AKB48 チームBのファンより

鈴木紫帆里さんを中心にAKB48 チームB について語るサイトです。

柏木由紀卒業コンサートの余韻。(ときめき研究家)

2024-03-18 20:48:13 | ときめき研究家
土曜日にコンサートを観戦、日曜日に観戦記を書いてブログに掲載、月曜日は自作した柏木のベスト曲集を聴きながら通勤した。11曲中コンサートで歌われた曲は5曲、歌われなかった曲が6曲。どの曲も耳に染み入って来る。

『火山灰』は、コンサートではCDと声の出し方が違う印象だった。改めてCD音源を聴くと、滑らかで優しい歌声だ。それほど声を張っている感じはしない。エコーも程よく効いていて、日常の観賞用にはこの方が聴きやすい。

『シアターの女神』は改めて名曲だと思った。柏木がキャプテンになったチームB公演の表題曲で、歌いだしが柏木だ。最初の1フレーズから柏木色に染まっていく。劇場公演での柏木の華やかなパフォーマンスは「シアターの女神」を名乗るのにふさわしいものだった。この曲も『遠距離ポスター』と同じように、アイドルとファンの理想的な関係を描いている。

『やさしくありたい』は指原莉乃とのデュエット曲だが、コンサートでは歌われなかった。2人の声が似ていて穏やかな気持ちになれる失恋ソングで好きな曲だが、今回のコンサートにはそぐわなかっただろう。「AKB48の柏木由紀」の卒業コンサートだから、柏木だけにスポットが当たりすぎるソロ曲も『火山灰』とアンコール『最後の最後まで』の2曲だけ、デュエット曲も『てもでもの涙』1曲だけに留めたのだと思う。指原莉乃の出番は『Choose me』が最適で、効果的な演出だった。

『悲しい歌を聴きたくなった』も歌われなかった。もし歌われるとしたらデュエットの相方は渡辺麻友だったはずだが、彼女は現れなかった。渡辺麻友の近況や、現れなかった理由は知るすべもないし、一般人に対して勝手な憶測は控えたい。同時に柏木がそのことをどう受け止めているのか、残念なのか、理解しているのか、あるいは連絡さえ取れなかったのか、それも分からない。が、ファンの勝手な妄想として、盟友2人の気持ちは今も通じ合っていると信じてみるくらいは許されるだろう。

過去記事を読み返して気づいたが、オープニングの生演奏+ソロ歌唱という趣向に加えて、アンコールの構成・選曲も渡辺麻友の卒業コンサートとほぼ同じだった。卒業ソングのソロ曲。「チームB集合」の号令で初期メンバーが登場。当時集合した9名のうち渡辺、多田を除く7名が今回も集合した。いつもの「冷静に、丁寧に・・・・」という円陣の後、伝説の名曲『初日』。その後現役メンバーも加わって『約束よ』。そして最後は『桜の花びらたち』を歌う。ここまでは全く一緒だ。これは敢えてそうしたのだと確信した。
柏木はそこにもう1曲『遠距離ポスター』を付け加えた。これは、卒業しても生涯アイドルでいたいという柏木の決意表明なのだと解釈した。そして「なかなか会えないけど誰よりそばにいる」という『遠距離ポスター』の歌詞は、柏木から渡辺への密かなメッセージなのかもしれないと夢想した。

ベスト曲集に『カラコンウインク』と『最後の最後まで』を追加して全13曲のセットリスト、これからも時々聴き続けたい。

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