またしても、ユーキャンの、
あの流行語大賞を選ぶ、季節になったようで、
ノミネートされた、たくさんの言葉が、
発表され、新聞に出ておりました。
驚いたのが、アイウエオ順で一番最初に出てきた、
「アウフヘーベン」でございます。
「止揚」であります。
何と、ヘーゲル哲学、弁証法が、出てまいりました。
「懐かし過ぎるう」と、思わず思ってしまったのですが、
理由を知って、がっかりです。
えへへと、笑ってしまいます。
横文字ばかり、使わないで、
もう少し、平易な言葉で、語れば良いのですが、
それでは、ぼろが出るので、
本人は、横文字で、威厳を出している、つもりなのでしょうね。
勿論、ただの、虚勢に過ぎませぬ。
それにしても、使った人間は、軽薄短小、緑の狸。
「止揚」という言葉は、余りにも、奥が深過ぎですから、
逆に大賞には、絶対にならないと思いますが、
ならなくても、何の問題も、ありませぬ。
良い機会ではあります。
相互止揚、しましょ。