音楽人

民族楽器の収集、演奏を趣味に生きているおやじのはなし

花見

2014-03-25 10:54:06 | 民族楽器
先月は、地域での音楽会に飛び入りで参加しようとしたのですが、満員との事で断られてしまい残念でした。2年前から気になっていたのですが、中々スタートが遅く、本番の前の晩に連絡という状態でした。来年は早くから申し込まなくては。それから、今年はもう少し地域での演奏会に参加しようかとも思っています。本番があると、モチベーションが上がり、練習をしたり、新しい事をしたりする気になります。今は、少し何をするか迷っている状態です。ところで、先週は母親が遊びに来ていて、神戸、大阪、京都と花を見に行って来ました。神戸は花鳥園で、温室の花を堪能しました。大阪は、万博の自然公園と日本庭園で、梅がまだかなり残っていて梅見を楽しめました。京都は府立植物園で、春の花を満喫する事ができました。最近はわざわざ花を見に行くことも余りなく、せいぜいが花見くらいだったので、ちょうどよい機会でした。大分暖かくなっているので、梅見で一杯というのもいいなと思いましたが、桜と違い梅を見る場所はある程度限られており、人が多いので、のんびり一杯という訳にはゆかないようです。花見も昔はもっと楽しげにやっていたような気がします。今は飲んで騒ぐだけのイベントになって、単に店から外へと場所を変えただけのような気がします。昔は、重箱にご馳走を詰めて出かけ、三味線の伴奏で歌を歌ったり、踊ったりしたように思います。また、流しの人が来て余興をしたりする事もあったようです。ある程度、皆が同じ文化を共有していたように思います。つまり、歌や踊りは誰も同じものを知っていたように思います。今ならギターというところでしょうが、共通の歌というのは余りないような気がします。まあ、懐メロならある年代より上の人なら分かるでしょうが、若い人は知らないでしょう。まあ、そういう場で聴き覚えてくれたらよいと思うのですが。沖縄では、毛遊びと言って、野外で三線で歌ったり踊ったりしながらの宴会がまだされているようです。そういう、歌舞音曲のある花見をやってみたいものです。
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浪曲

2014-03-19 13:19:31 | 民族楽器
先週、知り合いの人の出演した浪曲の催しに行って来ました。料理屋で料理を食べてから、一曲聴くというものでした。料理も浪曲もよかったです。来週は、東京で、廣澤虎三大会のようなものがあるそうです。虎三と言えば、私も子供の時に、旅行けばとか馬鹿は死ななきゃ直らないなどの文句を聞いた覚えがあります。直接、浪曲で聴いたというよりは、歌謡漫才みたいなののネタで昔はよくやっていたように思います。宮川左近ショーとか、昔は浪曲のネタのものも少しはされていました。三味線の伴奏が付きますが、浪曲は日本の一人オペラと言ってもよいように思います。世界に誇るべき芸だと思いますが、今は廃れてしまっています。古臭いとか、長いとか言われていますが、それ以前に聞いたことがない人がほとんどだと思います。琵琶なども、聞いた人は、こんなに話が分かるとは思わなかったという人がほとんどで、よかったと言ってくれます。でも、また来てくれる人は少ないです。最近は、若手の女性浪曲師が増えてきて、マスコミなどにも取り上げられるようになり、少しずつ復活してきているようです。聴いたことのない人にはぜひ聴いてもらいたいものです。
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下手の横好き

2014-03-10 11:13:23 | 民族楽器
本日は、朝から確定申告の提出に行って来ました。毎年、この季節は何となくうっとうしいです。安部内閣になってから、何やかやと増税になっているようですが、よく分かりません。景気がよくなっているとの事ですが、実感としてはよく分かりません。よい所はよいのでしょうか。今朝は、いつもと違う所を通ったのですが、梅の花の咲いている家がありました。今日は寒の戻りでかなり寒かったですが、梅にはその寒さが似合うような気もします。梅見にも行きたいのですが、何かそうする心のゆとりがありません。寒さも関係しているのかも知れませんが。昨年から、作っている琵琶の糸巻きは挫折したままです。新たに角材を買ってきて作りなおそうと思っています。昨年末には、竹を買ってきて笛を作っていましたが、こちらも中々うまくゆかず、中断しています。一応、簡単に外形はできるのですが、調律その他細かいところになると、中々うまくできません。笛の仲間にとても器用な人がいて、その人から1本笛をもらったのですが、余りにできが違い過ぎて、このところ自分で作る気が失せてしまいました。まあ、へたの横好きでよいのでしょうが。昨夜は、その笛を入れる袋を作っていました。以前、染色家の方にもらった端切れで作りました。小学校の頃から、家庭科は嫌いではないのですが、不器用です。袋を縫った時は、中身が落ちると笑われました。まあ、そんなレベルですが、作る事は好きで楽しんでいます。
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田舎

2014-03-04 10:49:38 | 民族楽器
昨日は、知り合いの個展を見に行って来ました。さおりという織物の指導をしていて、その他に絵を描き、野菜も作っているという人です。絵はオンリーワンという感じの絵です。独自の画風でずっと描き続けています。見ていると、心が癒される感じの絵を描いています。さおりをする人には障害を持った人が結構多いのですが、そういう人達との交流があるのでこんな絵が描けるのかなという気もします。さおりは障害を持った人達の方が、そうでない人達よりもすばらしい作品を作る事が結構多いように思います。技術や知識でなく、その人の心というか、感性が表現されているような気がします。健常者と言われる人は、教育などを通して、感性をそぎ落とされてきているのではないかという気もします。これは自分自身でもそのように感じることが多いです。その知人は丹波の山奥の昔の家に住んでいて、年に3回ほど皆を集めて持ち寄りパーティーをしてくれます。私も時々行っては、琵琶を弾いています。村の集落の集会所みたいなところや、神社には舞台のようなものもあり、とても雰囲気のよい地域です。絵を描くのもそうでしょうが、音楽も住んでいる環境というのは影響するように思います。都会のマンションというのは、便利ではありますが、音楽をする上では余りよい環境とは言えないかも知れません。
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