チェロ物語FINAL

虹の橋で、
そろそろ、
のんびり、

過ごします。

しとぴっちゃん

2017年11月20日 | 犬の戯言


予報では、雨は降らない、筈でしたが、

朝からずっと、子連れ狼のように、

しとしとぴっちゃん、しとぴっちゃん、と降っているのです。

風も強くて、まるで、真冬の寒さだと、思うのです、

手袋や首巻き、合羽も欲しいと、

最高の重装備になってしまいそうなのですが、

よくよく考えてみれば、

まだ11月なのでございました。





禅僧の、仙厓さんの「老人六歌仙」の中のひとつに、

「皺がよる黒子ができる背は縮む頭は禿げる毛は白くなる」

というのがあります。

よくも、こんな姿になるまで、恥じらうこともなく、

生きて来れたから、こうなったのであり、

それは、輪廻の中の、僅かな辛抱なのだ、

と言われるのではありますが、

不自由に、感じてしまうのは、間違いなくて、

やはり、極めて、面白くないのであります。





ここ三日間ばかりは、

ハウスに、籠りきりだということは、

昨日も、書いていたのですが、なんと実は、

本日も、依然として、継続中なのでございます。

生まれてこの方、こんなことは、初めての出来事です。

本人も驚き、戸惑っているのであります。

勿論、だれかさんも、困っているようです。

原因は、六歌仙ではありませんが、老化による、行動力の減退、

それとも、防寒仕様の、ハウスの性能が、余程快適で、

離れたくないと思っている、怠惰な心の所為、

はたまた、人食い鼠の、出現などなど。

あれこれ、妄想を膨らましているようですが、

結論、解りませぬ。

謎は、深まるばかりでございます。


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