倉敷ホーリネスチャーチ

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母の日【聖書】ルカによる福音書1章26~38節 【説教】「主イエスの母 マリヤ」 2018/5/13 説教:山脇正子師 要約:大元鉄也

2018年05月13日 | メッセージ
【聖書】ルカによる福音書1章26~38節  ※母の日
【説教】「主イエスの母 マリヤ」

28:御使がマリヤのところにきて言った、「恵まれた女よ、おめでとう、主があなたと共におられます」。

主の御名を讃美します。

 本日は『母の日』です。倉敷教会は本日、元倉敷教会牧師の山脇正子先生をお迎えし、母として最も有名で偉大な方、『マリヤ』についてメッセージがなされました。
 さて本日の聖書箇所ですが、クリスマスの時に用いられるところです。「正子先生はちょっとボケて来たのかな?」そう心配されるかもしれませんが、あえてここから5つのポイントでメッセージをさせていただきます。

(1)全てを捧げた主イエスの母マリヤ
マリヤはナザレという場所に産まれた田舎娘で、ヨセフといういいなずけがいましたが年はまだ10代半ばでした。今の中学生くらいでしょうか。その少女に天使が現れいきなり「おめでとう!」そう告げるのです。これだけ聞けば嬉しいばかりですが、その後に伝えられた事は、神があなたに子どもを授けるというものでした。驚いたマリヤに天使は「恐れるな!」そう告げますが、普通恐れますよね。しかしマリヤは自身に起こった事を全て受け入れました。ここでマリヤは「お言葉どおりこの身に成りますように」と献身したのです。

(2)退く事を学んだ主イエスの母マリヤ
カナの婚礼の際、ぶどう酒がなくなり、その事をわが子主イエスに伝える母マリヤ。そこで主イエスが発した言葉は「婦人よ、私と何のかかわりがあるのか?」と返答するのです。その時母マリヤはこれから息子イエスが公人として歩む事を察し、主の前に出ず、一歩退くマリヤでした。

(3)剣が刺しとおされた主イエスの母マリヤ
十字架上で主の脇腹に剣が刺されました。この事実は全ての福音書に記されている通りです。そして十字架上で主は7つの言葉を話されました。それは・・・
①父よ彼らをお赦しください。 ②あなたは私とパラダイスにいるであろう。 ③婦人よこれは(ヨハネ)はあなたの子です。 ④エリエリサバクタニ。 ⑤私はかわく。 ⑥全てが終わった。 ⑦私の霊を御手にゆだねます。十字架の下でそれを見守る母マリヤでした。

(4)全き献身の姿主イエスの母マリヤ
主イエスを身ごもって以降、自身の全てを主なる神に受け渡したマリヤ。主イエスは十字架上でいとこヨセフに「マリヤはあなたの母です」と主なき後を託して息を引き取られました。そこにひたすら祈る母マリヤの姿がありました。

(5)霊的感化を与えた主イエスの母マリヤ
母マリヤの祈る姿を見続けたイエスの兄弟ヤコブ。エルサレム教会の中心人物でした。ペテロが囚われた際、教会全体で熱心に祈りを捧げました。マリヤが暮らす中、霊的な感化を与えたのでした。

 今回は『主イエスの母マリヤ』にスポットを当てて読み解きました。そこに見えるマリヤは、ただただ自我を全て捨て、全き神に従うマリヤの姿でした。彼女の日めくりカレンダーは、神がめくるカレンダーでした。
 山脇正子先生は、関東で産まれましたが実家としての家はありません。倉敷教会からメッセージ依頼があった際、「ああ、私にも倉敷に実家があったんだ」。そう思われたそうです。牧師を引退されても山脇望先生と同じように活躍されている正子先生でした。その山脇正子先生を私たちは『私の母正子』と思っています。もちろん父は『望』です。

今週も主にあり、素晴らしい日をお過ごしください。

テケテケ
※要約はメッセンジャーが語った事を筆者が感じ受け取った事を記しています。

報告と消息
○5月13日(日) 母の日礼拝に、山脇正子先生(前倉敷教会牧師)をお招きし礼拝が持たれました。
○5月20日(日) 15:00~広島教会で中国教区総会が開催され、小林師と大元兄が出席します。

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