竜巻注意報の朝でした、
雷雨が私の荒らした紫蘇の畑も濡らせてくれました、
夜中か朝方に、
突風もそんな訳であったのでしょう、
玄関の鎖型雨樋が落下しておりました、
数年前にも同じようなことがあったのを、
思い出してしまいました、
これから直ちに復旧作業でございます、
雨上がりの蒸し暑さの中高所での復旧作業は困難を極めますが、
それは実務を担う作業員の責任でございます、
私は脚立に上れませんので現場工程管理者であります、
その作業員には父を私が推薦し、
かつ任命するのです、
父が弱々しい目でひまわりさんを見ながら、
「雨上がりのひまわりが笑っているよ」と言ったので、
「酔うてこほろぎと寝ていたよ」を思い出しました、
コオロギが鳴いていたのです、
山頭火さん雨樋が壊れたらどうするのかしらと思いましたが、
言わずと知れたことでございます、
濡れる落ちた雨樋を眺めながら、
あれをいただくのだろうと思います。
