の日曜日は、浪曲の発表会に行く予定です。こちらもアマチュアなのにお金を5000円も取ります。飲食つきなので仕方ないのでしょうが、私もチケットをもらわなければ行きませんが、ただならば飲食がついている方がうれしいという卑しい心持です。私もこういう場合、聴き手への迷惑料だと思ってチケットを差し上げています。もちろん迷惑にならないだけの芸であれば一番いいのですが。春は何かとこういう行事が多いです。音楽仲間でやっている酒を飲みながらのセッションは、毎年春は万博公園でやります。野外でするのは解放感があってとても楽しいものです。時期が来たら、お誘いしますので、よろしければ、楽器(どんなものでも大丈夫、もちろんなくても構いません)と酒と肴を持ってお越しください。音楽療法でもそうですが、聞いているだけよりは演奏する方がずっと楽しいものです。ところで、沖縄では毛遊び(もうあしびー)とかいうのがあるそうです。野外で車座になって酒を飲みながら、三線を弾いて歌ったり、踊ったりするそうです。まあ、そんな感じのものです。多分4月か5月の土曜日の午後にすると思います。
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民族楽器を使った音楽療法

2012-03-12 09:54:52 | 民族楽器
先週の土曜日に久しぶりに「民族楽器を使った、即興を重視した音楽療法」の講演をしてきました。1時間しかなかったので、少しやり足りなかったですが、やっていて思ったのは、やっている自分が一番楽しんでいるなということです。今やっている音楽療法は「幸せを感じるための音楽療法」と銘打っていますので、自分がハッピーでなかったら、肥満した人がダイエット法の講演をしているのと同じことになってしまいます。こうやって新しい楽器をデビューさせてゆくのも楽しみです。ところで、会場から質問があって気がついたのですが、その時に持って行った楽器は20数種類あったのですが、ディジリドゥー以外は日本で買った物でした。約30年前に私が楽器を集め始めた頃は、歩きまわって捜したものですが、今はネットで捜せばすぐに見つかります。フィンランドのカンテレなどは何十年も捜していて、見つからなかったのがヤフオクをやっていたら、1年の間に2回は出品されていました。ニッケルアルパは3回くらい見かけて欲しいのですが、値段が高いので中々手に入りません。私の場合は、ネットオークションに、やや嗜癖傾向があるのではないかと恐れています。
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