狼さまではありません、
おお神さま、
私にカキ氷を、
一匙与え給え。
お芋の葉っぱです、
里芋の大きな葉っぱでございます、
どの葉っぱも私のお顔よりも大きいものばかりです、
吃驚します、
背景が緑も、
なかなか「いとおかし」です。
お土産といっしょに待っております、
リードの右手にございます、
炎暑の中じっとこうして座っております、
私の任務は完了しました、
早く連れて帰って、
待っておりますお父さん！
でございます。
だれがどう見たって酷暑の予感です、
マスコミが言おうが言うまいが、
日本全国かき氷を食べているとき以外は、
酷暑の夏でございます、
それでも朝はやさしい風が吹くので、
私は海にいるのです、
かき氷食べたい。
以前はそうではなかったのですが、
立ち入り禁止区域に入ってしまいました、
たまたま道を間違えたのです、
早々に立ち去りますが暢気に記念撮影するお父さんです、
私はなんとなく落ち着かないのですが、
一心同体のお散歩ですのでうなだれて怯えております、
別になにをするわけでもありませんので、
当意即妙な対応ができれば問題はないのでしょうが、
お父さん要領悪いのでございます。
本人的にはいつも通りの、
暗さ加減と思っていたのでしたが、
やたら暗かったということのようでございます、
それではお詫びに明るいものをと思ったのですが、
こちらいささか呆けております、
そううまくは行きません、
狙っていたのは猫ちゃんとのツーショットでございます、
空や海の青さがなんとか救いです、
私用ミルク味ビスケットですが、
アニマルシリーズでいろいろあるのです。
一月なんてあっという間に経ってしまいます、
月命日でしたので、
お参りとお掃除に出かけておりました、
JR予讃線の下り列車、
その名も「さいはて行き」が通過しているのですが、
残念ながら確認できない状態でございます、
新しいカメラが欲しい私ですが、
お父さん知らん顔してお寺の中で涼んでおります、
私もしばし横になります。
今朝は拾い食いから始まりました、
鰹節のようなものが落ちていたのでございます、
発見はほぼ同時でしたが鰹節は瞬時に私の口の中です、
わが家の憲法では「拾い食いの放棄」を格調高く謳っているのです、
腐っていたり賞味期限切れかもしれない、
もしかして毒薬が入っているかもしれない鰹節のようなものですから、
お父さんは止めろと何度も呼びかけます、
私は勿論歯を食いしばって抵抗いたします、
お父さんは泣き叫び挙句の果てには口の中まで手を入れて来ます、
しかし私はしっかり噛んで放しません、
ミルク味のビスケットと交換しようと言ってきても、
私は応じることはありません、
終いには噛まれることに恐怖を覚えたお父さんが、
否応なしに諦めるのでございました、
いつものことではございますが、
憲法違反の私は勝利の雄叫びでございます、
困ったものです。
お昼寝をしていても、
ただただ暑い一日でございました、
夕方になっても涼しくならないので座っております、
所帯じみた所に、
座っているのです、
但し所帯やつれはありません。
