音楽人

民族楽器の収集、演奏を趣味に生きているおやじのはなし

調律

2024-03-25 09:20:32 | 民族楽器
先週は春分の日があったので、5連休になっていました。今は毎週末連休になっているので、昔ほどには有難味はなくなりましたが、のんびりした気分にはなります。仕事がないと目覚ましを掛けずに眠ることができます。とは言って、大体普段起きている時間に目が覚めてしまいますが。この週末は以前から気になっていた琵琶の修理をしていました。琵琶には半月といって、表板にヴァイオリンのf字孔のような穴が開いています。装飾のためにそこに半月の形を象牙また金属の飾りをつけます。金属だと壊れることはないのですが、象牙だと撥が当たって破損することがあります。中古のものでは半分くらいはひびが入っているのではないでしょうか。それが欠けてしまっていました。修理に出すと何万円もかかるので、自分で直さざるを得ません。私は自他ともに認める不器用なのですが、そんなことも言っておられません。材料の象牙もちゃんとしたものはなく、工具も大工道具くらいしかありません。三拍子揃っているのでちゃんとしたものはできませんでしたが、何とか直しました。近くで見たらひどいですが、遠くから見たら分からないでしょう。まあ、演奏会では誤魔化せるのではないかという感じになりました。その他にパンフルートの調律をしました。こちらはたまたまパンフルートの中からコルク片が出てきたので、家にあるコルク板を使って調律してみました。楽器はラの音がほぼ440ヘルツに調律されているのですが、少し狂いがあったので調律しました。ただ、これではピアノなどと合わせると音が低いことが多いようです。もう3か4ヘルツくらい上げた方が良いのかも知れませんが、そうなると全部調律し直さないといけないので止めました。民族楽器は今の西洋音楽の調律よりも少し低いことが多いようです。
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