音楽人

民族楽器の収集、演奏を趣味に生きているおやじのはなし

皆の幸せ

2020-12-21 09:03:29 | 民族楽器
このところ寒い日が続いています。仕事のない日でもなるべく、一日に一回は外出するように心掛けています。まあ、図書館に行ったり、買い物に行ったり程度ですが。膝を痛めているので、余り早くは歩けなくなってしまいましたが、自転車ならそれ程痛みはないので楽です。でも、自転車では余り運動にはなりません。正坐ができないのは、邦楽をやるうえではかなりハンディキャップになりますが、仕方ありません。椅子に腰かけてやっています。もっとも、社会も高齢化しているため、私のような人も増えてきています。今日は知り合いの陶芸家の個展を見に行くつもりにしていたのですが、コロナの自粛要請が出ているので諦めました。本当はこんな時こそ応援に伺いたいのですが、私の仕事は一部対面でやっているので、感染リスクが高く迷惑をかける可能性もあるので止めました。この正月は子供も帰省を諦めました。ようやくワクチン接種の目途が立ってきたようですが、有効性や安全性はどうなのでしょうか。インフルエンザでは予防接種をしていてもかかるので、コロナではどうなのでしょうか。タミフルのような治療薬が出ないと安心はできません。それにしても、私たちの生活において安定したものなどないことが今回のコロナ騒動で実感されました。そして、当時は当たり前に思っていたものも実はありがたいものであったことを失った時に初めて気づきます。個人的には、事故や病気になったりした時に気づくものなのですが、今回は社会全体で気づくことになりました。当たり前の日常が失われるのは、戦争などにおいても見られますが、当事者以外にとっては他人事なのです。でも、今回は皆が当事者になってしまいました。宮沢賢治が「皆の幸せが達成されないと自分の幸せもない」というようなことを書いていたように思いますが、グローバル化した社会においては正にそうなのでしょう。昔なら他所の国のことなど関係がありませんでしたが、今では何らかの影響を受けるようになりました。日本では余り真剣に考えられない、難民の問題などもそうだと思います。
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