音楽人

民族楽器の収集、演奏を趣味に生きているおやじのはなし

演奏会

2022-10-31 09:21:58 | 民族楽器
今までは毎日時間があれば強迫的に音楽をしていましたが、それは止めました。平日は時間がないので今までと同様にやっていますが、休日は基本的には今までやっていた音楽を止めています。平日は時間がないので、あれこれ考えている暇もないのでそれで充実感が得られます。でも休日にやるとそれで良いのかと疑問が湧いてきてしまいます。プロならばテクニックを維持するために練習は休めませんが、私はアマチュアなのでやはり楽しむことが一番だと思っています。クラシック音楽をやっている人はアマチュアでも、曲が弾けなくなるので練習は欠かせないでしょうが、邦楽の場合は、アマチュアならばテクニック的にはそんな長時間の練習は必要としません。今は休日には、曲を作ったり、既に持っているけれど弾いていなかった楽器を弾いたりしています。どちらも時間がかかるので今まで余りやっていませんでした。今はユーチューブで無料のレッスンを受けれるものが多いです。最近やっているのはフィンランドのカンテレという楽器です。今までは珍しい楽器を演奏できる人が居ても、何か機会がないと知ることができませんでしたが、今はインターネットで簡単に知ることができます。ところで、今週の土曜日11月5日に箕面市のメイプルホールで邦楽の演奏会に出演します。午後2時からで無料ですので関心のある方は是非起こし下さい。感染対策を取りながらの開催になります。終了後は3年ぶりに有志で打ち上げをしようかと思っています。少し怖いのですが、自己責任でやることになりそうです。
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合奏の楽しみ

2022-10-24 09:42:18 | 民族楽器
先週末は合奏団の舞台に出演してきました。箕面市でやっているのですが、そこの文化祭のような催し物に出演しました。三線を弾きました。難しい曲ではありませんが、やはり本番は練習に比べて色々と気が付くことがありました。邦楽も3つの団体が出演していましたが、私たちの団体以外はやはり高齢化が見られました。また吹奏楽団がいくつも出ていました。こちらは周辺の高校のOB・OG団体がいくつもありました。多くの市で市の吹奏楽団があるようです。また、中学や高校でも吹奏楽団のあるところは多いでしょう。卒業してからもやれる受け皿があるのは良いなと思いました。邦楽ではほとんどありません。我が合奏団にも周辺の府県から集まってきます。関東にはそこそこあるようですが、関西には余りありません。団体を維持するのは結構大変だと思います。創立者が引っ張っているところが多いようですが、余り個性の強い人が多いと分裂してしまいます。我が団体はそれ程個性が強い人はおらず、何となく世話役を引き受けてくれる人がいて成り立っているような感じです。それだから年齢や技量に関係なく入りやすいのかも知れません。また、知人も誘いやすいように思います。実は私の大学のクラブの後輩が今は一番多いようです。卒業後もやりたい人が集まってきています。ところでこの週末は練習はせずに、曲を作っていました。東日本大震災の曲です。琵琶音楽は元々鎮魂のためのものなので、どうしてもそのような題材になってしまいます。今東日本大震災関連の本を読みながら作詞しています。事実だけを書いても鎮魂にはなりにくく、色々と考えながら作っています。
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三曲協会の演奏会

2022-10-17 08:51:12 | 民族楽器
昨日は、地元の三曲協会の演奏会を聴きに行ってきました。観客はほとんど私より高齢の方でした。舞台の方はまだ、若い人も少しいましたが・・・。参加者は余りおらず、現在の邦楽の状態が反映されている感じでした。演奏はかなりレベルが低いものでした。老人会の余興といった感じでした。別に老人会の余興を馬鹿にしている訳ではありません。老人会の余興は皆が楽しくやるのが目的なので、上手下手は二の次だと思います。でも、三曲協会の演奏会が同レベルでは寂しく感じました。もちろん、上手い方もおられましたが、邦楽の演奏会としてはどうかなというレベルの曲がいくつかありました。今三曲協会は潰れかけているところが多いようです。若い人が入って来ず、年寄りが亡くなってゆくのでどんどん先細りしてゆくようです。もう、人前で演奏するのは難しくなってきても、他にやる人がいないので出演せざるを得ない状態のようです。昔は選抜して出演させていたり、舞台から人が溢れるような感じがありました。少なくとも後5年ももたないところも多いのではないかと思います。三曲協会は個人ではなく、社中での参加に制限しているところも多いようです。社中が維持できなくなったら嫌でも潰れてしまいます。私の行っている合奏団は個人参加なので若い人もたくさんいます。演奏会の曲は話し合いで決まりますが、自分のやりたい曲を皆にアピールして、賛成を得てやる形になっています。だから三曲協会の演奏会とは曲がまったくと言ってよいほど違います。我々年寄りも若い人に引っ張られるようにしてやっています。学生でクラブ活動として邦楽をやっていても、卒業したら止めてしまう人が大半です。その受け皿があれば若い人も入って来ると思います。今のままでは三曲協会は潰れてしまいます。
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迷い

2022-10-11 08:59:07 | 民族楽器
この連休は琵琶など、いつも練習していた楽器を弾きませんでした。何か、いつの間にか惰性でやっているように感じていました。演奏会があるとか、コンクールがあるとかすると、何も考えることなく練習します。でも、さしあたっての目標がないと、何のために練習するのかと考えてしまいます。やり始めたは時には単にうまくなりたい、あるいは弾いているのが楽しいということで弾いていました。でも、段々とその情熱や楽しさがなくなってきているように思います。初心を維持するというのは難しいものです。惰性で練習してしまうと、時間潰しにスマホをやっているのと変わらないように感じます。でも、そこで本を読むというのも同様に時間潰しになってしまうように感じます。何かやらねばならない用事を片付けてしまうと、いよいよ何をするか考えなくてはなりませんでした。結局やっていたのは三線と篠笛で作曲していました。以前ふとアイデアが出てきたのを思い出したからです。ただ作曲というのは結構、エネルギーを必要とします。とても時間潰しではできません。でも、作ったからといって何かなる訳でもありませんが。人間は時間ができると迷うものなのではないかと思います。人間というよりは、私はと言うべきでしょう。
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生きる意味

2022-10-03 10:04:21 | 民族楽器
コンクールとか演奏会がある時は、練習していても何の疑問も感じませんが、何も目標のようなものがない時は、こんなことをしていて良いのだろうかという気持ちに襲われることがあります。本当はもっと他にやらねばならないことがあるのではないのか。人生をこんなことに費やしていてよいのだろうかなどと考えてしまいます。そうすると練習していても、何か時間潰しのように感じてしまいます。しかし、楽器の演奏というのは日々の修練の上にあるので、練習するというのは悪いことではないはずです。でも、音楽で食べている訳ではないので、演奏する意味があるのかとも考えてしまいます。それなら何をするかというと何をしてよいか分からない。だから練習をするという堂々巡りになってしまいます。お坊さんの修行のようなことをしたら良いのでしょうか?でも、お坊さんも修行時代はともかく、その後は余り修行をしているとも思えません。まあ、他人と比較しても意味はありませんが。結局は生きる意味が分からないので迷っているのでしょうか。若い時は確かにそのようなことで悩んでいたように思いますが、今は今を精一杯生きていればそれで良いような気もしています。結論は出ないのだろうと思っています。まあ、そうして悩みながらも音楽をやって生きています。
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