倉敷ホーリネスチャーチ

聖書のみ言葉、キリスト教のメッセージ、また旅情報など、テケテケが伝えしています(日本ホーリネス教団)。

【聖書】マタイによる福音書4章1~11節 【説教】「主イエスへの試み」 2020/12/27

2020年12月27日 | メッセージ
【聖書】マタイによる福音書4章1~11節 クリスマス礼拝
【説教】「主イエスへの試み」

1:さて、イエスは御霊によって荒野に導かれた。悪魔に試みられるためである。

主の御名を讃美いたします。
 
 今年、緊急事態宣言がなられ、教会での礼拝ではなく、分散礼拝が始まった最初の日曜日に導かれた聖書箇所は、<試練>についての約束でした。

「神は真実である。あなたがたを耐えられないような<試錬>に会わせることはないばかりか、試錬と同時に、それに耐えられるように、のがれる道も備えて下さるのである。」(Ⅰコリント 10 章13 節)

 今日の聖書箇所は、主イエスが宣教を始める前の出来事です。「さて、イエスは御霊によって荒野に導かれた。悪魔に試みられるためである。」(マタイ 4 章1 節)
 この試みられるという言葉と先ほどの<試練>ということばは、原文の聖書では、名詞と動詞の違いはありますが、同じことばです。試練は試み、誘惑にもなるのです。サタンは主イエスに奇蹟を行うように試みるのです。

最初に「石をパンになるように命じなさい」次に、「宮の頂上から飛び降りてごらんなさい」というものでした。

 今コロナとの戦いで協力を呼びかけるスピーチが共感を呼んだドイツの女性首相が「わたしの信仰 キリスト者として行動する」という色々な所での講演をまとめて本として出しておられます。その中でヤイロの娘を主イエスがいやされた場面を取り上げて「奇蹟を求めない」という表現がでてきます。「奇蹟を信じない」ということではありません。このようなことばが心に留まりました。

「信仰による救いは神のみが境界線を破ることがおできになる業であって、人の要求にはよらないということです。」
 私たちが求めるべきしるしと奇蹟は、主イエスの十字架を通じての復活なのです。この上にキリストの教会は建っているのです。


今週も主にあり、素晴らしい日をお過ごしください。

テケテケ
※要約はメッセンジャーの説教メモを記しています。
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【聖書】マタイによる福音書2章1~12節 【説教】「東の博士たちのクリスマス」 2020/12/20 クリスマス礼拝

2020年12月20日 | メッセージ
【聖書】マタイによる福音書2章1~12節
【説教】「東の博士たちのクリスマス」

クリスマス礼拝

20:彼がこのことを思いめぐらしていたとき、主の使が夢に現れて言った、「ダビデの子ヨセフよ、心配しないでマリヤを妻として迎えるがよい。その胎内に宿っているものは聖霊によるのである。

主の御名を讃美いたします。
 
「メ リ ー・ク リ ス マス!」ク リ ス マス お め で と う ご ざ い ま す。

ルカによる福音書では、羊飼いに「きょうダビデの町に、あなたが たのために救主がお生れになった。」との天使の御告げがあった のです。これが、時間的には最初のクリスマスのおとずれであった のです。 これからずっと後にやってきたのが、東の国から「異邦人の博士 たち」であったのです。「異邦人」とは外国人という意味であるので すが、新約聖書の場合では、神さまの約束から遠い者というように とらえられています。

マタイによる福音書は、アブアラの子のすな わち約束の民であるユダヤ人へのために書かれたものですが、祝 福の約束がどのように異邦人にも与えられるようになっていくかが 主題となっているのです。 ここでの「博士たち」とは、星の博士たちでありました。星の動き、 星のめぐり合わせによって希望をみいだそうとしていたのでしょう。 そのような星の博士たちが主イエスに出会って、礼拝をして「黄金、 乳香、没薬」をささげたのです。これらの宝物をささげて礼拝したの が、この東方の博士たちのクリスマスであったのです。この宝は、こ の後に主イエスの家族のエジプト脱出のための費用となったかもし れません。

私たちにとって、大切なクリスマスメッセージは、「運命の星」によ って私たちは支配されていくのではなくて、主イエスに出会い、自 分に与えられた<宝を>ささげることができることが大きな祝福で あるということです。自分なんか、何もできない。生きている意味が わからない」という思いが巡ってくるかもしれません。しかし、主のこ のような約束があります。「わ た し の 目 に は、あ な た は 高価で 尊い。 わ た し は あ な た を 愛し て い る。」(イ ザ ヤ 書 43 章 4 節)


今週も主にあり、素晴らしい日をお過ごしください。

テケテケ
※要約はメッセンジャーの説教メモを記しています。
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【聖書】マタイによる福音書1章18~24節 【説教】「ヨセフへのクリスマス」 2020/12/13 アドベント第三節

2020年12月13日 | メッセージ
【聖書】マタイによる福音書1章18~24節 アドベント第三節
【説教】「ヨセフへのクリスマス」

20:彼がこのことを思いめぐらしていたとき、主の使が夢に現れて言った、「ダビデの子ヨセフよ、心配しないでマリヤを妻として迎えるがよい。その胎内に宿っているものは聖霊によるのである。

主の御名を讃美いたします。

 今日は、クリスマスを待ち望む待降節第三主日で、 今日は、「ヨセフへのクリスマス」という題でメッセージです。 マリア(口語訳ではマリヤ)に関する絵画や歌は多くあります。倉敷大原美術館にあるエルグレコの「受胎告知」は天使からのマリア への御告げを受けた絵です。ヨセフの絵や歌は少ないのです。 しかし、マタイによる福音書では主イエス誕生の次第がヨセフを 通じての出来事として描かれています。 婚約者であるマリアが妊娠してしまった。そのことをマリアから聞 いたヨセフは思い悩んだでしょう。マリアを愛していたので、さらし 者にされないように「ひそかに離縁しよう」と決心したのです。 その時に「夢で」天使を通じて驚きのお告げを受けるのです。 「マリアを妻として迎えなさい。胎に宿っているのは聖霊によるの である。その名をイエスと名づけなさい」というものでした。 ヨセフは自分の正しさ、常識ではなくて、天使を通じてのメッセー ジを神さまからのものとして受け止めたのです。 ヨセフに与えられたクリスマスでの働きは、生まれてくる子を「イ エス」と名づけることでした。イエスという名は珍しくなく、旧約聖書 では「ヨシュア」という名前で、「(主は)救い」という意味です。

 私たちは、「イエス様のお名前によって」祈ります。イエスという名 前そのものに呪文的な力があるわけではありません。 「イエス」は歴史上のお方で、十字架の上で私たちの罪をゆる し、復活されて「永遠のいのち」を与えてくださったお方です。 この「イエス」の名によって祈り、歩む時に、インマヌエル(神が共 にいてくださる)という約束が実現するのです。 「イエス様ありがとうございます」と大変な時にこそ祈りましょう。 インマヌエルのクリスマスが与えられるのです。

 コロナ禍で教会に集いクリスマスをお祝いする事は出来ないかも知れませんが、だからこそ主のご生誕をお祝いし、共に祈りましょう。

今週も主にあり、素晴らしい日をお過ごしください。

テケテケ
※要約はメッセンジャーの説教メモを記しています。
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【聖書】マタイによる福音書1章1~11節 アドベント第二節 【説教】「マタイが記した福音」

2020年12月06日 | メッセージ
【聖書】マタイによる福音書1章1~11節 アドベント第二節
【説教】「マタイが記した福音」

4: この幼な子のように自分を低くする者が、天国でいちばん偉いのである。

主の御名を讃美いたします。

 今日は、クリスマスを待ち望む待降節第二主日です。 新型コロナ・ウィルスにより分散になった時より、礼拝中継録画を 始めました。最初は「聖書における危機」シリーズでしたが、その次 にマタイによる福音書6章よりの説教でしたので、今日はマタイの 最初よりクリスマス・メッセージをさせて頂きます。

  まず「マタイによる福音書」という書名についてです。「福音書」と いう書名は一般的にはなじみがないかもしれませんが、何がかか れているかがわかるかわかります。
旧約聖書の最初、創世記は「はじめに神は天と地とを創造され た」に始まります。アダムから始まるのですが、実はイスラエルの民 に与えられた十戒をはじめ律法(トーラー)が書かれています。そ の他に、歴史書や預言書、文学書などが旧約聖書にあります。
新約聖書は「イエス・キリストを通じて与えられている「福音」つま り「グッド・ニュース」で始まっています。

 マルコによる福音書の最初は、「神の子イエス・キリストの福音の はじめ」とあり、主イエスを紹介するバプテスマのヨハネについてか ら始まっています。 マタイの福音書は、主イエスの系図から始まって、「ア ブ ラ ハ ム の 子 で あ る ダ ビ デ の 子、イ エ ス・キ リ ス ト の 系 図。」とあります。 系 図は私たちにはあまりなじみがないかもしれませんが、この「福音 が」まずイスラエルの民のために書かれたものであることがわかり ます。その福音がどのように全世界に広がっていくが主題です。 アブラハムは、「あなたはイスラエルのまた世界の<祝福の基 (もとい)>となる」という約束を与えられた人物です。またダビデは イスラエルの王でした。主イエスを通じて「世界の真の王はだれで しょか」がこの福音書は問うているのです。

 新型コロナウィルスが一日も早く収束しますように・・・

今週も主にあり、素晴らしい日をお過ごしください。

テケテケ
※要約はメッセンジャーの説教メモを記しています。
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