AKB48 チームBのファンより

鈴木紫帆里さんを中心にAKB48 チームB について語るサイトです。

映画「超能力研究部の3人」資料、編集ナッキー

2014-12-11 20:08:17 | 映画・芝居・ミュージカル・ドラマ
映画「超能力研究部の3人」資料、編集ナッキー

朝日新聞評

(評・映画)「超能力研究部の3人」 「アイドル」の本質えぐる怪作
 怪作である。人気アイドルグループ「乃木坂46」から抜擢(ばってき)された秋元真夏、生田絵梨花、橋本奈々未の3人を主演に、本当と嘘(うそ)が重層的な構造の中で錯綜(さくそう)するトリッキーな展開を見せる。監督は山下敦弘。「どんてん生活」から「もらとりあむタマ子」まで、優れたフィクション映画を発表する一方、彼が主に自主短編の形で撮り続けてきたBサイドというべきフェイクドキュメンタリーの発展形だ。

 本作は女優業に挑戦する3人の様子を捉えたメイキング映像(のようなもの)が主になる。彼女たちは学園SFものを撮影しており、山下監督も本人として登場。一見リアルな現場の光景なのだが、随所に状況を故意に荒立てる仕込みのキャラクターが現れる。いわゆる“ガチ”の反応を引き出すためのドッキリ企画の要素も強く、山下作品では自主映画の舞台裏を描いた「道(子宮で映画を撮る女)」に近い。だが「超能力~」の特異点は、次第にアイドルという存在の本質を問いかける視座が浮上してくることだろう。

 白眉(はくび)は、生々しい演技ができない秋元真夏に対し、山下の指示で不良役の女優2人が罵詈雑言(ばりぞうごん)を浴びせかける場面である。「アイドルって何?」など容赦ない言葉の責めに、半泣きになりながら応戦する秋元。そこでは「演じる」ことと「本当の私」が複雑に反転し、アイドルというペルソナをかぶった女の子の素顔が顕(あら)わになっていくのだ。

 おそらく今回、山下がモデルにしたのは、彼がこよなく敬愛するという相米慎二の監督作ではないか。かつて斉藤由貴主演の「雪の断章―情熱―」など、極端なまでに実験的な演出でアイドル映画を撮った相米。そのラジカルな精神を継承することで、近年まれに見る型破りな一本が生まれたのである。(森直人・映画評論家)

公式HP

yahooニュース部分引用。
 乃木坂46の5枚目のシングル「君の名は希望」のミュージックビデオ内のオーディションから生まれた同作は、物語の進行と共に三人の素の部分も切り取るというフェイクドキュメンタリー。画期的なアイドル映画でもある本作で主演を務める三人は、超能力とUFOに真剣に取り組む女子高生を好演。秋元のキスシーンや生田が「死ねー!」と叫ぶ衝撃的なシーンにも注目だ。

 初めての映画主演に秋元は、「最終日は達成感というよりは、終わるのが寂しくて悲しくなって朝から泣いていたら、キャストの方が心配して励ましてくださったのがうれしかった」と充実した表情。生田は「撮影中はずっと悩んでいて、どういう映画になるのかなって不安のほうが大きかった」と不思議なコンセプトゆえに混乱したという。橋本は「監督はオーディションのときは物静かな方だったのですが、現場ではたくさんアドバイスをくださいました。現場を熱くしてくれる監督で感動しました」と監督への信頼を語った。

 また、劇中には告白シーンやキスシーンといった恋愛要素もチラホラ。「憧れていたのは、高校生で、制服を着て、町の商店街でコロッケを買って一緒に食べること」と素朴な夢を語った秋元。生田は「わたしは生活力があまりなくて、料理ができなかったり、方向音痴だったりするので、頼りになる人で引っ張ってくれる人がいいな」と理想のタイプを明かした。橋本は「わたしはひと昔前の恋愛がしてみたい。文通とか遠距離恋愛とかに憧れます」とコメント。

アイドルグループ、乃木坂46の秋元真夏、生田絵梨花、橋本奈々未が映画で初めて主演を務め、『苦役列車』などの山下敦弘監督がメガホンを取った異色作。うそのオーディションで映画の主演に抜てきされた3人が中心となり、映画のストーリーとメイキング風ドキュメンタリーが混在し、うそと本当が交錯しながら一つの作品を構成する。アイドルである彼女たちが女優として山下監督のむちゃな要求に挑む姿だけでなく、ユニークで野心的なプロジェクトがどんな展開を見せるのか期待。

ナッキー感想!
「@satoshitobe: 人気アイドルグループのメンバーが在特会ヘイトスピーチデモに「ショック」と苦言 - NAVER まとめ http://t.co/fdwjli1pGm」というツイートリンクの記事に、ライブアイドルメンバーの発言として、「人に、死ね、と叫んでよいのは、映画や小説だけ」と書いてあったのは、この映画を見たからなのかも。
生田が、ふられた男子の名前を、空に向かって呼んで、「死ね!!!!」というシーンありました。ナッキー
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« AKB48は、アイドルなのか(テ... | トップ | 映画「超能力研究部の3人」... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

映画・芝居・ミュージカル・ドラマ」カテゴリの最新記事