音楽人

民族楽器の収集、演奏を趣味に生きているおやじのはなし

今年最後の

2020-12-28 10:00:22 | 民族楽器
今年最後のブログになりました。本当に大変な一年でした。でも、それはそれで得るものもありました。こんなことがなくても普段からできていればよいのでしょうが、制限を受けないと中々動かないものです。便利なものにはすぐに慣れてしまい、いつの間にかそれがない不便に感じるようになってしまいます。余り流されないようにしてゆかないといけないと思いました。コロナの影響でしょうが、一部の仕事が減ってきています。という訳で、週末は4連休になりました。でも、最初の3日はいつものように過ごしているうちに終わってしまいました。さすがに最終日は連休でないとできないことをやろうと、新しい楽器で動画にチャレンジしました。今日仕事して、年内は休みになります。その連休も何か計画を立ててやってゆければと思っています。今年は演奏会がほとんどなくなってしまいました。その代わりユーチューブに動画をアップするようになりました。まだ、かなり低レベルの内容ですが、まあ、やっているうちに向上してゆけるだろうとのんびり構えています。また、過去にやった面白い企画も再演してみようとも思っています。まだ今は一人でやっていますが、そのうちに合奏などにも取り組もうと思っています。昔に比べて圧倒的に発信しやすくなりました。でも、面倒だと思い、今までやろうとはしませんでした。やってみたら意外と簡単なことが分かりました。将来的には、ネットで仕事ができるようになればとも思っています。そうなれば年齢に関係なく働くことができます。私も、そろそろ肩たたきに会う年齢になってきています。雇用される立場としては、いくら元気であっても年齢による制限に引っかかってしまいます。それにネットで仕事ができれば、あこがれの田舎暮らしもできるでしょう。もっとも、年を取ってからの田舎暮らしは難しいのかも知れませんが。駅近のマンション暮らしの方が楽でしょうが。まあ、仕事の制約がなくなったら考えてみたいと思っています。そう言えば、コロナで田舎に移住する人も出ているようです。リモートワークをするようになって、都会にいる必要がなくなり、感染の機会も少ないし、環境もよいしということのようです。それから、コロナだからできたことをもう一つ思い出しました。本をたくさん読めたことです。今年は300冊近く読むことができました。まあ、悪いことばかりではなかったのだなということで今年を締めくくりたいと思います。よいお年を!
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皆の幸せ

2020-12-21 09:03:29 | 民族楽器
このところ寒い日が続いています。仕事のない日でもなるべく、一日に一回は外出するように心掛けています。まあ、図書館に行ったり、買い物に行ったり程度ですが。膝を痛めているので、余り早くは歩けなくなってしまいましたが、自転車ならそれ程痛みはないので楽です。でも、自転車では余り運動にはなりません。正坐ができないのは、邦楽をやるうえではかなりハンディキャップになりますが、仕方ありません。椅子に腰かけてやっています。もっとも、社会も高齢化しているため、私のような人も増えてきています。今日は知り合いの陶芸家の個展を見に行くつもりにしていたのですが、コロナの自粛要請が出ているので諦めました。本当はこんな時こそ応援に伺いたいのですが、私の仕事は一部対面でやっているので、感染リスクが高く迷惑をかける可能性もあるので止めました。この正月は子供も帰省を諦めました。ようやくワクチン接種の目途が立ってきたようですが、有効性や安全性はどうなのでしょうか。インフルエンザでは予防接種をしていてもかかるので、コロナではどうなのでしょうか。タミフルのような治療薬が出ないと安心はできません。それにしても、私たちの生活において安定したものなどないことが今回のコロナ騒動で実感されました。そして、当時は当たり前に思っていたものも実はありがたいものであったことを失った時に初めて気づきます。個人的には、事故や病気になったりした時に気づくものなのですが、今回は社会全体で気づくことになりました。当たり前の日常が失われるのは、戦争などにおいても見られますが、当事者以外にとっては他人事なのです。でも、今回は皆が当事者になってしまいました。宮沢賢治が「皆の幸せが達成されないと自分の幸せもない」というようなことを書いていたように思いますが、グローバル化した社会においては正にそうなのでしょう。昔なら他所の国のことなど関係がありませんでしたが、今では何らかの影響を受けるようになりました。日本では余り真剣に考えられない、難民の問題などもそうだと思います。
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3D尺八

2020-12-14 09:55:26 | 民族楽器
この週末は、先日延期になった演奏会の曲を動画にアップしたりしていました。チャンネル登録をして下さる人も出てきて喜んでいます。まだ、マイナーな存在ですが、楽しみながら投稿してゆこうと思っています。ところで、先日携帯に荷物を持ち帰りましたので確認お願いしますとのショートメールが来ました。特に来るあてはなかったし、また不在票も入っていなかったし、会社名も書いていないので変だなと思いました。でも、ショートメールなので携帯番号も出ているのでインチキではないのかなとも思いました。でも、やはり変な感じがしたので、とりあえずネットで検索してみました。すると、今流行っている迷惑メールの一種だと分かりました。私のところのは会社名がありませんでしたが、大手の業者の名前を使ってされるのも多いようです。そして、URLをクリックさせて変なサイトに誘導して、パスワードなどを詐取したり、スマホを乗っ取りその人の電話番号で同様のメールを拡散させたり、金を請求したりするようです。だから、電話番号が分かっているからといって安心できないことが分かりました。悪人たちはあの手この手で新しいことを考え出して、人をだまそうとするようです。Eメールなどはその手のメールがよく来るので、注意しないと引っかかってしまいます。ネット社会になって、犯罪もグローバル化しており、油断していると大変なことになってしまいます。とは言え、便利なのでよく使っています。ところで先日3D尺八をネットで購入しました。展示販売会があったのですが、不要不急の外出になるので行かず、その代わりネットで注文しました。手作りの尺八と違い、出来栄えにムラはないだろうと思い注文しました。普通は、買う前に吹いて試すものなのですが、コロナの流行っている時には余りやりたくはありません。樹脂製で色は5色あり、私は赤いのを注文しました。一応、尺八では材質により音は変わらないと言われているのですが、吹いた感じでは音が軽いように感じました。楽器の共鳴の具合が竹製とは違うように思いますが、単に思い込みなのかはよく分かりません。ただ、音は明らかに違います。これも動画にアップしていますので、よければ聞いてみてください。たこちゃんという名前で、3D尺八・アメージンググレイスやコロナ予防体操などで出てくると思います。
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コンサート延期

2020-12-07 10:38:05 | 民族楽器
昨日は演奏会に出演予定だったのですが、コロナ感染赤信号のために演奏会は延期になってしまいました。というか、私も主催者側だったので、そのような決定をすることになりました。かなり練習をしてきただけに残念でした。でも、不要不急の外出は控えてと言われている中で開催する場合、まあこの行事は不要不急になるだろうなと思いました。また、来て下さる人にとっても不要不急の外出ということになるだろうなと思いました。私にとっては不要とは思いませんが、自分一人で勝手にやるものではないので、自分一人が思っていても仕方ありません。そういえば、以前昭和天皇崩御があった時に歌舞音曲の自粛というムードがありましたが、その時はやりました。出演者が私一人で、会場のオーナーも当然やるものだと思っていたので、普通にやってお客さんも来ました。その時は不快に思う人がいても、来なければ済みますが、今回のは感染拡大を防ぐということにつながるので延期にしました。でも、チケットを販売していて、有料でしていたら開催したかも知れません。自分たちの経済的損失と感染拡大のリスクを天秤にかけることになったと思います。あくまで、自粛要請なので中止すれば損失は自費負担ということになるので、負担に耐えられなければやらざるを得ないでしょう。延期とは言っても、コロナがいつ収束するか分からず、また今のところ徒労感のようなものが大きいので、いつできるかは分かりません。コロナの危険性が叫ばれていても、ゴートゥートラベルキャンペーンで人は出かけるし、飲み屋にも人が来るようになっています。経済の問題は大切ですが、もう少し別の方法は考えられないのでしょうか。感染のリスクを犯した人だけが得をするような制度は、感染を奨励していることと同じではないでしょうか。今回は演奏できなかったので、一部の曲を動画に撮ってアップしました。排簫という楽器、中国のパンフルートですが、この楽器は正倉院にも保存されています。ギリシャあたりからシルクロードを通って中国に入ってきた楽器のようです。それで唱歌を吹いて録画したのですが、これが結構大変でした。パンフルートは結構ミスの出やすい楽器なのです。また、排簫はパンフルートとは並びが逆になっています。ピアノは左側が低音になっていますが、パンフルートは逆になっていて、右側が低音です。でも、排簫はピアノ同様左が低音なので、パンフルートを吹きなれている身にとっては、非常に吹きにくく感じます。そういうことで中々ノーミスで吹けないので苦労しました。本番でも当然ミスは出ますが、本番はミスが出てもどうしようもなく、笑って誤魔化すしかありません。でも、動画ではそういう訳にはいかないので、ノーミスになるまで撮り直しをすることになります。普段ええ加減にやっているつけが回ってきたということでしょう。
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