AKB48 チームBのファンより

鈴木紫帆里さんを中心にAKB48 チームB について語るサイトです。

誰かのために公演「小池」は、NMB48では関西弁で歌われているのでしょうか (ナッキー)

2011-04-08 11:55:53 | 分析系 曲
誰かのために公演「小池」は、NMB48では関西弁で歌われているのでしょうか (ナッキー)

私が、初めて、AKB48のコンサートを見たのは、2006年11月の日本青年館。
シングル「会いたかった」が発売されていた頃でした。
当時はセットリストのCDがまだ発売されていませんでしたし、シアターでの観戦は1回しかしたことがなかったので、知っている曲はほとんどありませんでした。

その中で、一番印象に残った曲が「小池」です。
全編、せりふの曲。こんな曲を、アイドルが歌ったことがあったのでしょうか。

このコンサートのDVDが発売になった時に、ノーマル版(赤いジャケット)と、シャッフル版(青いジャケット)の二つが発売になりました。
私は、ノーマル、シャッフルの意味が分からず、シャッフル版は、DVDをかけるとランダムで映像が出てくるのだろうか、などと誤解していました。
ノーマル版が、シアターのセットリストと同じメンバーが歌唱、
シャッフル版は、違うメンバーが歌唱であると、DVDを2枚見比べて、知りました。

ここで、私は、自分が見たコンサートがシャッフル版であったことに気がつきました。
「小池」の歌唱が、チームAの篠田麻里子ではなく、チームKの増田有華、それも関西弁であったことを、明確に覚えていたからです。

アンニュイな篠田麻里子のせりふと歌唱も面白いですが、
パンチのある増田有華の大きな声のせりふは、とても印象に残りました。
歌手になることが夢の増田有華ですが、芝居に起用されているのも、「小池」のせりふで見せた、「キャラクターになりきる演技力」が評価されたからではないかと、ひそかに思っています。


「小池」を聞いた後、「全編せりふ」のアイドルの曲として、しばらくしてから、佐野量子の「雨のカテドラル」を思い出しました。この二曲を比較します。

AKB48 「小池」 <曲の構成>
せりふ→歌唱→せりふ→歌唱→せりふ→歌唱→せりふ
二番目の歌唱の中に、小池の「ひとり」篠田の「まさか」という会話(篠田麻里子が二役)
「雨のカテドラル」 <曲の構成>
せりふ→歌唱→せりふ→歌唱→せりふ

AKB48 「小池」 歌唱は他のメンバーによるコーラス
「雨のカテドラル」歌唱はソロ

AKB48 「小池」  <ストーリー>
昔振った小池とコンビニで再会。彼女を連れていることに気がつかず声をかけてしまうが、冷たくされる。

「雨のカテドラル」  <ストーリー>
ガードレールに飛び込んで亡くなった彼。彼を突然奪い去られた佐野量子は、教会で神様に語りかける。

AKB48 「小池」  <歌詞>
この年になるといやでも現実ってやつが見えてきます(せりふ)
逃した魚大きく見えるなんて どうかしている(歌唱)→ 後にDVDのタイトルに。
なんだかさみしくて 思い出にまで手を出す(歌唱)
世間の男は見る目がないね 秋から冬の私は油がのる(歌唱)→ 自分を魚にたとえている?
小池なんて忘れていたのに (篠田ソロ) おいしく見える 恋もおなか減ると 間食みたいにつまみたくなるの(歌唱)

「雨のカテドラル」  <歌詞>
神様あの人を返してください(歌唱)
ステンドグラスのかげで 口付けしてくれた日も 雨でした
ポプラの木にきざんだ二人のイニシャルに 傘をかけてあげました(せりふ)
もしも私がかわりになって 死ねたなら こんなに悲しくは なかったけれど(歌唱)

AKB48 「小池」 <エンディング>
絶叫するように、「小池、何とか言え、やさしい言葉の一つでも、かけあがれ」
「雨のカテドラル」
語りかけるように、「大切な 大切な あの人が いなくなってしまいました。神様、教えてください、量子は、量子は」

AKB48 「小池」 <キーワード>
コンビニ・ガリガリ君・負け組・キープ・恋のすべりどめ
「雨のカテドラル」 <キーワード>
デビュー2曲目の「蒼いピアニシモ」は、パイプオルガンを彷彿させる編曲、「屋根裏の天窓に雨のしずくが聞こえる」「キャンドルを消すように忘れられたらいいのに」という歌詞があり教会をイメージさせる。
デビュー3曲目が「雨のカテドラル」
デビュー4曲目の「教科書のイニシャル」
2曲目が3曲目に引き継がれ、3曲目に4曲目のテーマがかくれている。「ポプラの木にイニシャル」という歌詞。

「小池」「雨のカテドラル」、二曲とも作詞は秋元康。
「雨のカテドラル」は、70年代の名曲、天馬ルミ子の「教えてください神様」をふんでいる。もしNHKで歌うとしたら、エンディングは、「私は、私は」となったでしょう。松本伊代が「センチメンタル・ジャーニー」の「伊代はまだ16だから」という歌詞で、名前は自己宣伝だから不可という放送倫理コードがありました。

Youtubeをリンクします。
小池 篠田麻里子オリジナル
小池 増田有華 関西弁バージョン
佐野量子 雨のカテドラル

ナッキー
コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« なっちゃん (ピーナッツ) | トップ | 黒柳さんとタモリさん (ピー... »
最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (RAGU)
2011-04-08 13:15:05
小池では関西弁の台詞になっています山田菜菜さんが可愛らしくいっています。
AKB48ならぬNMB48「題名です」ではオリジナルの歌詞になってます。
これらは他県住人からするとツボにはまります。
返信する
Unknown (ピーナッツ)
2011-04-09 20:28:35
NMBの「小池」は、バリバリの関西弁やったですよ。そして、篠田ヴァージョン,増田ヴァージョンとは、ずいぶん違った印象を受けたなぁ…。
まず、NMBで、このセリフ部分を担当している子は、(2人と比べて)声が高く、基本、終始、張った声で表現してた。
それに、(セリフの)間の取り方も、すごく変えてきている気がしたよ。つまり、2人のように、枠の中にうまいことはめていく!って感じじゃなくて、ためてためて+詰め込み気味の早口マシンガン・・・。もう、"緩急命!上沼恵美子!"って感じ。
あと、フォーメーションもチョット変えてるのかな? とにかく、この子、"横へ横へ"の動きが多い。そして、速い,大きい。
"もう、コント55号か!"ってぐらい、舞台を端から端まで使ってるイメージ。
なんかね、歌&ダンスの本隊とは、完全に独立!"心の声"を演出してるの?…まるで、1本の演劇を観ているようだったよ。
(アメリカの「ハイスクール・ミュージカル」っぽかった)
返信する

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

分析系 曲」カテゴリの最新記事