チェロ物語FINAL

虹の橋で、
そろそろ、
のんびり、

過ごします。

レモンたん

2016年11月20日 | 犬の戯言


アメリカの次期政権はイスラム敵視、

不法移民排斥の強硬な布陣を敷いたようであります、

神の国から見ればキリスト教もイスラム教も、

同じようなものにしか見えないのですが、

憎しみの感情はとどまることを知りません、

宗教とは人間に幸福のために在って禍(わざわい)を与えるために、

存在するのではないと考えるのですが、

結果としては悲惨な現実しかないのでございます、





レモン畑の私です、

屋根の上のヴァイオリン弾きや、

セロ弾きのゴーシュさんに憧れて、

毎夜のように屋根に登っているのですが、

いつも途中で恐怖感に襲われ泣いてしまって動けなくなるのです、

仕方ないので抱っこで降ろしてもらいます、

酸っぱそうなレモンたんでございます、





神の国も大変ですね、

日本好みの道筋が鮮明に見てまいりました、

本当に犬の痴呆症ではありませんが、

前に進むことはできても後退ができなくなるのです、

狭い所へどんどんどんどん押し進んでゆくのです、

無性に怖いので、

虚空に向かって吠えるのです。

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ノベンバー

2016年11月19日 | 犬の戯言


夜中中強風が吹き大粒の雨が吹き付けてきます、

雷・強風・波浪注意報がお出迎えの週末でございます、

雷様がごろごろと鳴るので、

私は瞬間的に何故だか屋根の上に逃げたくなるのですが、

これってどこか変ですね、

昨日もまたそれをやってしまってどすんと落ちてしまったのです、

またしてもの大騒ぎがあったのです、

私も普通はハウスで気を付けの姿勢でいるのです、





ボブ・ディランは授賞式欠席するようです、

それでいいのだと思います、

ただ紆余曲折ありすぎでしたね、

もっと簡潔にすぱっとやってほしかったと思います、

唐突ですが金婚式とかもそうです、

お上にそんなこと、

褒めてもらっても仕方がありません、





朝も湿度が高く風は止んで、

雨だけがざあざあ降り続いているのです、

お散歩は午前中はできない可能性が高いと思います、

ここしばらく雨が多いですね、

木枯らしのような風が吹いても気温は高めでございます、

濡落葉がほっとしたような顔で、

あちらこちらにへばりついております、

ノベンバーももうほとんどお仕舞いですが、

まだまだ十日はあるのです、

雨と風のノベンバーです。



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逃げたい

2016年11月18日 | 犬の戯言


本日は恒例の行事ではありますが、

血を吸うことがとてもとてもお好きな、

白い巨塔の光森(こうもり)さんのご招待で出かけます、

わざわざ血を吸わせて差し上げるのでございます、

しかも完全予約制であります、

朝も早くから出かけ順番をひたすら待つのです、

厳格に守るべき項目が列挙されているので遵守致します、

加えてとても偉いかどうかは不明、

若しくはよく解らないのですが、

わざわざ鮮明に映し出すための、

注入された途端に身体中が燃えるように熱くなる、

魔法の液体も大量に注入していただいて、

影を増やして詳細まできめ細やかできれいに見える写真も、

光森さんのお知り合いの方にご依頼をいただき、

お忙しい中わざわざと、

特別に今回は撮影していただくことになっているのです、

いつものことですが感動的な、

すごい作品が出来上がるのでございます、





勿論写真のほうは全身丸見えになってしまいます、

プロに情け容赦はございません、

とても恥ずかしいのですが綺麗な写真の為にはそんなことを、

言っている場合ではないのです、

夏の終わりのころにはもっともっと恥ずかしい、

とても痛いしここでは書けないような、

悲し過ぎて笑えないような撮影もしたのです、

いえいえそんな場所ではありません、

よくあんなところにカメラが入るものだと、

感心するところではないのですが、

思わず感心してしまいます、

ドラマの「逃げるは恥だが役に立つ」通称逃げ恥が好調ですが、

恥でもなんでもとにかく逃げたい気分でした、





思わず眉間にも皺が寄るのです、

夏にも同じことをしたのですがその時は少し大変でした、

そのあと地獄の日々がややあったのです、

まだその具体的というか詳細な結果も解らない感じなのですが、

勝手に今回一緒に教えてもらうのだろうと、

素人で馬鹿ですから信じているのです、

あっ私じゃありません、

私は付き添いで、

だれかの話です。

*これは物語でありますし、笑い話でございます。
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偽コメント

2016年11月17日 | 犬の戯言


それは三日前のことでした、

ちょうどスーパームーンで雨が降る憂鬱な月曜日でした、

私が切り妻の急なハウスの屋根で、

遭難しかけた日でもありました、





そんな日の夕方に理解するのが極めて難解(なんかい)な、

しかも「なんかいな」と思えるコメントが届いたのでございます、

普段から独善的妄想がそのまま文字となってしまう、

私の文章でありますので、

私が酷いことを意とはしないにしても、

書いてしまったのだなと思い、

これは困ったことになった、

また悪いことをしてしまったなと、

猿にもできる反省をいつものごとく、

一向(ひたすら)にしていたのでありました、





ところが、

ところがでございます、

そのコメントは読んでいただいているお友達の、

名前を騙る偽物だったのでございます、

偽物による偽コメントだったのであります、

昨日の深夜遅くそのことが判明いたしました、

そりゃそうでございます、

人畜無害でいつも黄昏て、

心情あふるる軽薄さが信条の私が、

どなたかを傷つけたりするはずがありません、

これは冗談です、

それはともかく卑劣な輩がいるものです、

私のスキルではすぐには犯人探しもできないのですが、

これは考えられた上手くて困る手口です、

解決策考えます。
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嫌いです

2016年11月16日 | 犬の戯言


昨日のお月様もとても綺麗でした、

スーパームーンではないのですが大きかったので、

うさぎさんのお餅搗きがはっきりと見えました、

ところでまたまた古いお話ですが、

「ノンちゃん雲にのる」は、

石井桃子さんがお書きになった1951年の児童文学作品です、

鰐淵晴子さんで映画化もされました、





実は私さすがに「雲」ではないのですが、

ハウスの「屋根」にスーパームーンの夜、

乗ってしまったのです、

お月様を観るためではありません、

だれかが私を呼んだのです、

屋根の上でヴァイオリンを弾こうと思ったのです、

1964年アメリカのミュージカル、

「屋根の上のヴァイオリン弾き」の、

真似をしようと思ったのかもしれません、

ところが我が家にはヴァイオリンなんかは有る筈もなく、

やむを得ず父の古びたギターを、

仕方なくつま弾いたのでございます、

チェロにすれば良かったって、

そうですね、

そうだったのですがチェロは居ても、

有りませんでした、





実は本当のことを申しますと、

切り妻の屋根ですから立っているだけでも大変でした、

あわや手足もしくは全身の骨折、

リードでの窒息死も想定される危機的状況でございました、

写真があれば良かったのですが、

慌てて飛び出してきて、

抱き上げた父にそんな余裕はありませんでした、

ただ申しますには、

とても面白い格好をしていたそうでございます、

絵が上手だったら描いてみたいと言っておりましたが、

下手で良かったと、

本当にそう思います

スーパームーンは嫌いです。

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そうでしょ

2016年11月15日 | 犬の戯言


とかくこの世は住みにくいものではありますが、

犬も人間も国の内外を問わず、

どうやらますますそうなって行くような状況であります、





保護主義を貫徹してゆけば、

紛争なり戦争に、

やがて発展することは、

過去の歴史から見ても明らかでございます、





勿論なったらその時困るだけですので、

どうってことはありません、

今が良けりゃそれで良いのでございます、

そうでしょ、

一晩中雨風が激しかったせいなのか、

海藻のようなものが、

たくさん浮かんでおりました、

広島からいつも来て釣りしているお二人さん、

釣れますか。



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甘い香り

2016年11月14日 | 犬の戯言


生暖かくて梅雨のような雨が、

決して甘い香りはもうしない雨が、

月曜日の朝に、

しとしとと降っております、





昨日の夢はもう忘れてしまって、

振り返ることは止めに致しますと言いながら、

それでも振り返るのが悲しいですね、





雨の中このお花の周りだけが、

甘い香りに包まれていたのでした、

あの朝の匂いです。
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ニュアンス

2016年11月13日 | 犬の戯言


寝聡い(いざとい)とは目が覚めるのが早いこと、

めざといことだと書いてありますが、

私はどうやらかなり昔から、

これをどぎつくて小利口だという意味の「あざとい」と、

混同していたように思います、

もしくはそういうニュアンスで「居聡い」などと、

勝手に造語していた可能性もあります、





他にもあって、

「寝穢い(いぎたない)」も解っておりませんでした、

いつまでも眠っていることや寝相が悪いことを表す言葉ですが、

完全に間違った認識でございました、

勝手に私が浅ましくなりふり構わないさまを、

「居汚い」という勝手な言葉で認識していたのですが、

そういう言葉はどうやら正確には存在しないようであります、

どちらも使ったことはなかったのですが、

お恥ずかしい話でございます、





知らないことばかりがどんどん出てまいります、

どうやら「居聡い」と「居汚い」を勝手に自分で造語して、

同じような感じで思っていたのかもしれません、

実は他にもこういうことはよくあるのです、

朝日新聞のパズルで発覚いたしました、

勿論内緒のお話ですから、

ここだけの話にしてください。
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海辺のジャーキー秒殺事件

2016年11月12日 | 犬の戯言


昨日の「海辺のジャーキー秒殺事件」は、

更に謎めいて、

怪し気な影が写り込んでいたり致しましたので、

懲りないふたりは今朝は現場の再現を、

同時刻で行ったのでございます、





太陽を左後ろから浴びておりますので、

影は右前方へ流れております、

昨日の怪しげな影は左前でしたので、

ふたりの影でないことは確かなようでございます、





然らば何であったのか、

解りません、

でも今朝も昨夜のそういうご指摘のおかげで、

ジャーキーを食べることができました、

ありがたいことでございます、

食べる時の秒殺写真もあるのですが、

昨日と同じですので割愛致します、

たぶん心霊写真でも何でもないというのが結論ですが、

ぞくっぞくっとしたことは本当です。
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雲丹は見ていた

2016年11月11日 | 犬の戯言


海に限りなく近い場所に、

悲しいビーフジャーキーがあります、

どなたが所有なさっているのか知りません、

私は善意の第三者でございます、





このまま置いていても、

やがては風が吹き海に飛ばされて、

鯵や烏賊に食べられてしまうのですから、

それくらいなら前途洋洋な私が、

絶対に食べるべきだと、

考えたのでございます、





秒殺であります、

あっという間に至福の瞬間は過ぎ去り、

胃の腑が僅か少しだけ重くなります、

後悔と自責の念ばかりが、

募るのでございます、





私は「さようなら」と言って、

その場を立ち去るのです、

海の底の雲丹は黙って見ていた、

今朝の出来事です。

22:28更新です。

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