絵本作家佐野洋子さんのエッセイに、
「神も仏もありませぬ」というのがあるのですが、
昨日の朝日新聞の折々のことばに、
その一節が取り上げられておりました、
・・・年老いても、岡本かの子みたいに、
「いよいよ華やぐいのちなりけり」なんて詠まないで、
むしろ人生から下りてとぼとぼ歩いていたい。
なのに一人暮らしのなかで、
むかつき加減だけは「14歳の少年のように」
仮借のないものになってゆく。
それで友達に電話をしたら即こう返された。
そんなの当たり前だよ、
一人でニヤニヤしている人がいたら不気味じゃん。
一人の時は人間は機嫌がいいわけがない。・・・
(仮借ー大目に見てやりまあまあと許すこと)
ピオーネですが最近の葡萄は立派です、
ぴちぴちしているのです、
ビーフジャーキーと同じくらい美味しいのです、
「食べちゃいたい」くらいに美味しいのです、
どうあがいても泡沫(うたかた)のような一生ではありますが、
それぞれ自分らしく生きてゆくのです、
自分らしいとは何かなどとは考えないようにしましょう、
また今夜も眠れなくなってしまいます。
(「食べちゃいたい」-佐野洋子さんの本のようです)
オリンピックを東京に招致するときに使っていたエンブレムを、
公式な東京オリンピックのエンブレムにすることはできないそうです、
無駄使いの好きな組織委員会曰く、
IOCの規定によりできないそうなのです、
再度公募するだけでも何千万という経費がかかります、
最終的には億の単位のお金をまた使ってしまう筈です、
経費のかからないオリンピックと言いながら、
IOCもおかしな規定を作るものです、
エンブレムを何度も作ることが、
オリンピック精神に関わる問題ではないと考えます、
こんな規定はすぐに撤廃するべきです、
組織委員会は直ちに毅然としたIOCに要求をすべきです、
一生懸命招致しようとして創意工夫を凝らして作ったものなら、
それをそのまま公式エンブレムにしても、
オリンピックの競技内容に影響を与えるわけでもないし、
全く何の問題もないのです、
公式スポンサーにも無償で使用させたら彼らも喜ぶでしょうし、
街にもどこにでもエンブレムが溢れる要因になります、
それが一番早いしお金がかからない方法です、
すでに世界一金のかからないオリンピックを目指した、
猪瀬前東京都知事のことなんかはお忘れでしょうが、
彼は国立競技場も壊したりしないで、
あのままで使うと言っていたのであります、
このまま組織委員会に任せていると、
全くその真逆で、
世界一高いオリンピックになりそうです、
犬はオリンピックには参加できないのですが、
私はそう思うのです。