倉敷ホーリネスチャーチ

聖書のみ言葉、キリスト教のメッセージ、また旅情報など、テケテケが伝えしています(日本ホーリネス教団)。

【聖書】ヨハネの黙示録1章1~6節 【説教】「ヨハネの黙示録」 2021/10/31 倉敷ホーリネスチャーチ

2021年10月31日 | メッセージ
【聖書】ヨハネの黙示録1章1~6節
【説教】「ヨハネの黙示録」

3: この預言の言葉を朗読する者と、これを聞いて、その中に書かれていることを守る者たちとは、さいわいである。時が近づいているからである。

主の御名を讃美いたします。 
 ローマの 11 章でイスラエルの救いが預言的に語られています。「きょうだいたち、あなたがたにこの秘義をぜひ知ってお いてほしい。・・・イスラエルの一部がかたくなになったのは、 異邦人の満ちる時が来るまでのことであり、こうして全イスラ エルが救われることになるのです。」11 章25 節(共同訳)
「将来の全イスラエルの救いが約束されていますが、これが文字通り としたら、黙示録ではどのような位置づけがなされるのか?」 これが黙示録からの説教をはじめたいという最初の動機であったそうです。

 ヨハネの福音書は、「信じなさい」というメッセージと言えます。黙示録は「準備しなさい」というものと言えるでしょう。今、 コロナとの戦いをしている中で、「わたしたちがどこに向かっ て進んでいるのか」という問いかけをこの目録から学びたいと思います。

最後に、黙示録に書かれていることばから当時の初代教会 の戦いの有様を見てみたい。

 今日の中心聖句としたみ言葉は、「この預言の言葉を朗読 する者と、これを聞いて、その中に書かれていることを守る 者たちとは、さいわいである。時が近づいているからである。」 1 章3 節ですが、特に「朗読する」を特に取り上げたいと思います。

 この「朗読する」は原文の聖書では「再び、知る」という意 味のことばです。今の私たちも、礼拝や個人で聖書の約束 が「朗読」されることが、必要とされているのだと思います。

 コロナの陽性者は少なくなってきましたが、はまだ収束していません。どうぞ慎重な生活をお願いします。  今週も主にあり、素晴らしい日々をお過ごしください・・・  

テケテケ

※要約はメッセンジャーの説教メモを記しています。
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【聖書】ローマ人への手紙16章1~3節、25~27節 【説教】「パウロの最後のあいさつ」 2021/1024 倉敷ホーリネスチャーチ

2021年10月24日 | メッセージ
【聖書】ローマ人への手紙16章1~3節、25~27節
【説教】「パウロの最後のあいさつ」

27: すなわち、唯一の知恵深き神に、イエス・キリストにより、栄光が永遠より永遠にあるように、アァメン。

主の御名を讃美いたします。
 ハンカチ王子と言われ、プロ野球の日本ハムの入団して引退し た、斎藤佑樹投手の「最後のあいさつ」を読んで「名言」だと思いました。「斎藤は持っていると言われたこともありました。でも本 当に持っていたら、いい成績も残せたでしょうし、こんなにけ がもしなかったはずです。ファンの皆さんも含めて、僕が持っ ているのは最高の仲間です。皆さんと過ごした時間は僕の一生 の宝物です。長い間、本当にありがとうございます。きっとまた お会いしましょう。」と・・・

 ローマ書、最後のメッセージは「パウロの最後のあいさつ」です。ここで30 名くらいの人に「○○によろしく」と書かれています。名前がただ並んでいるように思えますが、ここに当時の教 会の様子、持っていた素晴らしいものがわかります。

 まず女性の活躍です。この手紙をローマの教会に届ける「フ ィベ」は教会の執事(今の役員のよう)でありました。また3節には、 伝道者パウロの片腕となった同労者夫婦を紹介するときに、妻の 名前「プリスカ」で始まっています。13 節には「ルポスによろしく」 とありますが、「彼の母は私の母でもある」とまるで家族のようにしている女性が出てきます。

 次に「家の教会」の存在です。プリスカとアクラ夫婦の家が 教会のように用いられています。

 もう一つ、これらの人々の中には当時として身分の高い者も 、奴隷であった人も区別なく「よろしく」となっていることです。(11 節のヘロデオンはヘロデ王家の一族だと言われています。)

 そうして何よりも、この挨拶また手紙が、神への「頌栄」で終 わっていることが大切です。

 唯一の知恵深き神に、イエス・キリストにより、 栄光が永遠より永遠にあるように、アァメン。16 章27 節 私たちの毎日も、生涯の最後も頌栄で終わりたいと思います。

 コロナの陽性者は少なくなってきましたが、はまだ収束していません。どうぞ慎重な生活をお願いします。  今週も主にあり、素晴らしい日々をお過ごしください・・・  

テケテケ

※要約はメッセンジャーの説教メモを記しています。
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【聖書】ローマ人への手紙15章7~13節 【説教】「望みの神」 2021/10/17 倉敷ホーリネスチャーチ

2021年10月17日 | メッセージ
【聖書】ローマ人への手紙15章7~13節
【説教】「望みの神」

13: どうか、望みの神が、信仰から来るあらゆる喜びと平安とを、あなたがたに満たし、聖霊の力によって、あなたがたを、望みにあふれさせて下さるように。

主の御名を讃美いたします。
 ローマ人への手紙からのメッセージは次回が最終回の予定で、本日はクリスチャン生活での最後の勧めです。

 中心聖句として「どうか、望みの神が、信仰から来るあらゆる喜びと平安とを、あなたがたに満たし、聖霊の力によって、あなたがたを、望みにあふれさせて下さるように。」15章13節 としたいと思います。口語訳聖書で「望みの神」を検索すると、ここだけがヒットするようです。

 ここで思い起こすのは、ローマ書の5章5節に出てくる「望み」です。 「そして、希望は失望に終ることはない。なぜなら、わたしたちに賜わっている聖霊によって、神の愛がわたしたちの心に注がれているからである」 これは、倉敷教会の主任牧師、小林光生・和子先生の結婚指輪に刻んだ聖句だそうです。この希望は、「神の栄光にあずかる」5章2節 というものであり、6章からの「きよめ」への望みと約束つながっていくのです。

 パウロの希望とはどんなものであったのでしょうか。15章で出てくるのは、「異邦人が、主の民と共に喜ぶ」ことである。(10節)  異邦人伝道のために働くパウロにユダヤ人の反対運動がありつつ(31節)この望みに生き続けたのです。

 ここで大切なことは、この希望は自分の願望というものでなく、「神の約束」にたったもので、聖霊によって神の愛がそそがれ続けられていくことを通じて実現されるということなのです。

 パウロは、エルサレムを訪れたあとでローマに福音を分かち合うためにいき、またイスパニヤ(スペインで当時の地の果て)にもローマのキリスト者に送りだされて行きたいという「希望」をもっていたのです。私たちも「望みの神」が望みにあふれさせてくださるように祈りたいですね。

 コロナの陽性者は少なくなってきましたが、はまだ収束していません。どうぞ慎重な生活をお願いします。  今週も主にあり、素晴らしい日々をお過ごしください・・・  

テケテケ

※要約はメッセンジャーの説教メモを記しています。
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【聖書】ローマ人への手紙13章11~14、14章7~8節 【説教】「主のために生き、主のために死ぬ」 2021/10/10 倉敷ホーリネスチャーチ

2021年10月10日 | メッセージ
【聖書】ローマ人への手紙13章11~14、14章7~8節
【説教】「主のために生き、主のために死ぬ」

8: わたしたちは、生きるのも主のために生き、死ぬのも主のために死ぬ。だから、生きるにしても死ぬにしても、わたしたちは主のものなのである。

主の御名を讃美いたします。
 ローマ書12 章からは、クリスチャン生活があり方が問われています。
今日は、「今おかれている時がどのようなものであるか」という問い に対して、パウロは次のように述べています。

「夜はふけ、日が近づいている。それだから、わたしたちは、 やみのわざを捨てて、光の武具を着けようではないか。」 ローマ13 章12 節

10 月に入り夕暮れが急に訪れるようになりました。岡山県北で車 を運転していましたら「宵の明星」がはっきりと見えました。ここでは 「明けの明星」が見えるような時を思い出すと良いでしょう。

イエス・キリストがもう一度、救いの完成のために来られる (再臨)の時がやみの世界から光の世界に変わる時として書か れています。やみの世界と表現できる中で苦しんでいる私たち は、このやみと自分で戦うのではありません。光であるイエス・キリ ストをお迎えして、イエス様にお会いする準備が必要なのです る。

もう一つ今の私たちの生活で勧められていることがあります。 「 わたしたちは、生きるのも主のために生き、死ぬのも主のた めに死ぬ。だから、生きるにしても死ぬにしても、わたしたち は主のものなのである。」?章8 節

わたしたちは、誰のために生きているのでしょうか。家族のためか、 地域や国のためか。それぞれ大切なものであり、誰かのために 生かされていくことが祝福です。パウロは、ローマの教会で 起きていた問題が「自分のために生きている」ためであり、他 者のため、主イエスのために生きることを勧めているのです。

また「死」がそのつながりを断ち切ってしまうのです。主 イエスは「死」の隔てを打ち破ってくださったお方であること が宣言されています。

コロナの陽性者は少なくなってきましたが、はまだ収束していません。どうぞ慎重な生活をお願いします。  今週も主にあり、素晴らしい日々をお過ごしください・・・  

テケテケ

※要約はメッセンジャーの説教メモを記しています。
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【聖書】ローマ人への手紙13章1~5 【説教】「上に立つ権威」 2021/10/3 倉敷ホーリネスチャーチ

2021年10月03日 | メッセージ
【聖書】ローマ人への手紙13章1~5
【説教】「上に立つ権威」

1: すべての人は、上に立つ権威に従うべきである。なぜなら、神によらない権威はなく、おおよそ存在している権威は、すべて神によって立てられたものだからである。

主の御名を讃美いたします。
 すべての人は、上に立つ権威に従うべきである。なぜな ら、神によらない権威はなく、おおよそ存在している権威 は、すべて神によって立てられたものだからである。ロー マ人への手紙13 章1 節

 これを、今日の中心聖句としたいと思います。ここでの権威とは パウロがおかれたローマ帝国での政治を含めて上に立つ ものに従うことを教えています。  この聖書の箇所が政治的に誤って使われた歴史があります。そ れは、ナチス・ドイツがユダヤ人殺害などの時も「俺たちの 言うことを聞け、聖書にも上に立つ権威に従えとあるじゃあないか」というような間違った考えを押し付けたのです。

 このところを解釈するカギのことばとして、今回4 節に注 目してみます。「権力は、あなたに善を行わせるために、 神に仕える者なのです。」(共同訳)とあります。「神に仕える者」は直訳すると「神の奉仕者」であり、口語訳では 神の僕(しもべ)であると宣言しています。

 パウロが置かれた時代は、キリストを信じる者への反対運 動が盛んなときに、「権力は神に仕える者だ」ということは楽観的すぎやしないとも思えものであり、驚かされます。

 キリスト者であった内村鑑三は、教師時代に教育勅語に対 する拝礼が不十分だという「不敬事件」で訴えられました。その 後に「後世への最大遺物」という主題で講演しました。「世の中 は悪魔ではなく、神が支配するものである。失望ではなく希望があるのが世の中である。悲しみではなく喜びに満ちた世 の中である。」全く暗い時にも神の恵みの支配を宣言し、 「勇ましくて高尚な人の一生」への希望を語ったのでした。

コロナの陽性者は少なくなってきましたが、はまだ収束していません。どうぞ慎重な生活をお願いします。

 今週も主にあり、素晴らしい日々をお過ごしください・・・  

テケテケ

※要約はメッセンジャーの説教メモを記しています。
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