長崎物語といういささか古い歌があります、
執事が生まれる10年ほど前の歌です、
「赤い花なら曼珠沙華 阿蘭陀屋敷に雨が降る
泣いて濡れている じゃがたらお春・・・」という歌です、
曼珠沙華とは天界に咲く花という意味だそうでございます、
おめでたいことが起きる兆しに、
赤い花が降って来るという、
仏教の経典から来ているそうです、
私が眺めているのが曼珠沙華(マンジュシャゲ)でございます、
即ち赤いお彼岸花なのでございます、
こちらではあまり縁起の良い花とは思われてはおりませんが、
お彼岸の前になると必ず家の前に咲いてくれるので、
私は嫌いではありません、
白い色が基本色というお話もあるようです、
曼珠沙華のお歌は他には百恵さんですね、
こちらは読み方がたぶん違っておりました、
じゃがたらお春さん泣かないで、
どうか少しだけでも、
お笑いください。