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山本彩ソロアルバム『Rainbow』感想2(ピーナッツ)

2016-11-30 12:30:00 | AKB48
『心の盾』
この曲は、出だし(歌い出し)から 抜群にイイよな~。すごく マッチしてる…エネルギー&バランス関係がね。
せかせかした切迫感、そういう表現からの静かな入り…というかね。とにかく、歌が、声が、後ろ(の音)を絶妙に引っ張ってってる印象。カタチとして、1つの理想型…よね。もろもろ、合ってる。全てのバランスがいい。
とりあえず、絶賛してみました。

『ひといきつきながら』
やっぱり、こういう曲…この人は、上手く歌い過ぎちゃうんだな。サラ~ッて、キレイ過ぎるもん。キレイキレイ。
別に、『365日・・・』みたく しなくていいよ~。良かったりする場合も多かったりする…よ。
極端なこと…言わせてもらえれば、武田鉄矢さんが歌う『贈る言葉』,『人として』とか、美輪明宏さんが歌う『ヨイトマケの唄』とかぐらいの崩し方…。いや、箇所的には、そういう感じにした方が、雰囲気、全体の流れとして、いい味 出る場合あんだよ、あんだよね~。
この曲は、そういうヤツだと思うんだよ。もっと、芝居、語り的な要素があっても、そういう部分を折り込んであっても良かったのでは?って思ったんだな。やっぱ、キレイ過ぎる印象が、ぬぐえない、ぬぐえない。もう、こういうの…じゅうぶん上手いっ!歌いこなせる!ってのは、分かったからさ…。分かってんだよ。
「くぅれぇ~へなずむぅ~まちのぉ~」,「ぁひとぉ~とぉぅしてぇへ~」,「(とても、書き起こせませんわ)」…。
現実的なトコロでいうと、玉置浩二さんの『田園』冒頭部分の「んぁぁ~(石コロ蹴飛ばし~)」のトコとか、福山雅治さんの『家族になろうよ』サビ部分の「いつか(お父さんみたい…)」のトコとかの、いわゆる…感情漏れ系とか、出だしかすれ呟き気味系だよね~。
彼女には、そういうの(作戦?)が、一切ない。″音を出してから″(の いろいろ)は、けっこう持ってんだけどね。でも、ま、そういうの…必要になってくると思うよ~、これからは。
とりあえず、山口百恵のベスト盤を買って、「伊豆の踊り子」以降あたりに出た作品を聴きまくってほしいっ!ってなトコかな。引き出し増えるで~。いや、彼女だったら、増やせるで…。必ず、1ランク上がると思っている。

『疑問符』
サビの部分は、せっかく、こんな 変化のあるフレーズになってんだから、(数回中)1回ぐらいは、accel(アクセル)かけるとか、例えば、(フレーズを)揺らしたり…だとか、その表現具合に変化を加えたりしても良かった!かもね?! 全体として、もっと おもしろい仕上がりになったと思うよ。

『幸せの欠片』
バックに任せて、上手く歌えてる…というか、かなり乗っかれてると思った。
もしかして、そこ、そういうの意識してる? とにかく、(歌ってて)すんごく気持ち良さそう。
ひとこと言いたい箇所は、ドラムとガチガチに…そのリズムが揃う、一瞬のトコロやね。ああいうトコってのは、アクセントを完全&極端!そっち寄りに寄せてってもおもしろかったのかな?と。
楽曲全体としてのメリハリだよね。いや、普通…に近いからさ。もったいないな、と。
流すよりも、(最後まで)自然に朗々…歌い上げきるよりも、ドラムと一緒にドン!ド!ドン!ってね。そして、再び、川の流れに戻っていくという…ね。

『メロディ』
僕は、『メロディー』ではなく、『メロディ』表記にしているところが、まず、なにげに良かったと思うな。
軽さ、(さりげない)ポップさ…だよ。また、内容的にも、そういうのの微妙な気持ち(の揺れ?)とかを表したりしているしね…実は。中身とも合ってる。
ま、ドリカムの『サンキュ』みたいなもんだよ。『サンキュー』じゃなくてね…。
要するに、主人公の子の ″若干の照れ″的な要素なんだよね。そこが、ベースにあったりするよね。だと思うんだよ…『メロディ』。
あ!そういえば、玉置浩二の『メロディー』! あれは、たしかに、″伝える、伝えたい″的な香りいっぱいで出来てたなー。けっして、『メロディ』…じゃなかったわ。
さて、一見、クール仕上がりになってる『メロディ』だけと、 さすがに、そこは、″慮れよ!″とまでは 言わない。ポップさ加減を上手く使って、この作品をオシャレに演出してると思ったな。


【全体を通して】
まず、山本彩… このアルバムの作詞・作曲に数多く関わってて、そこは、スゴイ!素晴らしい!と思ったよ。
ただ、「1曲1ガツン!」… そういう言葉,フレーズ,言い回しを持ってる作品… 正直、なかったな。 出会わなかったな。そう思ってしまったのも、これ事実…なんだ。
あ~~ね・・・既存のニオイ。でも、仕方ない。これからこれから。
やけど、今後も続けて欲しいな! 作詞も 作曲もさ。いつか 来るわ 「1曲1ガツン!」「1作品に1スゲーな!」、「これぞ、山本節!」ってヤツがね。期待して待ってよう、待ってたい。
あと、シンガーとしては、意外に、これ、ギターだけでなく、弾ける?弾けない?に関係なく、ピアノの前に座って欲しいと思ったよ。もちろん、(シンガーとしての)表現の幅を広げるためだよ。
やっぱね、「ギターの人」ってのはね、どうしても、どうしても! ″はじく&つまびく″(系の)歌い方に傾倒していっちゃう…と、僕は、思うんだな。
だけど、「ピアノの人」ってのはね、さすが…「タッチ」という言葉を兼ね備えてるだけあって、ちょっと、″触れる″…的な表現方法も、無意識…常備するようになってくる!と、僕は、思ってるんだよね。大きな引き出し、困った時の…だよ。
弾ける?弾けない?は、全然 問題じゃない。ピアノの前に座って、ポロンポロン遊ぶ…。
彼女の歌は、そういうので、意外に、これ、結構 変わってくる!と思っている。そうなる!はずだよ。
正直なところ、表現方法不足は、感じた。感じちゃった。
ただ、将来、違うリーグに挑戦していこう!と本気で思っているのなら、今から、いろいろとやっといた方がいい…と、僕は、強く思ったよ。
なにより、可能性が、あるからね…。
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