チェロ物語FINAL

虹の橋で、
そろそろ、
のんびり、

過ごします。

嫌いです

2016年11月16日 | 犬の戯言


昨日のお月様もとても綺麗でした、

スーパームーンではないのですが大きかったので、

うさぎさんのお餅搗きがはっきりと見えました、

ところでまたまた古いお話ですが、

「ノンちゃん雲にのる」は、

石井桃子さんがお書きになった1951年の児童文学作品です、

鰐淵晴子さんで映画化もされました、





実は私さすがに「雲」ではないのですが、

ハウスの「屋根」にスーパームーンの夜、

乗ってしまったのです、

お月様を観るためではありません、

だれかが私を呼んだのです、

屋根の上でヴァイオリンを弾こうと思ったのです、

1964年アメリカのミュージカル、

「屋根の上のヴァイオリン弾き」の、

真似をしようと思ったのかもしれません、

ところが我が家にはヴァイオリンなんかは有る筈もなく、

やむを得ず父の古びたギターを、

仕方なくつま弾いたのでございます、

チェロにすれば良かったって、

そうですね、

そうだったのですがチェロは居ても、

有りませんでした、





実は本当のことを申しますと、

切り妻の屋根ですから立っているだけでも大変でした、

あわや手足もしくは全身の骨折、

リードでの窒息死も想定される危機的状況でございました、

写真があれば良かったのですが、

慌てて飛び出してきて、

抱き上げた父にそんな余裕はありませんでした、

ただ申しますには、

とても面白い格好をしていたそうでございます、

絵が上手だったら描いてみたいと言っておりましたが、

下手で良かったと、

本当にそう思います

スーパームーンは嫌いです。

コメント (10)