いつの間にか青春18の季節になっています。前回は、何やかや用事があって使えませんでしたが、今回は暑さに負けずに出かけたいと思っています。大体は楽器に関係したところが多いのですが。地方都市で、古道具屋さんを覗いたり、楽器屋さんに行ったり、手作り楽器を売っていたりなど。海にも行きたいなと思いますが、もう今は泳ぎたいとは思わなくなりました。美味しい魚を食べるだけで十分です。お盆の頃に、中央本線を使って、東京に行くのもよいかなと思っています。飲み食いしながら行っていたら、新幹線で行く方が安くつくかも知れませんが。以前、智頭線に乗った時、同じ車両に誰もおらず、楽器を弾きながら行ったこともありましたが、中々そんな楽しい機会はできないでしょう。ところで、ピースボートに乗って、３ヶ月くらい世界旅行に行ってみたいものです。今は仕事の関係で、２週間弱がせいぜいです。でもそんな事を言っていると、暇ができた頃には体が動かなくなっているなどという事にもなりかねません。どこかで思い切ってやるしかないのでしょう。でも2・3日旅行に行っても、食べ過ぎて太ってしまいますから、長期になるとどのくらい太るか分かりません。それまでに卑しい性格を直しておかなくてはいけません。
通勤途上で見かけるカルガモの親子も大分大きくなってきました。いつの間にか梅雨も開けたようで、蝉の声もうるさいくらいです。連休中は突然、母親と子供の三人で弘前に行ってきました。白神山地にブナの原生林を見てきました。もうすぐねぶたが始まるようで、露店で音楽を流しながら楽器も売っていました。思わず、笛と振り鉦というのを買ってしまいました。弘前と言えば、津軽三味線の本場で、ライブハウスもあるのですが、却下されてしまいました。素泊まりで、夜は居酒屋で名物を食べましたが、何と言っても魚が美味しく、値段も大分安かったです。母親は植物が好きなので、弘前城にある植物園にも行きましたが、色々と珍しい植物があり、よかったです。東北には父親が転勤で福島県にいた事もあり、とても懐かしかったです。その頃は新幹線もなく、大阪から各駅停車の乗り継ぎで行ったりしましたが、遠かったです。しかし、色々な思い出もできました。新幹線では、あっという間に着いてしまうので、何の印象も残りません。旅の味わいとしては、便利なだけでは不足なようです。これだけ便利になれば、大都市に人口が集中しなくてもよいような気もしますが、実際は大都市の人間が遊びに行くための便利さなのかも知れません。津軽の広々とした田んぼを眺めながらそんな事を思いました。
先週の月曜日には、琵琶の会がありました。たくさんの方に聴きに来て頂き、感謝感謝です。私の弾いた曲は弾法がゆっくりしていて、私のような技量ではかえって難しかったように思います。下手な人間は派手な曲の方が誤魔化しが効くのです。前日にお会いした人が何人か来てくださいました。出会いの有り難さを感じました。ところで、今回は明治維新の頃の話を選んだのですが、この頃の人は、国のため、天皇のためにという事で行動しているので、今の感覚からすると極右の演奏会かと思われてしまうかも知れません。確かに、以前歌詞が気に入らないからと帰ってしまった方もおられました。私達自身がそのような思想を持っていなくても、歌うという事はその事を宣伝する面もあります。過去の歴史と捉えることもできるでしょうが、今の世相で捉える人も出てきます。歌詞自身が持っている意味というものを抜きにして琵琶歌を語ることはできないでしょう。そういう意味では難しいところです。日清日露や第二次世界大戦歌った歌もありますが、さすがにそこまでくると歌う人は余りおりません。高校でも現代史というのは、私達の頃はうやむやにして終わったように思います。この週末は、以前ヤフオクでゲットした三味線を改造した楽器に色をつけていました。さすがに子供の頃から美術のセンスがなかっただけあって、小学生の工作のようになってしまいました。アイデアとしては面白いのですが、作る技術が低く、ええかげんなところで妥協してしまいます。最近、創作意欲が湧いてきました。今までもなかった訳ではないのですが、何に時間を使うかの問題のようです。今までは、面倒だからととりあえず楽器を弾いたり、練習したりしていました。今は、とりあえず作っています。自分のええかげんさに嫌気がさして止めるまで、しばらくは作っているでしょう。
土曜日は、琵琶の集まりに行ってきました。関東、中部、関西の主に薩摩琵琶の系統の人が一泊して、交流するというもので、今年は京都でありました。３０年程前に師匠に連れられて行って以来の参加でした。私は、日曜日に用事があったので、日帰り参加でしたが、二次会まで出たので、家に帰ったのは12時を過ぎていました。琵琶を持って行き、演奏もしました。流派の違う人も多く、初めて聴く曲も多く楽しかったです。同じ趣味を持った人同士なら、初対面でも昔からの友人のように話が弾みます。まして、琵琶は、年季の長い人が多いので、昔の話でも通じるのが楽しいです。本日の夜も琵琶会があり、出演します。今回で２６回目です。毎年やっているのでもう２６年目になる訳です。私は３０歳代だったので、随分年をとったなと思います。昨日は、勉強会があり、そこで話をした人に、今日の琵琶会のチラシを差し上げたら、来てもらえるとのことで、一人でも琵琶に関心を持ってもらえるのはうれしいものです。という訳で、土曜日から毎晩宴会続きで、今日も打ち上げがあるので、3日連続になってしまいます。メタボに気をつけなくてはなりません。
