チェロ物語FINAL

虹の橋で、
そろそろ、
のんびり、

過ごします。

こくる

2017年07月08日 | 犬の戯言


大きくて黒いお鼻でございます、

宇宙空間の大小に亘る浮遊物を、

無意味に人間がやたらと盛んに生産し続けているので、

私たちは最近鼻がむずむずして困ります、

そんな時は木に鼻を強くこすって、

鼻水をこすりつけてしまうのです、

これが「木で鼻をこくる」でございます、

現在では誤用が一般化して、

一体どうすれば木で鼻をくくれるのか悩んでしまうのですが、

「木で鼻をくくる」と言います、

残念乍告白とはまた別の意味なのであります、





そんな木で鼻をくくったような対応をした御仁が、

税金の親玉のポストにご栄転をなさったそうであります、

「木で鼻をくくる」とは、

冷淡で無愛想な態度を指す言葉ではありますが、

もっと言えば布だと汚れてしまうし紙は高級品なので、

上の者がおまえごときは木で鼻水でも拭いておけと、

下の者に言う高圧的態度とも言われているのです、

世も末でございます、

この御仁国民のことなど知らん顔で、

上の顔色ばかり伺うのが大得意のようですから、

ぴったりかもしれませんね、

「黙って働き笑って納税」は戦時中の国策標語ですが、

近々復活しそうなご時世です。










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