結露してしまうほど、寒い、朝でした。
私も、もう夏ですので、霜焼けではないのですが、
右手が、地面につけないほど、痛いのです。
父も、心配そうな顔をして、
足を、止めて、しまいます。
ただ、ここで、右手の不具合とすることには、
疑問なことが、あるのです。
実は、海からの、帰り道になると、
今度は、左手が、痛くなって、しまうのです。
交互に、手が痛くなって、地面にもつけない、
不可思議な、胡散臭い、症状でございます。
もしかしたら、私は、役者じゃないの、と父は、言います。
北の委員長、若しくは、花札さん、
と言うのです。
私は、あの人たちとは、違います。
大根じゃ、ありませぬ。