昨日のお月様もとても綺麗でした、
スーパームーンではないのですが大きかったので、
うさぎさんのお餅搗きがはっきりと見えました、
ところでまたまた古いお話ですが、
「ノンちゃん雲にのる」は、
石井桃子さんがお書きになった1951年の児童文学作品です、
鰐淵晴子さんで映画化もされました、
実は私さすがに「雲」ではないのですが、
ハウスの「屋根」にスーパームーンの夜、
乗ってしまったのです、
お月様を観るためではありません、
だれかが私を呼んだのです、
屋根の上でヴァイオリンを弾こうと思ったのです、
1964年アメリカのミュージカル、
「屋根の上のヴァイオリン弾き」の、
真似をしようと思ったのかもしれません、
ところが我が家にはヴァイオリンなんかは有る筈もなく、
やむを得ず父の古びたギターを、
仕方なくつま弾いたのでございます、
チェロにすれば良かったって、
そうですね、
そうだったのですがチェロは居ても、
有りませんでした、
実は本当のことを申しますと、
切り妻の屋根ですから立っているだけでも大変でした、
あわや手足もしくは全身の骨折、
リードでの窒息死も想定される危機的状況でございました、
写真があれば良かったのですが、
慌てて飛び出してきて、
抱き上げた父にそんな余裕はありませんでした、
ただ申しますには、
とても面白い格好をしていたそうでございます、
絵が上手だったら描いてみたいと言っておりましたが、
下手で良かったと、
本当にそう思います
スーパームーンは嫌いです。