6/26民族学博物館で開かれた、音楽の祭日に行ってきました。全部で19組出ていたそうでしたが、私の観れたのは半分くらいでした。音楽だけでなく、踊りもよかったです。何より無料なのがありがたかったです。一組で３０分くらいなので、飽きることもなく観れました。場所柄のせいか、世界の民族楽器の演奏が多く、珍しいく楽しかったです。展示も無料で観れるし、非常に有意義な文化的催しでした。展示はよく観に行っていたのですが、実際の演奏を目にするとより分かりやすかったです。しかし、日本には本当に色々な音楽をする人がいるものだと感心しました。こういう催しが年に４回くらいあればもっとうれしいのですが。あるいはライブハウスで民族音楽の日というようなイベントがあっても面白いかと思います。
時々暇になるとヤフオクをのぞいてしまいます。本当に便利な世の中になったものです。民族楽器を集めはじめたのはいまから３５年以上も前のことで、その時には、専門店もほとんどなく輸入雑貨もあまりありませんでした。とにかく歩きまわっては探したものでした。でも探す楽しみというのはありました。値段が高くて安くなるのを何年も待って買ったりしました。今は金さえあればあっという間に、世界中の楽器が手に入ってしまいます。でも、余り幸せな感じはしません。そして、ヤフオクを始めてから、ほとんど店を見に行くこともなくなりました。ヤフオクに比べて、値段が高いので買えなくなりました。もうあとは現地に行くしかない?民族楽器の世界で遊んでいると、便利な世の中とは違った世界が楽しめるのですが、そういう意味ではヤフオクで民族楽器を買うというのは矛盾した行為なのかも知れません。でも、また1000円で落札してしまいました。
6/26に民博で音楽の祭日の催しがあるので今年も行くつもりです。すばらしい音楽や舞踊が無料で色々観れるのがとても楽しみです。最近読んだ本の中では、中村明一氏の「倍音」という本がとても面白かったです。民族音楽の楽しさがまた違った観点から分かってよかったです。民族音楽を聴いていると癒されるのにはやはり訳があったのです。先日、加藤諦三氏の講演を聞きましたが、現在およびこれからの日本が大変な状態であることがよくわかりました。どうやってゆくのか難しいところですが、精神的には過去への回帰ということも大事なのではないかと思いました。今民族音楽もどんどんと消滅し続けていますが、失ってしまってはいけないと思います。西洋音楽の手法はそれなりに意味があるとは思いますが、絶対的なものではないし各民族の持っている多様性はとても大切だと思います。前著にもそのようなことが書いてありました。
まだ喉がやられていてしんどいので、ヤフオクをのぞいたりして遊んでいます。民族楽器は結構面白い物が出ていることがあります。たまに見たことも聞いたこともないような楽器に出くわします。あるいは間違った名前で出ていることもあります。余りに安い値段が付いていて、義憤にかられて値段をつけて落札してしまうこともあります。まあ、実際に届いてみるまでどんなものか分からないので余り高い物は買いにくいですが。安い物でも余り落札が続くとかみさんからお叱りを受けてしまいます。
先日から気管支炎になったみたいで、痰がからんで困っています。こんな時は、ディジリドゥーを鳴らして胸も共鳴させて痰を出すようにしています。昔大阪では関西blowoutというディジリドゥー吹きの集まりが月に一回中之島公園であったのですが、バラ園の拡張工事でなくなってしまったようです。という訳でもっぱら一人で吹いているのですが。ところでこの前のブブゼラも循環呼吸を使ってディジリドゥーと同じように吹くことができます。音はうわさ通りうるさいですが。
