AKB48 チームBのファンより

鈴木紫帆里さんを中心にAKB48 チームB について語るサイトです。

アイドルという文化が一つのカテゴリー (KC)

2010-09-18 22:24:14 | アイドル論
9月16日の朝日新聞、作家の川上未映子のコラムの冒頭を引用。

純文学と中間小説とか、
アイドルと女優とか
エトセトラ、文化一般、カテゴライズって必要 & 実際そうとしかいえない気持ちは分るけど、けっこう不自由なのも事実だし、そういうの乗り越えて、創作や現象というものはあってほしいなと思うのだけど、(以下省略)

川上未映子が以下の文章の趣旨は、
「私は、カテゴリーでくくるのは好きではないけど、ある現象が、ある言葉で名付けられて、その表現があまりにぴったりだと、名付けの快感にうち震えてしまう。」

注目したいのは、著者が、アイドルというカテゴリーは不要だという文脈で論じていることである。

このブログのライターの多数は、(ピーナッツさん面識がないので全員とは書けないのだが)、アイドルというカテゴリーが好きである。研究対象であるという人もいる。(自分のこと)

例えば、映画を鑑賞するのが好きな人は、演技している女性が、アイドルか否かなど意識することがなく、映画の世界を味わうだろうし、演技の素晴らしさに感動(あるいは駄目さに憤慨)するであろう。
例えば、テレビで、美しい女性を鑑賞するのが好きな人は、その女性が、アイドルでなくても、女子アナでも、女優でも、こだわりなく、「いいな」と思って見るであろう。 ししまるさんは、好きな女子アナについて、私に語ってくれたことがある。(が、私は、有名な女子アナでもほとんど知らない。永井美奈子ならアイドル番組の司会をしていたから顔と名前が一致するけど。)

私は違うのである。
テレビを見ていて、美しい女優や、可愛い女子アナが登場すると、「まあ、プロなんだから、美しかったり、可愛かったりするよね。」でおしまい。関心が湧かないのである。関心が湧くのは、アイドルがテレビ画面に登場した時だけ。

映画を見に行く時は、映画を鑑賞しない。アイドルの出演していない映画は見ない。(他人の付き合いで見る時は別。)
映画でなく、映画に出ているアイドルを鑑賞する。

川上氏のように、「アイドルというカテゴリーを確立して、『アイドルか、アイドルでないか』に分類することは意味がない」と思う人が多数であろう。
宮崎あおいはアイドルなのか? 本人は違う「アイドルではなく女優」と言っていたし、年をとったからアイドルと呼ばれることもなくなった。
椎名へきるはアイドルなのか? 本人は違う「アイドルではなく歌手」と言っていたし、マスコミに登場しなくなったからアイドルと呼ばれることもなくなった。

AKB48が好き。
AKB48は、誰が何と言っても、アイドルに分類される存在だから。

KC
コメント
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