緊急事態宣言がまた出されてしまいました。公立施設も閉鎖されています。五月に予定しているイベントも、今のところは一応緊急事態宣言の期限外ではありますが、緊急事態宣言が予定通り解除されるのは難しいのではないかと思っています。そうなるといやでも中止せざるを得ません。去年に続いて二回連続となるとかなり応えます。施設が使えたら、無観客ででもやろうということで準備してきたのですが、閉鎖されていたらどうしようもありません。公立施設の全面閉館は過剰な反応のようにも思えます。しかし今は皆でやっている感が必要なのでしょう。日本は忖度が大事なので仕方ないのでしょう。開催まで後一月を切ったので、今は開催されるものとして準備してゆくしか仕方ありません。とは言え、プログラムなどは開催されなければ廃棄するしかありません。財政の逼迫したNPOなので非常につらいものがあります。と、いくらぼやいても仕方ないので、個人的には動画配信を試みています。自分で発信している分には質の低いものでも、開き直って出していますが、他のところから出すものは、迷惑が掛かるので何とかしなくてはなりません。でも、家ど動画を撮るとどうしても不要なものが写ってしまいます。うまく編集できればよいのですが、それも心もとないので困っています。今は週一本アップしようと努力しています。過去にやっていたものなども復活したりして楽しい面もあります。バブルの頃は色々な趣向のイベントがされていました。需要があれば色々と面白いものが企画されるものです。今はそのようなイベントはほとんどなくなってしまっています。金があれば芸術系にも回ってきますが、なくなれば一番先に切られてしまいます。でも、ないなりにやってゆければと思っています。丁度、自粛で時間ができたのですから。
来月NPOの舞台があるのですが、緊急事態宣言が出されたりして、公共施設が閉鎖されるとできなくなってしまいます。最近は、感染症対策を取りながらの開催が当たり前になってきているので、できるかも知れません。野球やサッカーも観客を入れてやる方向で考えているようです。自粛疲れが出てきているので、何でもかんでも自粛という訳にもゆかないでしょう。先週末はランチタイムコンサートを聴きに行ってきました。ギターと歌の二人でした。少し古い歌のようでしたが、聞いたことのないようなものでしたが、やっている方は常連を相手にしているような感じで、話にもあまりついてゆけませんでした。しんどくなり途中で退場してしまいました。冒頭から話が長く、最初の曲も知らないものだったので、つかみとしては今一つという感じでした。そういえば、もうすぐゴールデンウイークになります。色々と音楽祭が催される予定になっていますが、どうなるのでしょうか。結構楽しみにしているのですが。大阪では緊急事態宣言が出されそうですが、イベントの中止なども視野に入れているようなのでどうなるのでしょうか。ところでユーチューブの方はボチボチとアップしているのですが、コメントが入っているようでどのように対処したらよいか困っています。見る人がいないだろうと思って始めているので、想定外というところです。特に、外国からのコメントもあるようです。見ている人は少ないのですが、マニアックな人がいるのでしょう。昔、宮沢賢治の音楽を民族楽器で演奏して歌を歌うというのをやっていたのですが、最近またそれを復活して動画にアップしています。コンサートと違いに一度に何曲もしなくていいので楽ではあります。
先月、母親が入院してからもうすぐ一か月になります。それ程治療らしいことはしていないようで、ただ安静にして投薬を受けているだけのように見えます。入院前は歩けていたのですが、今はもう歩けないと思います。リハビリを申し込んで、少しやってもらっているようですが、ほとんど一日中寝ているので、どこまで有効なのは分かりません。寝たきり老人を作らない病院などがあるので、病院の取り組み次第なのでしょうが、一般の病院ではそこまでやってくれるところは少ないのでしょう。どうなったら退院なのかもよく分かりませんが、面談に行った兄の話では、介護認定を受けないと家で看るのは大変でしょうとのことでした。こちらのことを思いやっての発言ならよいのですが、病院のベッドの調整のためなのかどうかはよく分かりません。いずれにしても入院料が低くなる前には出てくれと言われるでしょう。兄が一人で面倒を看る、老老介護なので心配です。ただ、今はコロナの感染がひどいので、見舞いに行くのもためらわれます。兄はインターネットを使わないので、退院後の準備のための物品購入をインターネットでやるくらいです。ところで、私の所属しているNPOの舞台まで後一月程になり、会議も頻回になり忙しくなってきています。昨年中止になった演目をほぼそのままやるので大分楽ではありますが、油断しているとどんどん時間だけが過ぎてゆきます。また、六月には音楽の祭日という催しがありますが、今年は動画で参加する予定で、その動画を作らなくてはなりません。この一年間余り活動をしてこなかったので、少し動きが鈍くなっている感じです。感染に気をつけながらボチボチやってゆくつもりです。
今日は、高校時代の恩師が高校時代の絵画クラブの仲間と毎年開いている展覧会に行ってきました。もう85歳になるとのことで今回が最後とのことでした。仲間の人も亡くなる人も出てきて、人数が減ってきていることもあり、一人が十点くらい出していました。長く続けているからでしょうが、それぞれの人が味のある作品を描いておられました。継続は力なりということを実感しました。そういえば私も琵琶はもう40年近くやっていますし、尺八はもっと長いですが、良い味に仕上がってきているという実感はありません。長いだけではダメなこともあるようです。でも、昔に比べれば楽しむことができるようになってきたようには思います。もう私も定年している者の方が多くなってきているような年代ですが、仕事をしなくなってしまったら、働いていた時の肩書きというものはもう通用しません。どんな人間であるかが問題になってくるように思います。まあ、本当は肩書きがあろうがなかろうが関係なかったのでしょうが、それがある頃はそのことに目が行ってしまっていたということなのだと思います。私は元々好き勝手なことをやってきているので、そういう意味では年を取っても変わりはありませんが。最近は、人生百年時代ともいわれているので、定年を迎えてからでも人生は三十年近くある場合もありますから、定年になってから新しいことを始めても十分に楽しめるだろうと思います。ところで今日は昼前にJRに乗って出かけたのですが、結構混んでいました。大阪は今日から「まんぼう」が発令されたようですが、どの程度効果があるのでしょうか。自分自身が外出していて言うのも何ですが。