私の後ろは川ではありません、
歴(れっき)とした鏡面仕上げの海なのであります、
エイだって泳いで来る激しい海なのです、
おだやかな海にこそ、
燃えて滾る情熱が秘められているのです、
私は正直な話カナヅチなのですが、
いつかは泳げるようになって、
潜りでアワビを獲りたいと思っています、
そして大宴会の大大バーベキュー大会を開くのです、
三島由紀夫さんの「命売ります」は、
もうすぐ読み終わります、
漱石さんの「それから」の新聞連載ももうお終いです、
今度は「門」が始まります、
朝も早くて夜更しの私にも日曜日の夜は更けてまいりました、
明日はまたしてもの月曜日です、
金曜日まであと何日かしら、
そんなことを思うのであります。